【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!
古典派からロマン派への橋渡しとして、革新的な音楽を作りあげ後世に大きな影響を残した、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
彼の音楽は情熱的でありながら美しい旋律も多く、物事を突き詰めていくような本質的な深さも感じられます。
『運命』や『エリーゼのために』など、誰もが一度は聴いたことがある名曲も多く存在しますね。
本記事では、そんなベートーヴェンの名曲、代表曲をピックアップしました。
偉大な音楽家の一人によるベートーヴェンの音楽に、ぜひ浸ってみてはいかがでしょうか?
【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(41〜60)
ピアノソナタ第12番 変イ長調 作品26Ludwig van Beethoven

ピアノソナタ第12番は、「葬送」の通称で親しまれています。
第3楽章は管弦楽や吹奏楽などに編曲されており、要人の葬儀で演奏される機会も多々あります。
尊敬の感じられる、美しいメローディーは、人々を共感させるものがあります。
ピアノソナタ第25番 ト長調 作品79Ludwig van Beethoven

メロディーのモチーフがかっこうの鳴き声に似ていることから「かっこう」と呼ばれることもある曲です。
愛らしく軽快で、親しみやすい曲となっています。
ベートーヴェンのピアノソナタとしては短く小品で、難易度も低い作品です。
交響曲第10番のための断片「アンダンテ」Ludwig van Beethoven

交響曲第10番といえば、それは多くの中高年には「未完成交響曲」として学校などで習ってきたもの。
それをベートーベン研究家のバリークーパー博士が、その断片(スケッチ)を補完して1988年にリリースに至ったことで、世界が熱狂しました。
そのときのバリークーパー博士の断片をふくめた「アンダンテ」をどうぞ。
新年おめでとう WoO 165Ludwig van Beethoven

新年を祝う心温まる旋律が印象的な、ベートーヴェンさんによる短いカノン作品。
わずか30秒ほどの演奏時間ですが、4声が次々と追いかけるように「新年おめでとう」という言葉を歌い上げる構成が、新年の喜びと希望を見事に表現しています。
1815年に完成したこの曲は、ベートーヴェンさんが友人への新年の挨拶として贈ったものだそうです。
カントゥス・ノヴス・ウィーンなどによる『カノンと音楽の冗談』というアルバムに収録されており、ベートーヴェンさんの知られざる一面を楽しめます。
新年を迎えるときや、大切な人に新年の挨拶をする際のBGMとしておすすめ。
ベートーヴェンさんの人間味溢れる魅力を感じられる一曲です。
ピアノソナタ第14番「月光ソナタ」Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンが1801年に作曲した、ピアノソナタの名曲。
彼のピアノの弟子であり、恋心を抱いた女性ジュリエッタ・グイチャルディに献呈されました。
身分の違いから恋愛を発展させることはできず、グイチャルディはほかの男性と結婚してベートーヴェンのもとを去っていきました。
叶わないとわかっている恋心と、月光に照らされた湖面を連想させる美しい旋律が、見事に融合していますね。
日本では現在でも映画やテレビでよく使用されています。
月の綺麗な夜に、静かに聴いていただきたい1曲です。