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【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!

古典派からロマン派への橋渡しとして、革新的な音楽を作りあげ後世に大きな影響を残した、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。

彼の音楽は情熱的でありながら美しい旋律も多く、物事を突き詰めていくような本質的な深さも感じられます。

『運命』や『エリーゼのために』など、誰もが一度は聴いたことがある名曲も多く存在しますね。

本記事では、そんなベートーヴェンの名曲、代表曲をピックアップしました。

偉大な音楽家の一人によるベートーヴェンの音楽に、ぜひ浸ってみてはいかがでしょうか?

【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(71〜75)

ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番 ヘ長調 Op.50Ludwig van Beethoven

ヴァイオリンの奏でる美しいメロディーと、管弦楽の優しく包み込むような旋律が印象的な、親しみやすい曲です。

まさに「ロマンス」というタイトルにぴったりの、愛溢れる優美な曲として、多くの人々に愛されています。

ヴァイオリンソナタ「春」第5番 ヘ長調 作品24Ludwig van Beethoven

Sayaka Shoji and Gianluca Cascioli play Beethoven : Violin Sonata No.5 in F major, Op.24 “Spring”
ヴァイオリンソナタ「春」第5番 ヘ長調 作品24Ludwig van Beethoven

4楽章からなるバイオリン協奏曲です。

タイトル通り、春が来る喜びを表したかのような、爽快感溢れる華やかな曲です。

とても優美であるため、よくBGMとしても使われています。

ピアノとの掛け合いも愛を奏でるようで美しいです。

歌劇「フィデリオ」Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンが完成させた唯一のオペラです。

主人公レオノーレが「フィデリオ」という名で男性に変装して監獄に潜入し、政治犯として拘留されている夫フロレスタンを救出する物語です。

歌い手泣かせの難曲としても有名です。

15の変奏曲とフーガLudwig van Beethoven

ベートーヴェン/エロイカの主題による変奏曲とフーガ 変ホ長調作品35/ブレンデル(1984 9 23)
15の変奏曲とフーガLudwig van Beethoven

エロイカ変奏曲とも呼ばれるこの曲は、交響曲第3番「英雄」の終楽章に使われる主題を用いていることで知られています。

愛らしく親しみやすいテーマを、様々なアプローチから変奏曲として楽しませてくれる、何度聴いても飽きない曲です。

Auld Lang SyneLudwig van Beethoven

Beethoven ‐ Twelve Scottish Folksongs, WoO 156, No 11, “Auld Lang Syne”
Auld Lang SyneLudwig van Beethoven

ほたるのひかり(蛍の光)といえば、有名なスコットランド民謡ですが、実は、あのベートーベンが、歌唱つき楽曲にアレンジしているのはあまりに有名な隠れ名曲話。

もし、まだ聴いたことがない方は、ぜひ1度。

日本の閉店音楽で有名なあの曲も、ベートーベンだと勇ましく鳴り響いています。

【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(76〜80)

Beethoven, String Quartet No 14, Budapest Quartet 1961 ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第14番Ludwig van Beethoven

Beethoven, String Quartet No 14, Budapest Quartet 1961 ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第14番 ブダペスト弦楽四重奏団
Beethoven, String Quartet No 14, Budapest Quartet 1961 ベートーヴェン 弦楽四重奏曲 第14番Ludwig van Beethoven

ベートーベンの初期の名曲として有名なのが、この弦楽四重奏曲。

非常に繊細で、まだベートーベン楽曲の王道部分として知られる、朗々と歌い上げるような部分はここには見られないながら、遠くから秋の気配が徐々に流れてくるような、それでいて明るい美しい風景を思わせるようなベートーベンらしさ部分は感じられる作品。

Der glorreiche Augenblick カンタータ「栄光の瞬間」 Op. 136Ludwig van Beethoven

かくれ名曲としてはむしろ非常に良く知られている1曲「栄光の瞬間」ですが、つくられた背景はあまり日本人には知られていないようです。

1814年ナポレオン戦争でオーストリアが勝利したことで開かれたウィーン会議で、ヨーロッパ諸国の代表団が参集。

その時ベートーヴェンが、祖国オーストリアの勝利を祝福して「この会議のために作曲」したのがカンタータ「栄光の瞬間」作品136です。

実は、政治色が強い作品ですが、声楽と管弦楽の融合を図っている、ベートーベン作品中では、非常に大切な曲。

この曲がなければ第九が生まれなかったとも言われています。