【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!
古典派からロマン派への橋渡しとして、革新的な音楽を作りあげ後世に大きな影響を残した、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
彼の音楽は情熱的でありながら美しい旋律も多く、物事を突き詰めていくような本質的な深さも感じられます。
『運命』や『エリーゼのために』など、誰もが一度は聴いたことがある名曲も多く存在しますね。
本記事では、そんなベートーヴェンの名曲、代表曲をピックアップしました。
偉大な音楽家の一人によるベートーヴェンの音楽に、ぜひ浸ってみてはいかがでしょうか?
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【ベートーヴェン】名曲、代表曲をピックアップ!(51〜60)
新年おめでとう WoO 165Ludwig van Beethoven

新年を祝う心温まる旋律が印象的な、ベートーヴェンさんによる短いカノン作品。
わずか30秒ほどの演奏時間ですが、4声が次々と追いかけるように「新年おめでとう」という言葉を歌い上げる構成が、新年の喜びと希望を見事に表現しています。
1815年に完成したこの曲は、ベートーヴェンさんが友人への新年の挨拶として贈ったものだそうです。
カントゥス・ノヴス・ウィーンなどによる『カノンと音楽の冗談』というアルバムに収録されており、ベートーヴェンさんの知られざる一面を楽しめます。
新年を迎えるときや、大切な人に新年の挨拶をする際のBGMとしておすすめ。
ベートーヴェンさんの人間味溢れる魅力を感じられる一曲です。
月光Ludwig van Beethoven

ドビュッシーの「月光」とは違った印象になっています。
こちらは月が煌々としているというより、雲のあいだから出てくる月が、徐々にその光を放ち始めるといった印象が近いかもしれません。
細かな描写がベートーベンらしいなと思います。
「ミサ・ソレムニス」(荘厳ミサ)ニ長調 作品123Ludwig van Beethoven

完成まで5年もかかった、晩年の大曲として知られています。
現在は、主に教会でなく演奏会で演奏されており、ミサの式典ではごく稀にオーストリアなどで演奏される程度です。
神聖な気分になる、心洗われる楽曲です。
ヴァイオリンと管弦楽のためのロマンス第2番 ヘ長調 Op.50Ludwig van Beethoven

ヴァイオリンの奏でる美しいメロディーと、管弦楽の優しく包み込むような旋律が印象的な、親しみやすい曲です。
まさに「ロマンス」というタイトルにぴったりの、愛溢れる優美な曲として、多くの人々に愛されています。
ピアノソナタ第1番 作品2-1 第4楽章Ludwig van Beethoven

力強く情熱的な演奏が魅力の一曲です。
2分の2拍子のプレスティッシモ(非常に速く)で書かれ、三連音符の分散和音と和音の刻みが織りなす躍動感があふれる展開が聴く人の心をつかみます。
ピアノとフォルテの強弱の対比が効果的に使われ、オクターヴの順次下降が印象的な副次主題も、会場全体を引き込む魅力に満ちています。
ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェンは1796年にウィーンのArtaria社からこの作品を出版し、師であるフランツ・ヨーゼフ・ハイドンに献呈しました。
テクニックに自信のある方にぴったりの、聴衆を魅了できる演奏会向けのレパートリーとしておすすめです。
15の変奏曲とフーガLudwig van Beethoven

エロイカ変奏曲とも呼ばれるこの曲は、交響曲第3番「英雄」の終楽章に使われる主題を用いていることで知られています。
愛らしく親しみやすいテーマを、様々なアプローチから変奏曲として楽しませてくれる、何度聴いても飽きない曲です。
WoO 9 and WoO 42, Hess 33Ludwig van Beethoven

こちらは弦楽四重奏曲の初期作品としては、マニアには良く知られているメヌエット 変イ長調 WoO 209、Hess33と、6つのドイツ舞曲(アルマンド)WoO 42の、1790年と1796年作品を演奏したもの。
やはり天才とは、若いころからまったく異なる趣があるものです。
朗々としたという感じはないものの、すでに素早いパッセージのなかに、ベートーベンらしさをのぞかせてくれています。
“Es ist vollbracht”, WoO 97∶ Final number from “The Triumphal Arches” トライチュケのジングシュピール『凱旋門』への終曲「成就せり」Ludwig van Beethoven

非常に演じられる機会が少ない作品。
トライチュケのジングシュピール「凱旋門」への終曲「成就せり」もなかなか荘厳な合唱部分がベートーベンらしさを感じさせる1曲。
やはりこういった雄々しい、そして明るく元気にさせてくれる、祝祭イメージがぴったりの作曲家ですね。
Der glorreiche Augenblick カンタータ「栄光の瞬間」 Op. 136Ludwig van Beethoven

かくれ名曲としてはむしろ非常に良く知られている1曲「栄光の瞬間」ですが、つくられた背景はあまり日本人には知られていないようです。
1814年ナポレオン戦争でオーストリアが勝利したことで開かれたウィーン会議で、ヨーロッパ諸国の代表団が参集。
その時ベートーヴェンが、祖国オーストリアの勝利を祝福して「この会議のために作曲」したのがカンタータ「栄光の瞬間」作品136です。
実は、政治色が強い作品ですが、声楽と管弦楽の融合を図っている、ベートーベン作品中では、非常に大切な曲。
この曲がなければ第九が生まれなかったとも言われています。
ヴァイオリンソナタ 第5番 ヘ長調 Op.24 第1楽章Ludwig van Beethoven

ベートーヴェンが1801年に作曲した『ヴァイオリンソナタ第5番ヘ長調Op.24』は、「春」という愛称で親しまれている作品です。
音楽の道を志す若者たちを描いたドラマ『のだめカンタービレ』の演奏シーンで流れた作品として、記憶している方も多いかもしれませんね。
特にうららかな春を思わせる旋律が美しい第1楽章は、ピアノの音色との相性が良く、ピアノで演奏することで楽曲の優雅さが際立ちます。
オリジナルのバイオリン版にはない、ピアノ特有の響きと豊かな音色の世界観を十分に楽しめるでしょう。


