かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽
かっこいいクラシックの名曲を一挙紹介!
めちゃくちゃかっこいい定番の曲から、ちょっぴりマイナーでおしゃれな曲まで、幅広くピックアップしています!
古典から近年の曲でピアノソロだけではなく、大人数で演奏するオーケストラの名曲も紹介。
まるで映画音楽やRPGゲームの戦闘シーン、プログレッシブ・ロックのような前衛的なものまで聞きごたえがあって演奏姿までもかっこよく見えるクラシックの名曲を選んでみました!
ぜひ最後までご覧ください!
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かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(11〜20)
サクソフォン協奏曲「サイバーバード」 op.59 (1994) I- 彩の鳥吉松隆

日本を代表する現代作曲家の一人、吉松隆さんが1994年に生み出したこの協奏曲は、サイバー空間を飛ぶ鳥をイメージした斬新な作品です。
アルト・サクソフォンとオーケストラの共演が魅力的で、3つの楽章それぞれに鮮やかな色彩、深い悲しみ、風に乗る軽やかさが表現されています。
本作は連日徹夜で看病をしながら病室で作曲を進めていた吉松さんに「生まれ変わったら鳥になりたい」と言い亡くなった妹に関する個人的な経験も反映されており、生命の儚さや感情の機微が織り込まれています。
クラシック音楽に新しい息吹を求める方や、ジャズやプログレッシブ・ロックのファンにもおすすめの一曲です。
8つの演奏会用の練習曲より「前奏曲」Nikolai Kapustin

20世紀後半から21世紀初頭にかけて活躍したニコライ・カプースチンさんは、クラシックとジャズを融合させた独自のスタイルで知られる作曲家です。
1937年生まれのカプースチンさんは、モスクワ音楽院で学び、その後ジャズピアニストとしてキャリアをスタートさせました。
本作は、ラテン音楽の影響を受けたリズミカルな曲調が特徴で、ピアノの両手で繰り広げられる目まぐるしい16分音符のパッセージが印象的です。
クラシックの厳格な構造の中にジャズの即興性を取り入れた本作は、エネルギッシュで躍動感があふれる音楽を求める方におすすめです。
ラプソディー・イン・ブルーGeorge Gershwin

ジャズとクラシックを融合した「シンフォニック・ジャズ」として高く評価されており、ガーシュウィンの名を一躍世界に広めることとなりました。
ボストンへ向かう汽車のなかで、鉄道のリズムからこのラプソディの着想が突然ひらめいたというこの曲は、まさに蒸気機関車が今にも発車しそうな様子や、徐々に加速し進んでいく様子がイメージされますよね。
オーケストラの軽快なジャズ風のリズム、管楽器のさまざまな奏法による多彩な音色、そしてピアノの即興に近いカデンツァなど、聴きどころ満載な曲です!
交響曲第5番Pyotr Tchaikovsky

ロシアの有名な作曲家チャイコフスキーが1888年に作った交響曲で彼の後期の三大交響曲の一つと言われています。
彼の円熟期に作られたこちらの曲は運命を主題にしているといわれ、動画の第4章は運命に対する勝利が描かれています。
堂々とした存在感のある曲ですよね。
作曲者やその時代など背景を知って聴くと、クラシックはまた違った魅力をみつけられるのではないでしょうか。
また気に入った曲と同じ作者の曲を聴いたり同じ演奏家の曲を聴いてみるのもおススメです。
ミュージカル「ウエスト・サイド・ストーリー」より「マンボ」Leonard Bernstein

20世紀アメリカを代表する音楽家、レナード・バーンスタインさんによる傑作です。
1957年に初演されたミュージカル『ウエスト・サイド・ストーリー』から、ダンスナンバーとして有名な本作は、ラテン音楽とジャズの融合が魅力的であり、トリトーンという音程を巧みに使い、作品の葛藤や緊張感を表現しています。
若者たちのエネルギーと社会的な対立を象徴する曲で、ダイナミックな音楽性が印象的。
クラシックファンだけでなく、ミュージカルや映画音楽に興味がある方にもおすすめです。
組曲「仮面舞踏会」より「ワルツ」Aram Khachaturian

ロシアの文豪ミハイル・レールモントフの戯曲『仮面舞踏会』に基づく劇音楽。
初演された後に、ハチャトゥリアン自身の手によってワルツ、ノクターン、マズルカ、ロマンス、ギャロップの5曲からなるオーケストラ向けの組曲となりました。
『仮面舞踏会』は、帝政ロシア末期のころの貴族社会を舞台に、仮面舞踏会に参加したことで起こった夫婦間の事件を描いた物語です。
この曲は、主人公の妻であるニーナが生前最後に踊ったワルツの曲です。
仮面舞踏会の華やかさと怪しげな雰囲気がよく感じ取れる1曲です。
かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(21〜30)
バレエ音楽「ガイーヌ」より「剣の舞」Khachaturian

20世紀を代表する作曲家の一人、アラム・ハチャトゥリアンさんが生み出した名曲です。
アルメニアの民族音楽を取り入れた華麗な旋律と、エネルギッシュなリズムが特徴的で、聴く人を魅了します。
本作は、1942年に完成したバレエ「ガイーヌ」の一部として誕生しました。
当時の社会背景を反映しつつ、普遍的な魅力を持つ楽曲に仕上がっています。
1948年には、アメリカでジュークボックスヒットを記録。
クラシック音楽になじみのない方でも、その迫力がある演奏へ引き込まれることに間違いありません。






