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かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

かっこいいクラシックの名曲を一挙紹介!

めちゃくちゃかっこいい定番の曲から、ちょっぴりマイナーでおしゃれな曲まで、幅広くピックアップしています!

古典から近年の曲でピアノソロだけではなく、大人数で演奏するオーケストラの名曲も紹介。

まるで映画音楽やRPGゲームの戦闘シーン、プログレッシブ・ロックのような前衛的なものまで聞きごたえがあって演奏姿までもかっこよく見えるクラシックの名曲を選んでみました!

ぜひ最後までご覧ください!

かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(21〜30)

ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 第1楽章Pyotr Tchaikovsky

Nobuyuki Tsujii 辻井伸行 チャイコフスキー ピアノ協奏曲 第1番 変ロ短調 Op. 23 第一楽章 Tchaikovsky Piano Concerto No1-1
ピアノ協奏曲第1番変ロ短調 第1楽章Pyotr Tchaikovsky

20世紀のロシアを代表する作曲家であるチャイコフスキー。

この曲は、全体に協奏曲の伝統的な形式にとらわれず自由な形で作曲されています。

ピアノが鐘のように重い和音を弾き鳴らすことで雄大に始まります。

その後のおどけたようなリズムの旋律は、ウクライナで耳にした民謡からとられたといわれています。

途中で情緒的な旋律にガラッと雰囲気が変わり、その後ピアノと管弦楽が対話しながら力強いエネルギーを持って進んでいきます。

繊細な表情に富んだ雄大なカデンツァにも注目です!

ピアノ協奏曲ヘ長調George Gershwin

George Gershwin Piano Concerto in F major Wang Yuja – HD
ピアノ協奏曲ヘ長調George Gershwin

『ラプソディ・イン・ブルー』などジャズとクラシックを融合し、華やかなアメリカン・ミュージックを展開した20世紀の最も偉大なアメリカの作曲家であるガーシュウィン。

この曲は、伝統的な協奏曲の書法に基づきながらも、ガーシュインらしいジャズ風の曲調が盛り込まれた1曲です。

当時の大衆的なダンス音楽であるチャールストンの影響が感じられる第1楽章、ブルース風に構成された第2楽章、脈打つような精力的なフィナーレである第3楽章の全3楽章から構成されています。

かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(31〜40)

ピアノソナタ第17番「テンペスト」Ludwig van Beethoven

Beethoven | Piano Sonata No. 17 in D minor, “The Tempest” | Daniel Barenboim
ピアノソナタ第17番「テンペスト」Ludwig van Beethoven

「テンペスト」の名で知られていますが、この通称は弟子のシンドラーがこの曲の解釈を尋ねた時、ベートーヴェンが「シェイクスピアの『テンペスト』を読め」と答えたこと由来しているそうです。

テンポや強弱の急激な変化や朗詠調のレチタティーヴォなど、まるで朗読を聞いているような大胆な楽想が特徴的な第1楽章。

叙情的で穏やかなアダージョである第2楽章。

騎馬の足音から思いついたと言われる、持続的な16分音符が内なる情熱をはらみながら全編を疾走する第3楽章。

重々しくもドラマチックで、旋律が美しい魅力的な1曲です。

ピアノ協奏曲イ短調Edvard Grieg

ピアノ協奏曲 イ短調 作品16 /  E.H.グリーグ
ピアノ協奏曲イ短調Edvard Grieg

北欧の自然と民族性を音楽で表現した傑作が誕生しました。

ノルウェーが誇る作曲家エドヴァルド・グリーグが25歳の時に完成させた本作は、ロマン派音楽の特徴を色濃く反映しています。

力強い打鍵から始まる第1楽章、詩的な美しさの第2楽章、民謡の影響を受けた華やかな第3楽章で構成され、フィヨルドの荒々しい自然を思わせる旋律が印象的です。

1868年4月3日にコペンハーゲンで初演されて以来、世界中で愛され続けている名曲です。

壮大な自然や民族の魂を感じたい方におすすめの一曲です。

交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」第1楽章Anton Bruckner

ブルックナー 交響曲第4番《ロマンティック》 第1楽章 ヴァント NDR
交響曲第4番変ホ長調「ロマンティック」第1楽章Anton Bruckner

19世紀に活躍したオーストリアの作曲家、オルガニストであるブルックナー。

彼は絶えず自分の交響曲に手を加えていたため、ほとんどの交響曲には彼自身の手による稿が2つ以上存在します。

「ロマンティック」という標題を持つこの曲の第1楽章は、薄暗い森の中から朝を告げるようにホルンが美しく鳴り響く情緒があふれる音楽です。

小鳥の鳴く声を模した音形が何度も出でくる第2楽章、「狩りのスケルツォ」としても有名な第3楽章も合わせて聴いてみてください!

ハンガリー舞曲5番Johannes Brahms

ブラームス ハンガリー舞曲第五番
ハンガリー舞曲5番Johannes Brahms

ヨハネス・ブラームスがドイツの演奏旅行で各地を回っているときにジプシー音楽に魅力を感じ、基づいて編曲した舞曲集です。

ジプシーの民族音楽を大切にしたいと思ったブラームスが採譜してまとめたもので、彼自身の作曲ではないため、彼の曲とちょっと色合いが違うと思う方も多いかもしれません。

その中でもこの第5番は特に有名です。

CMなどにも何度も登場しているのでクラシックファンでなくても聴いたことがある方が多いのではないでしょうか。

歌劇「イーゴリ公」より韃靼人の踊りAlexander Porfiryevich Borodin

ボロディン オペラ「イーゴリ公」より「韃靼人の踊り」
歌劇「イーゴリ公」より韃靼人の踊りAlexander Porfiryevich Borodin

ロシアの作曲家アレクサンドル・ボロディンの最も有名で、人気のある曲のひとつです。

オペラ『イーゴリ公』の第2幕、ポーロヴェツの陣営で主人公イーゴリ公の気晴らしにと設けられた宴の余興として、歌や踊りが華やかに繰り広げられる場面で流れます。

オーケストラのコンサートなどでも、オペラから独立してこの曲のみで演奏されることもあります。