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かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

かっこいいクラシックの名曲を一挙紹介!

めちゃくちゃかっこいい定番の曲から、ちょっぴりマイナーでおしゃれな曲まで、幅広くピックアップしています!

古典から近年の曲でピアノソロだけではなく、大人数で演奏するオーケストラの名曲も紹介。

まるで映画音楽やRPGゲームの戦闘シーン、プログレッシブ・ロックのような前衛的なものまで聞きごたえがあって演奏姿までもかっこよく見えるクラシックの名曲を選んでみました!

ぜひ最後までご覧ください!

かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(31〜40)

交響曲第8番ハ短調Dmitri Shostakovich

交響曲や弦楽四重奏曲で有名なドミートリイ・ショスタコーヴィチさんは、20世紀のソビエト連邦時代に活躍した作曲家です。

『交響曲第8番ハ短調』は戦争中に作曲され、彼は戦後の希望を描こうとしましたが、悲惨な報道やニュースなどに触れたことも影響して作品に悲劇的性格が生まれました。

作品にはバッハや後期のベートーヴェンの影響を受けており、複数の楽器の音色を重ねるのではなく原色配置が意識されています。

木管楽器と金管楽器の織りなす音色は哀愁が感じられ、力強くかっこいいですよ!

社会主義時代の戦争や革命をテーマにした作品が目立ちますが、ジャズの組曲や交響曲第9番など、幅広いジャンルで人々を魅了していた彼の楽曲を、ぜひ一度聴いてみてください!

交響組曲「シェエラザード」Nikolai Rimsky-Korsakov

Rimsky-Korsakov: Scheherazade op.35 – Leif Segerstam – Sinfónica de Galicia
交響組曲「シェエラザード」Nikolai Rimsky-Korsakov

曲のタイトルである「シェエラザード」は、アラビア文学を代表する説話文学『アラビアン・ナイト』に出てくるヒロインの女性の名前。

文字通り、「1001夜」に渡って語り続けられることになる物語の「枕」となるのがこのシェエラザードのお話です。

この曲はシェエラザードが語った物語のストーリーを忠実に追ったものではありませんが、聞き手の方に「世にも不思議な物語」といったイメージを鮮やかに感じさせてくれます。

エル・カミーノ・レアルAlfred Reed

アメリカの吹奏楽界で多大な功績を残したアルフレッド・リードさんによる、スペインの情熱がほとばしるラテン幻想曲です。

この楽曲は、伝統的な舞曲の旋律と和声を用いて「真のスペイン音楽」を再構築しようとしたリードさんの意欲作で、吹奏楽コンクールの自由曲としてあまりにも有名です。

カスタネットが刻む快活なリズムで始まるホタのパートから、変拍子を駆使した独創的で美しいファンダンゴ風の中間部へ、そして再びクライマックスへと駆け上がる展開は圧巻の一言。

1985年4月に初演された本作は、そのドラマチックさで演奏者も聴衆も一気に惹きつけます。

演奏会のプログラムを華やかに彩り、会場を熱狂させたい時に最高の選択となるでしょう。

バレエ組曲「火の鳥」より終曲Igor Stravinsky

ストラヴィンスキー作の「火の鳥」は、ロシア民話に基づいて作られた1幕2場のバレエ音楽です。

初演は1910年、パリ、オペラ座で執り行われました。

手塚治虫氏はバレエ「火の鳥」を見たのがきっかけで、後にあの名作「火の鳥」を描くことになったそうです。

歌劇「ルスランとリュドミラ」より序曲Mikhail Glinka

物語の幕開けを感じさせる『歌劇「ルスランとリュドミラ」より序曲』は、朝の目覚めや勢いよく走り出したい時にぴったりの楽曲です。

作者のミハイル・グリンカさんはロシア出身で、管弦楽曲を得意としており、軽快な表現が魅力的な方です。

『ルスランとリュドミラ』は全5幕からなるオペラ作品で、リュドミラ姫と騎士ルスランが結ばれるまでを描く物語も魅力的です。

近年のゲーム音楽が好きな方や、明るい気分で運動したいという方に一度聴いていただきたい楽曲です!

かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(41〜50)

「レクイエム」より第3曲「怒りの日」Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトの名曲『怒りの日』。

怒りの日とは終末思想の1つで、こちらのモーツァルトの作品以外にも、ジュゼッペ・ヴェルディも創作しています。

そんなこの楽曲の見どころは多く、絶望を感じさせるインパクトの強いコーラス。

弦楽器と激しい打楽器が入り乱れるなか、男女混声のハーモニーが終末を表現する見事な構成に仕上げられています。

全編を通して聴くと、よりこの曲のインパクトを感じられるでしょう。

フィンランディア作品26Jean Sibelius

交響詩「フィンランディア」  作曲 シベリウス
フィンランディア作品26Jean Sibelius

フィンランドの作曲家ジャン・シベリウスによって作曲された交響詩で、かれの交響詩の中で最も知られている曲ではないでしょうか。

フィンランドが帝政ロシアの圧政に苦しめられていた1899年に作られたもので、フィンランドへの愛国心をあおるとして帝政ロシア政府が演奏禁止にしたそうです。

その堂々とした力強い交響詩はたしかにたくさんのフィンランドの人に勇気を与えたかもしれません。

合唱もついていて、熱い思いがたぎりそうな名曲です。