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かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽

かっこいいクラシックの名曲を一挙紹介!

めちゃくちゃかっこいい定番の曲から、ちょっぴりマイナーでおしゃれな曲まで、幅広くピックアップしています!

古典から近年の曲でピアノソロだけではなく、大人数で演奏するオーケストラの名曲も紹介。

まるで映画音楽やRPGゲームの戦闘シーン、プログレッシブ・ロックのような前衛的なものまで聞きごたえがあって演奏姿までもかっこよく見えるクラシックの名曲を選んでみました!

ぜひ最後までご覧ください!

かっこいいクラシックの名曲。おすすめのクラシック音楽(21〜30)

アトム・ハーツ・クラブ組曲 第1番吉松隆

吉松 隆 / アトム・ハーツ・クラブ組曲 第1番 T.Yoshimatsu / Atom Hearts Club Suite I
アトム・ハーツ・クラブ組曲 第1番吉松隆

1997年に作曲された弦楽四重奏のための作品が、ここに登場します。

吉松隆さんが手掛けた本作は、プログレッシブ・ロックにインスパイアされた4楽章構成の斬新な試みがある曲です。

ビートルズやエマーソン・レイク&パーマーを意識した曲調は、エネルギッシュでかつ多彩であり、2000年には弦楽オーケストラ用に編曲され、より壮大な響きを獲得しました。

クラシックの伝統とロックのダイナミズムが融合した本作は、ジャンルの垣根を超えた音楽を求める方におすすめです。

新しい音楽体験をお探しの方、ぜひ耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

交響詩「ツァラトストラはかく語りき」より導入部Richard Strauss

テレビ番組やCMでよく耳にするフレーズですよね。

この曲は、1900年前後のドイツの作曲家の中でも最も有名なリヒャルト・シュトラウスによって書かれました。

彼は交響詩とオペラの分野でよく知られており、その中でも交響詩の標題には「哲学的」と呼び得るもので、一般的な理念や情動の領域に属しているものがあることで知られています。

この曲は哲学者で詩人のニーチェの有名な散文詩を音楽で注釈したものです。

この導入部では、ある朝ツァラトゥストラがあかつきとともに起き、太陽を迎えて立ち太陽に感謝を語りかける場面を表現しています。

交響曲第5番「運命」Ludwig van Beethoven

◆ベートーヴェン 交響曲 第5番 【運命】 カラヤン指揮 ベルリンフィル◆ Beethoven Symphony No.5 Karajan BPO 1981 in Japan◆
交響曲第5番「運命」Ludwig van Beethoven

冒頭の「運命動機」があまりにも有名なベートーヴェンの『運命』。

この「運命」という曲名はベートーヴェン自身がつけたものではなく、この主題について彼が「運命は、こう扉をたたく」と語ったと、弟子のシンドラーが伝えたことによって呼ばれるようになりました。

「運命動機」が何度も繰り返され展開していくことで、全曲を通して強固に統一されています。

美しい変奏曲である第2楽章、低音からミステリアスに始まるスケルツォである第3楽章もぜひ聴いてみてください!

ピアノソナタ第23番「熱情」第3楽章Ludwig van Beethoven

Lang Lang plays Beethoven’s Sonata Appassionata Op. 57 No. 23 3rd Movement
ピアノソナタ第23番「熱情」第3楽章Ludwig van Beethoven

数ある彼のピアノ曲の中で、最も激しい曲の1つとされている『熱情』。

友人である宮殿の主ブルンスヴィク伯爵の妹、ヨゼフィーネにピアノを教えていたベートーヴェンは彼女に恋をしますが、平民と貴族という「身分の差」をこえられず、結局2人が結ばれることはありませんでした。

「熱情」は、そんなかなわぬ恋の苦しみの中で書かれたといいます。

大胆に目まぐるしく変わる強弱、旋律を打ち破るような強烈な和音の響きなどによって、ベートーヴェンの心に秘めた激しい思いが感じ取れます。

スペイン狂詩曲Franz Liszt

キーシン リスト スペイン狂詩曲 Liszt Rhapsodie Espagnole Evgeny Kissin
スペイン狂詩曲Franz Liszt

民謡などの土着の音楽を収集し、それらをもとに作曲していたリスト。

この曲は、テンポの遅い部分と速い部分の対比によって構成されています。

前半は「フォリア」というイベリア半島に起源を持つゆっくりとしたテンポの舞曲に基づいています。

短調で定型化したバスと和声進行をもとに変奏するという「フォリア」の演奏慣習に従って、変奏曲形式で作曲されています。

後半の「ホタ」は、スペインのアラゴン地方が起源の熱狂的な舞曲で、カスタネットを持って踊り飛び上がる動作に特徴があります。

それぞれの踊りをイメージしながら聴くと、より一層この作品を楽しめますよ。

ペルシャの市場にてAlbert Ketèlbey

ペルシャの市場にて – ケテルビー【名曲・クラシック音楽】
ペルシャの市場にてAlbert Ketèlbey

20世紀初頭の軽音楽界で名を馳せたイギリスの作曲家、アルバート・ケテルビーが1920年に発表した本作。

エキゾチックなペルシャの市場の情景を、オーケストラの豊かな音色で描き出しています。

キャラバンの到着や物乞い、王女、曲芸師、蛇使いなど、さまざまな要素が織り交ぜられた音楽は、聴く者を異国の雰囲気に引き込みます。

11歳でバーミンガムとミッドランド研究所音楽学校に入学したケテルビーの才能が、この6分間の旅に凝縮されています。

映画音楽のような壮大さと親しみやすさを兼ね備えた本作は、異文化に興味がある方や、音楽で旅をしたい方におすすめです。

交響詩「わが祖国」より「モルダウ」Friedrich Smetana

中学校や高校の音楽の教科書に載っているほど有名な曲です。

チェコの歴史、伝説を音でつづり、美しい自然を音楽で描いた6曲の交響詩が集まっている『わが祖国』。

その中の1曲である「モルダウ」とは、チェコを流れる川の事で、その美しい情景を音楽で描いています。

モルダウ川は文化や物資を運ぶ交流の道として、チェコの文化を育み、繁栄をもたらしてきました。

そんなチェコを象徴する川「モルダウ」のさまざまに変化する川の表情が、オーケストラの楽器を使って巧みに表現されています。