オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(181〜190)
クリスタル・ミラージュYasuha.

キラキラと輝く雪景色のような、幻想的な世界観が魅力の1曲です。
ボカロP、Yasuha.さんによる楽曲で、2025年のSNOW MIKUイベントのテーマソングとして発表されました。
初音ミクの透明感のある歌声に、シンセサイザーの煌びやかな音色とリズミカルなビートが寄り添います。
エレクトロニックとポップスを絶妙にミックスしたサウンドは、まるで氷の結晶が舞い散るような美しさ。
雪と氷の世界を描いた歌詞とともに、幻想的な冬の情景が広がっていくようです。
僕らはなんにも悪くない!宮守文学

キャッチーなメロディーと共感を呼ぶメッセージで魅了するポップチューンです。
宮守文学さんが手がけた本作は、ミクのキュートな歌声、軽快なサウンドが織りなす元気いっぱいのナンバーで、2025年3月に公開されました。
現代の若者たちが抱える悩みや心情を優しく包み込むような温かいメッセージが込められています。
少し落ち込んでしまったとき、明日への活力が欲しいとき、ぜひ聴いてみてください。
前向きな気持ちになれるはずですよ。
echohigma

奥行きのあるサウンドが魅力的なナンバーです。
higmaさんが2024年8月にリリースした本作は、自己反省や内なる声に耳を傾けるテーマを持っています。
初音ミクの透明なボーカルがエモーショナルなメロディーと見事に調和し、独特の音響空間を生み出しているんです。
higmaさんの得意とするロックの要素も取り入れられており、美しさと激情を内包した仕上がり。
複雑な感情を抱えている人、自分自身と向き合いたいと思っている人にぴったりの1曲かもしれません。
アイノとあ

シュガーポップな空気感をまとった、心揺さぶるポップチューンです。
ボカロP、とあさんによる楽曲で、2024年8月に発表されました。
フレンチポップスのようなレトロで優雅な雰囲気を持つメロディーと、どこか懐かしさを感じる音像が印象的。
一方で失われた愛や切ない恋心を綴った歌詞には、胸を締め付けられるような感情を感じます。
初音ミクの優しい歌声が、その物語性をより引き立てていますね。
恋の終わりや自己との対話をしたいとき、耳を傾けてみるのはいかがでしょうか。
消毒wotaku

独特の雰囲気にゾクゾクしてしまいます。
『シャンティ』『マフィア』の作者としても知られているボカロP、wotakuさんの楽曲で、2024年10月に公開されました。
KAITOのボーカルがダークな世界観を見事に表現しています。
どこか怖くて、でも美しい音楽性に耳が離せなくなります。
サビに向かって盛り上がっていき、入った瞬間に音数を絞るアレンジにシビれちゃうんですよね。
エレクトロニックな要素とダークポップな雰囲気が融合した、多角的な魅力を持ったボカロ曲です。
ミステリアスな世界にどっぷり浸かりたい方におすすめですよ!
ロビンバラバラ

ピッチ感のズレた音像と巻き舌調のボーカルワークにひかれます。
ボカロP、バラバラさんによる作品で、2022年12月に発表されました。
その特徴的な調声から全編英語歌詞にも聴こえますが、実際は日本語と英語がほぼ半々。
ボカロで曲制作をおこなっている方なら、とくにアレンジテクニックのすごさがわかってもらえるんじゃないでしょうか。
フロウと退廃的なリリック、そしてトラップミュージックなサウンドがぴたりとハマっています。
Makeup香椎モイミ

メイクすることは「着飾る」ことなのか「本当の自分を隠す」ことなのか……。
『キャットラビング』『インサニティブルー』の作者でもある、香椎モイミさんによる作品で、2023年3月に発表。
ボカコレ2023春TOP100ランキングで14位にランクインした楽曲です。
大人っぽいダンスチューンで、ミクとルカの妖艶なコーラスワークに聴き惚れてしまいます。
歌詞やMVに登場する2人はどういう関係なのか、と思いをはせずにはいられない、ミステリアスな空気感を持ったボカロ曲です。