オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界
ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。
ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。
なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。
最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。
オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(121〜140)
すろーりーないとMIMI

花に水をあげるかのごとく寂しい心に寄り添ってくれる、とても優しいボカロ曲です。
『マシュマリー』などを生んできた人気ボカロP、MIMIさんが手がけた『すろーりーないと』は2024年6月に発表されました。
テンポは速めで、MIMIさんらしいピアノサウンドが基調。
ミクの歌声が本当にやわらかくて、歌詞の世界観を体現しているよう思えます。
孤独感に襲われた夜、明日が来るのが怖い夜に、この曲がきっとあなたを助け出してくれますよ。
エイトリアムR Sound Design

洗練されたギターサウンドにひかれる、透明感のあるボカロ曲です。
『帝国少女』などの作者としても知られているボカロP、R Sound Designさんによる楽曲で、2018年にリリースされました。
左右に揺れるようなサウンドアレンジがとても心地いいんですよね。
音像とv flowerの丸みのある歌声と相性ばつぐん、目を閉じて聴きたくなります。
音源が欲しい方はアルバム『Delights』収録曲なので、ご購入を検討してみてはどうでしょうか!
人造人間ナマミマンマッハ人生

退廃的な雰囲気の歌詞とたたみかけるようなサビが印象的です。
学校や仕事の帰り道に1人で聴くのにぴったりな感じがします。
バンドが地下のライブハウスで演奏しているような雰囲気をかもし出していますね。
2015年に公開された作品です。
かなしばりに遭ったらあばらや

夢と現実の狭間を彷徨う、幻想的な楽曲です。
あばらやさんが手がけた本作は、2024年9月に発表されました。
エレクトロニカとポストロックが融合した独特のサウンドスケープが魅力的。
歌愛ユキとナースロボ_タイプTのボーカルが織りなす世界観に、思わず引き込まれてしまいます。
歌詞には自己と他者の関係性、現実の束縛からの解放が。
前衛アートめいたハイセンスな音楽性も光ります。
深夜に1人、静かに聴いてみるのはいかがでしょうか。
きっと新たな感覚を味わえるはずです。
あの子の消費論フロクロ

消費社会における個人の存在価値を問う、フロクロさんの意欲作です。
2024年8月にリリースされた本作は、エレクトロニカと実験音楽を融合させた前衛的なサウンドが魅力。
そして最大の特徴は、歌詞構成でしょう。
1番と2番で歌メロ、発声は一緒なのに歌詞がまったく違うんです。
その独創性に驚かされます。
ボカロ文化の新たな可能性を示す本作は、音楽を作るのが趣味の方が聴けば、かなりの刺激をもらえるんじゃないでしょうか。
ぜひともご自身で体感していただきたい、アートなボカロ曲です。