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オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界

ほんとにもう数えきれないぐらい存在するVOCALOIDシーンの楽曲たちですが、この記事ではその中でも特にオシャレなボカロ曲を集めてみました。

ただ「オシャレ」と一口に言っても人それぞれの基準があるはずですので、なるべく垣根なく、多くの音楽ジャンルからチョイスしています。

なのできっとあなたの好きな曲調のものがあるはずです。

最後までチェックして、あなたが胸打たれるお気に入りのナンバーを見つけてくださいね。

オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(161〜170)

迷夏却ユギカ

ユギカさんによる感動的なボカロ夏ソング。

『迷夏却』は2024年7月に公開された作品で、夏の終わりに感じる郷愁と寂しさがぎゅっと詰め込まれています。

前衛的なダンスミュージックサウンドに、鳴花ミコトのノイジーな調声が絶妙にマッチ。

そして「愛」を求める歌詞の世界観もグッときます。

ユギカさんに「ダークな音楽を作る人」というイメージをお持ちの方にとっては、ちょっと意外な曲かもしれません。

sneerこめだわら

浮遊感のある、独創的なサウンドスケープが広がる楽曲です。

こめだわらさんが手がけた本作は2025年3月に公開。

大人びた曲調と音街ウナのしっとりとした歌声が見事に調和しています。

歌詞は社会や人間関係の複雑さがつづられた、共感性の高い内容。

そしてゆったり肩を揺らしながらノれる曲調も魅力です。

じっくり考え事をしたい夜にぴったりな音楽だと思います。

オシャレなボカロ曲特集。心を打たれるVOCALOIDの世界(171〜180)

▙▒▒FILEIN

▕▙▒▒ – ▖▖░▟▗▕▔▜
▙▒▒FILEIN

他にはない構成とストーリー性で注目を集めている『▙▒▒』。

正しいタイトルの読み方は「ゆめ」だそうですよ。

こちらはプロフィールの多くが謎に包まれているボカロP、FILEINさんが投稿した作品です。

イントロはセリフを読み上げるような構成で、そこから少しづつメロディーが加速していきます。

そして歌詞の一部が聞き取れないようになっていたり、MVの中に小説が映し出されたりと、謎が謎を呼ぶ展開に引き込まれていきます。

ドリル無双。GYARI

【重音テトSV】ドリル無双。~異世界転生して神からドリルを授かった私は、王女を助けたりニセ勇者を追放したり魔王を討伐して最強になったのでスローライフを送ります~※これは音楽動画です【オリジナル曲】
ドリル無双。GYARI

巻き舌調のユーモラスな歌声が魅力的な、異世界転生をテーマにしたボカロ曲です。

GYARIさんの楽曲で、2024年8月にリリースされました。

ドリルを武器に無双する主人公の冒険が、ポップでキャッチーなサウンドに乗せて描かれていきます。

オリエンタルな音像も印象的。

王女を助けたり、偽の勇者を追放したり、魔王を倒したりと、異世界ものをパロディ化した内容に思わずニヤリ。

ComicMarket104では「ドリル無双本。」というイラスト集とダウンロードコード付きの書籍も販売されました。

アニメやマンガが好きな方にぜひおすすめしたい一曲です。

夜が降るn.k

エネルギッシュさとオシャレさが絶妙に混じり合ったボカロ曲です。

ボカロP、n.kさんによる楽曲で、2021年に公開されました。

静かなイントロから始まり、だんだんと盛り上がっていく曲展開はEDMを思わせる仕上がり。

しかし終始クールな印象なのは、淡々としたメロディーラインだからでしょう。

優しさなんていらない、そんな思いがつづられた歌詞も刺さります。

そのあふれ出すような熱量に感情揺さぶられる、スタイリッシュなナンバーです。

かなしばりに遭ったらあばらや

かなしばりに遭ったら / 歌愛ユキ、ナースロボ_タイプT
かなしばりに遭ったらあばらや

夢と現実の狭間を彷徨う、幻想的な楽曲です。

あばらやさんが手がけた本作は、2024年9月に発表されました。

エレクトロニカとポストロックが融合した独特のサウンドスケープが魅力的。

歌愛ユキとナースロボ_タイプTのボーカルが織りなす世界観に、思わず引き込まれてしまいます。

歌詞には自己と他者の関係性、現実の束縛からの解放が。

前衛アートめいたハイセンスな音楽性も光ります。

深夜に1人、静かに聴いてみるのはいかがでしょうか。

きっと新たな感覚を味わえるはずです。

あの子の消費論フロクロ

消費社会における個人の存在価値を問う、フロクロさんの意欲作です。

2024年8月にリリースされた本作は、エレクトロニカと実験音楽を融合させた前衛的なサウンドが魅力。

そして最大の特徴は、歌詞構成でしょう。

1番と2番で歌メロ、発声は一緒なのに歌詞がまったく違うんです。

その独創性に驚かされます。

ボカロ文化の新たな可能性を示す本作は、音楽を作るのが趣味の方が聴けば、かなりの刺激をもらえるんじゃないでしょうか。

ぜひともご自身で体感していただきたい、アートなボカロ曲です。