「ご」から始まるタイトルの曲
幅広い音楽シーンで輝く「ご」で始まる楽曲たち。
懐かしいメロディーが心を癒す童謡『ごんべさんの赤ちゃん』から、WANIMAの熱い思いが込められた『GONG』、Number_iの感性が光る『GOD_i』まで、時代を超えて愛される名曲が揃っています。
それぞれの個性が輝く歌声と、心に響くメッセージが、音楽の持つ素晴らしい力を教えてくれます。
「ご」から始まるタイトルの曲(21〜40)
GO!YA!NUMBER ~ぬちぐすい~シリアル⇔NUMBER

沖縄文化とロックを融合させた陽気なサウンドで、ヴィジュアル系シーンを賑やかに彩ったのがシリアル⇔NUMBERです。
沖縄方言の「ぬちぐすい(命の薬)」と、沖縄の特産品ゴーヤを組み合わせた独創的なアプローチで、エネルギッシュで心躍るメロディが印象的。
心も体も元気になれるような前向きなメッセージを、遊び心たっぷりに届けています。
2007年8月に発表された本作は、アルバム『Human Drama』や『琉海WahLD』といった作品群の中でも、独自色が際立つ1曲。
三線や太鼓などの伝統楽器を取り入れつつ、ヴィジュアル系ならではのキャッチーなサウンドを見事に調和させています。
ライブハウスで仲間と一緒に盛り上がりたい時や、落ち込んだ気持ちを吹き飛ばしたい時にうってつけの楽曲です。
明るく前向きな気持ちにさせてくれる本作は、沖縄の活力とロックの熱量が詰まった珠玉の1曲と言えるでしょう。
ゴメンねメディスン紫咲シオン

「本当の気持ちを伝えたい」心の内をさらけだしているポップチューンです。
ホロライブ、紫咲シオンさんの楽曲で、2024年12月に配信リリースされました。
作詞作曲は人気ボカロP、ピノキオピーさんが手がけています。
アップテンポな曲調とシオンさんの輪郭がはっきりとした歌声が相まって、とてもキャッチーな仕上がりに。
「素直になりたい」という思いを抱えているときに刺さる曲だと思いますよ。
ごめんね小林旭

哀愁に満ちたメロディーと歌詞が印象的な作品『ごめんね』。
歌謡曲に分類される作品ですが、Aメロは演歌の要素が強く現れています。
だからといって、演歌のように複雑な音程の上下を要するこぶしは登場しないので、比較的歌いやすい楽曲と言えるでしょう。
ただし、音域がやや広く、サビの終盤で高音域のロングトーンが登場するため、そこは注意が必要です。
低音域もそれなりに低いため、キーで合わせるのには苦労するかもしれません。
どうしても歌えないという場合は、音を後頭部で響かせるように意識してみてください。
Gorgon鬱P

重厚、極太なメタルサウンドです。
ボカロP、鬱Pさんの楽曲で、2025年2月にリリースされました。
ギリシャ神話のゴルゴンを題材にした作品で、他者を石化させていく主人公の視点を通して、感情を隠す現代人の姿を映し出しています。
激しいギターリフ、ずしんとくるベースライン、圧の強いドラム、そしてエッジのあるシンセ。
曲全体がガツンとぶつかってくる感じが最高なんですよね。
また曲後半にはハードコアミュージックな展開も。
その感情が爆発するクライマックス、ぜひご自身で体感してみてください!
極楽とんぼ服部浩子

服部浩子さんは演歌歌手としては珍しい西洋式の発声を多く用います。
特に中低音より下の音域では、倍音を用いた発声が印象的ですよね。
そんな服部浩子さんの西洋式の発声をたっぷりと味わえる作品が、こちらの『極楽とんぼ』。
中音域以上は彼女の楽曲としては、かなり薄い声で歌われており、それより下のパートは倍音を使用しています。
そのため、コントラスト自体は強めなのですが、音域はそれほど広くなく、ボーカルラインもゆるやかなに仕上がっています。
彼女の楽曲としては特に歌いやすい作品と言えるでしょう。