「初音ミク」が歌う名曲。オススメのボカロ人気曲
音声ライブラリ「初音ミク」が登場したのが2007年。
それから数多くの名曲、ボカロソングが今に至るまで生まれ続けています。
「昔よくボカロ曲を聴いていた」という人にとっては懐かしいかもしれません。
「最近ボカロにハマった」という方にとっては新鮮かも。
そんなステキな楽曲たちを、この記事でひとまとめにしてあります。
もちろん中には新しめな曲も。
初音ミクの歴史を知るのにぴったりな内容ですので、ぜひとも最後までお付き合いください!
「初音ミク」が歌う名曲。オススメのボカロ人気曲(11〜20)
アプリコットいよわ

1フレーズをループしていくように構成された、前衛的なアプローチのボカロ曲です。
独自の世界観で聴いた人の心を奪っていくボカロP、いよわさんの楽曲で、2021年12月に発表されました。
ドラムンベースにも似たリズムと「ダララッ、ダララッ」と押し寄せてくるピアノフレーズが印象的。
絶妙なバランス感覚で成り立つこの音楽「これはいよわさんにしか作れない」と思わされます。
ノイジーな展開を見せる間奏も注目ポイント。
歌詞の意味を考察する楽しみ方もあります。
さよならプリンセスKai

一途でちょっぴり切ない恋心が見えてくる、キュートな初音ミクソングです!
ボカロP、Kaiさんによる楽曲で、2022年1月に公開されました。
メロディーもサウンドも、とにかくリズムが気持ちいい!
また音像に時計の針の音を取り入れているのがユニーク。
曲調全体で、主人公のあふれ出るような思いを表現しているんですね。
好きな人の全部が愛おしくて、それに比べて自分はダメで……揺れる乙女心を描き出した歌詞が秀逸。
かわいいボカロ曲をお気に入りしておきましょう!
アゲアゲアゲインMitchie M

『初音ミク Project mirai 2』のテーマソングです。
アップテンポな曲調で、聴いているとついノリノリになってしまいます。
最後のサビに入る前のラップパートがかわいいです。
PVのダンスも観ていてテンションが上がってしまいます。
気分をあげたいときにおススメの1曲です。
孤独の宗教syudou

思いっきりネガティブな曲を聴きたいときってありますよね。
大ブームを巻き起こした『うっせぇわ』の作詞作曲を手がけたことでも知られているボカロP、syudouさんの作品で2020年に公開。
歌い手、ゆきむらさんに提供された楽曲のボカロバージョンです。
怪しげでコミカル、その音像に心が刺されます。
この独創性がsyudouさんの持ち味ですよね。
タイトル通り「孤独」を題材にした歌詞とミクの甲高い歌声がマッチした、いつまでも脳内を巡るボカロ曲です。
メルトryo

初音ミクの名曲と言えば、これは外せません。
今のボカロシーンの原点ともなった楽曲『メルト』です。
手がけたのはクリエイター集団supercellのコンポーザーであるryoさん。
2007年に公開され、一大ムーブメントを巻き起こしました。
2015年にはニコニコ動画のボカロ曲で2曲目となる1000万再生を達成。
名実ともに大人気曲です。
ONESELFTwinfield

ヘッドホン、イヤホンで聴くのがオススメです!
ボカロP、Twinfieldさんによる作品で、2022年に発表。
スマホゲーム『プロジェクトセカイ カラフルステージ! feat. 初音ミク』のコンテストで採用曲に選ばれ、話題になりました。
近未来感のあるEDMサウンドとオートチューンのかかったボーカルワーク、その親和性が完璧。
サイドチェインされたベースラインや右に左にと動いていくエレピフレーズも聴きどころです。
ウーファーで鳴らすのも楽しそう。
「初音ミク」が歌う名曲。オススメのボカロ人気曲(21〜30)
モニタリングDECO*27

ゆがんだ愛のモチーフを主題にした、不穏な空気感とドラマティックなサウンドが印象的なDECO*27さんのボーカロイド楽曲。
2024年11月に配信を開始したこの楽曲はクール&エモーショナルな世界観で、監視する側とされる側の危うい関係を丁寧に描いています。
初音ミクの無垢さと危うさを絶妙なバランスで表現しながら、相手の痛みへの共感と依存が交錯する感情の機微を巧みに紡ぎ出していますよ。
ボカロ人気の高い韓国でも支持を受けました。
本作は、人間関係の微妙なズレを体験したことのある方に共感を呼ぶと同時に、ボーカロイドならではのポップさとダークな要素が見事に調和した傑作となっています。