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和ジャズのすすめ~日本人ジャズの名盤・オススメの1枚

ジャズという音楽ジャンルに興味がない方であれば、何となく外国の音楽といったイメージがあるかもしれません。

実はここ日本において、世界に誇る名プレイヤーは多く輩出されていますし、素晴らしい名盤も数え切れないほどにリリースされているのですよ。

今回は、そんな日本人ミュージシャンによる「和ジャズ」の名盤を集めた内容でお届けします!

60~70年代を中心とした往年の名盤を中心として、90年代から00年代に発表された作品にも目を向けたラインアップとなっております。

海外のジャズとは一味違う、日本人ならではのジャズ・ミュージックをぜひお楽しみください!

和ジャズのすすめ~日本人ジャズの名盤・オススメの1枚(61〜70)

ワインレッドの心KEIKO LEE

ケイコ・リー 『ワインレッドの心』Short PV
ワインレッドの心KEIKO LEE

言わずとしれた、日本を代表するジャズ・ヴォーカリストであるケイコ・リーさんが唄うこの曲は、しっとりした安全地帯の名曲。

ケイコ・リーさんは2017年9月にJ-POPのカヴァーアルバムを発売されたようで、ぜひ聴いてみたいアルバムです。

Water Ways Flow Backward AgainKylyn

Kazumi Watanabeの代表曲で、特に耳残りのするメロディーと、構成で深い水の世界に誘われます。

日本人トラックメイカーであるPunpeeによってサンプリングされたことでも再注目されました。

坂本龍一との親交も深く、質感の高さは折り紙つきの一曲となっています。

Yura YuraOvall feat. 青葉市子

ジャズサンプルの匠Mabanuaを中心としたジャズ、ポストロックユニットOvallの名曲です。

当曲のポップス要素は強めとなっていますが、ジャズで培った確かなコンポーズワークによってテイストとしてのジャズの奥行きを感じられる一曲となっています。

ウィスパーな青葉市子のボーカルが光り、ジャズの奥深さまでも体感できる世界観となっています。

It’s MagicT-Square feat. Marlene

It’s Magic – マリーン Marlene / THE SQUARE (cover)
It's MagicT-Square feat. Marlene

日本を代表するジャズフュージョンアーティストT-Squareと日本にも造詣の深いフィリピンマニラ発のシンガーマリーンとのコラボ楽曲です。

より日本人にも耳馴染みするシャンソンのような歌唱でありながらも確かな演奏でサポートすることで日本ジャズ史にも新風を巻き起こした一曲としても知られています。

大きな古時計クリヤ・マコト

Grand Father’s Clock / makoto kuriya trio : 大きな古時計 クリヤ・マコト・トリオ
大きな古時計クリヤ・マコト

ジャズピアニストのクリヤ・マコト率いるメインストリーム・ジャズ・ピアノ・トリオのアルバムに収録されている1曲。

癒されるサウンドですね。

曲の良さももちろんありますが、息の合った三人の演奏が素晴らしいです。

パラジウム

Michelle佐藤允彦

Masahiko Sato Trio Palladium Michelle
Michelle佐藤允彦

1941年東京生まれ、慶応大学卒業後にバークリー音楽院に留学して作曲と編曲の基礎を学ぶ、という華麗な経歴を持つジャズ・ピアニストにして作曲家の佐藤允彦さん。

ジャズ・ミュージシャンとして素晴らしいリーダー・アルバムの制作はもちろん、さまざまなアーティストのコラボレーションで世界的に高い評価を受けており、レーベルの主催や作曲家としてCM音楽に映画音楽などを手掛けるなど、日本ジャズ界の立役者の1人として、その偉大な功績は疑いようのないものですよね。

そんな佐藤さんにとって記念すべき初のリーダー・アルバムとなった『パラジウム』はベーシストに荒川康男さん、ドラマーに富樫雅彦さんを迎えたトリオ編成として1969年にリリースされ、同年のスイングジャーナル主宰のジャズ・ディスク大賞における日本ジャズ賞を受賞した名盤です。

15分近いアンサンブルで魅せるビートルズの名曲『ミッシェル』のカバー以外は佐藤さんのオリジナル曲で占められており、どこまでも知的かつ繊細、研ぎ澄まされた緊張感と独自のリリシズムが感じ取れる熱演を堪能できますよ。

Merry Christmas Mr. Lawrence坂本龍一

Ryuichi Sakamoto – Merry Christmas, Mr. Lawrence
Merry Christmas Mr. Lawrence坂本龍一

巨匠坂本龍一の楽曲の中でも特に有名で諸外国からも人気の高いジャズ名盤です。

静かなピアノソロで哀愁と悲哀を感じさせる仕上がりとなっています。

壮大なスケールで演奏されることも多く、オーケストラでもよく演奏されます。