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和ジャズのすすめ~日本人ジャズの名盤・オススメの1枚

ジャズという音楽ジャンルに興味がない方であれば、何となく外国の音楽といったイメージがあるかもしれません。

実はここ日本において、世界に誇る名プレイヤーは多く輩出されていますし、素晴らしい名盤も数え切れないほどにリリースされているのですよ。

今回は、そんな日本人ミュージシャンによる「和ジャズ」の名盤を集めた内容でお届けします!

60~70年代を中心とした往年の名盤を中心として、90年代から00年代に発表された作品にも目を向けたラインアップとなっております。

海外のジャズとは一味違う、日本人ならではのジャズ・ミュージックをぜひお楽しみください!

もくじ

和ジャズのすすめ~日本人ジャズの名盤・オススメの1枚(61〜80)

コンファーメーション渡辺貞夫

渡辺貞夫 Sadao Watanabe / Confirmation 1996年
コンファーメーション渡辺貞夫

日本を代表するジャズ・サックスプレーヤー渡辺貞夫さんのアルバム「アイム・オールド・ファッション」より【コンファーメーション】です。

1976年リリースの「アイム・オールド・ファッション」は、アメリカのジャズ・ピアニスト、ハンク・ジョーンズが結成したジャズ・トリオ「ザ・グレイト・ジャズ・トリオ」と渡辺貞夫さんが初めて共演したアルバムです。

Englishman In New York青木カレン

Englishman In New York- Revisited (feat. Féfé)
Englishman In New York青木カレン

ラテンボーカリストでありながらもジャズやポップス界隈までも自身の音楽性に昇華し、表現する青木カレンの代表カバー曲です。

Stingの名曲でありながらジャズテイストに落とし込む巧さは確かであり、数あるカバーの中でも特に日本人の若年層世代のジャズ入門名盤としても人気があります。

黄色い長い道/秋吉敏子リサイタル

黄色い長い道秋吉敏子

現在はニューヨークに在住している秋吉敏子さんは1929年生まれ、日本が世界に誇るジャズ・ピアニストでありビッグバンドのリーダーとして知られている存在です。

娘さんがミュージシャンのMonday満ちるさん、ということも有名ですね。

14回に渡るグラミー賞ノミネート、1997年には紫綬褒章を受章、1999年には日本人として初めて「ジャズの殿堂」入りを果たすなど、その功績は短い文章で語れるようなものではありません。

本作『黄色い長い道/秋吉敏子リサイタル』は、日本人のジャズ・ミュージシャンとしては初めて海外留学を果たした秋吉さんが1961年に凱旋帰国、トリオ編成で1961年2月に録音された音源です。

当時は朝日ソノラマのソノシートとして発売されただけのものであり、後にレコードやCDで販売されるも廃盤状態が続いていた、まさに「幻の音源」だったのですね。

秋吉さん本人が最も愛着を持っている曲と言われている表題曲の『黄色い長い道』をはじめとして、自作曲や民謡、黒人霊歌など秋吉さんの個性とセンスが光る選曲にもうなる逸品です!

日本ジャズの歴史を知る上でも、非常に貴重な音源であると言えましょう。

Find Your WayBlu-Swing

正統派のジャズの基盤を持ちながらもより聴きやすさと洗練されたサウンドを届けてくれるBlu-Swingの名盤です。

高速系でありながらも強すぎない質感と優しいボーカルでスムースな印象を残します。

総じて洗練されており、日本人の耳によく馴染む流麗さです。

時代CHAKA

今やジャズ・ヴォーカリストとして第一線を活躍中のCHAKAさんが唄う、中島みゆきの名曲「時代」。

ソウルフルなCHAKAさんの歌声に酔いしれてください。

CHAKAさんのライブ、1度しか伺ったことないのですが、一度聴くと大好きになります!

上を向いて歩こうDennis Lambert

デニス・ランバート ジャズカルテット 上を向いて歩こう Dennis Lambert Jazz Quartet “Sukiyaki”
上を向いて歩こうDennis Lambert

ピアニスト・デニス・ランバートのカルテットの演奏です。

フロントのサックス、ベースの人は主に東京で活躍する外国人ミュージシャンです。

しっとりとした優しい演奏ですね。

やはりこの曲は世界的に有名なんでしょう。