和ジャズのすすめ~日本人ジャズの名盤・オススメの1枚
ジャズという音楽ジャンルに興味がない方であれば、何となく外国の音楽といったイメージがあるかもしれません。
実はここ日本において、世界に誇る名プレイヤーは多く輩出されていますし、素晴らしい名盤も数え切れないほどにリリースされているのですよ。
今回は、そんな日本人ミュージシャンによる「和ジャズ」の名盤を集めた内容でお届けします!
60~70年代を中心とした往年の名盤を中心として、90年代から00年代に発表された作品にも目を向けたラインアップとなっております。
海外のジャズとは一味違う、日本人ならではのジャズ・ミュージックをぜひお楽しみください!
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和ジャズのすすめ~日本人ジャズの名盤・オススメの1枚(51〜60)
Sunny綾戸智恵

綾戸智恵さんは、おそらく日本で最も有名な女性ジャズ・シンガーの1人でしょう。
音楽活動だけではなく、ドラマ出演やテレビのコメンテーターなども務め、幅広い活動でお茶の間に知られた存在の綾戸さんですが、ジャズ・シンガーとして1998年に『For All We Know』でアルバム・デビューを果たした時点では40歳という年齢で、かなり遅咲きのデビューなのですね。
本稿で取り上げている『Your Songs』は、デビュー以前からライブハウスなどでその圧倒的な実力が有名だった綾戸さんが、綾戸智絵名義で1998年にリリースした通算2枚目のアルバムです。
ジャズのスタンダードナンバーからビートルズ、エルトン・ジョンさんといったロック~ポップス・サイドのアーティストによる名曲を歌う綾戸さんの歌唱はまさに絶品の一言!
純然たるジャズ・シンガーとしての、そして稀代の歌い手としての綾戸さんの魅力を心ゆくまで味わいたいという方に対しては、本作はベストな作品の1つとして挙げられるのではないでしょうか。
Memories of Lyllyan中村八大

作曲家、ジャズピアニストとして知られる中村八大さんは、1950年代からジャズシーンで活躍し、後に「上を向いて歩こう」など数々の名曲を世に送り出した日本の音楽界の重要人物です。
1961年にリリースされた『メモリーズ・オブ・リリアン』は、栗田八郎さん、ジミー竹内さんをメンバーに迎えたピアノトリオ編成による秀作。
全編オリジナル楽曲で構成され、モダンジャズの要素を取り入れながらも、日本独自の繊細な感性が光る珠玉の演奏が収められています。
2023年6月には最新のリマスタリング技術を用いたアナログLPが再発され、当時の音質を高い再現度で楽しめるようになりました。
和ジャズの歴史的名盤として高い評価を受ける本作は、ジャズファンはもちろん、落ち着いた雰囲気の中に垣間見える斬新な表現を楽しみたい方にもおすすめです。
あめのいわやど鈴木宏昌

慶應義塾大学在学中からジャズピアノに傾倒し、その類まれな才能を発揮してきた鈴木宏昌さん。
作曲家、編曲家としても活躍し、アニメ音楽やテレビ番組の劇伴など、幅広い分野で日本の音楽シーンに多大な影響を与えてきました。
1972年にRCAレーベルからリリースされた『ロック・ジョイント琵琶』は、日本の古典文学『古事記』をモチーフにした意欲作。
当時の日本ジャズ界を代表する稲葉国光さんや杉本喜代志さんらが参加し、琵琶奏者の三宅史邦さんを迎えることで、伝統楽器とジャズ・ロックの革新的な融合を実現しています。
サイケデリックで幽玄な楽曲の数々は、現代でも色褪せることのない魅力を放ち、和ジャズの金字塔として高い評価を受けています。
日本の伝統文化と現代音楽の出会いに興味をお持ちの方、独創的な音楽表現を求める方に、ぜひ体験していただきたい一枚です。
Michelle佐藤允彦

1941年東京生まれ、慶応大学卒業後にバークリー音楽院に留学して作曲と編曲の基礎を学ぶ、という華麗な経歴を持つジャズ・ピアニストにして作曲家の佐藤允彦さん。
ジャズ・ミュージシャンとして素晴らしいリーダー・アルバムの制作はもちろん、さまざまなアーティストのコラボレーションで世界的に高い評価を受けており、レーベルの主催や作曲家としてCM音楽に映画音楽などを手掛けるなど、日本ジャズ界の立役者の1人として、その偉大な功績は疑いようのないものですよね。
そんな佐藤さんにとって記念すべき初のリーダー・アルバムとなった『パラジウム』はベーシストに荒川康男さん、ドラマーに富樫雅彦さんを迎えたトリオ編成として1969年にリリースされ、同年のスイングジャーナル主宰のジャズ・ディスク大賞における日本ジャズ賞を受賞した名盤です。
15分近いアンサンブルで魅せるビートルズの名曲『ミッシェル』のカバー以外は佐藤さんのオリジナル曲で占められており、どこまでも知的かつ繊細、研ぎ澄まされた緊張感と独自のリリシズムが感じ取れる熱演を堪能できますよ。
和ジャズのすすめ~日本人ジャズの名盤・オススメの1枚(61〜70)
Find Your WayBlu-Swing

正統派のジャズの基盤を持ちながらもより聴きやすさと洗練されたサウンドを届けてくれるBlu-Swingの名盤です。
高速系でありながらも強すぎない質感と優しいボーカルでスムースな印象を残します。
総じて洗練されており、日本人の耳によく馴染む流麗さです。
Softly As In A Morning Sunrise本田竹曠

「これが自分だ」と宣言するアルバム・タイトルの時点で最高に潔くてカッコいいのですが、モノクロのジャケットに映るアフロヘア―でヒゲの男性の横顔も含めて、ジャケ買い必至の作品です!
伝説的なフュージョン・グループのネイティブ・サンの結成メンバーとしても知られているジャズ・ピアニストの本田竹広さんが、本田竹曠という名義で1972年に発表した『ジス・イズ・ホンダ』を紹介します。
日本を代表するジャズ・ベーシストの1人である鈴木良雄さん、渡辺貞夫さんの実弟であるドラマーの渡辺文男さんの3人で組んだピアノ・トリオ編成の作品であり、スイングジャーナル誌のジャズディスク大賞における最優秀録音賞を受賞するなど、本田さんにとっては代表作としても知られている1枚です。
全6曲がスタンダードナンバーのカバーで構成されており、スタンダードナンバーだからこそ演奏者の個性が出るというものですから、そういった観点からも彼らの素晴らしいプレイヤビリティやセンスは十二分に感じ取れるのではないでしょうか。
独特のブルース・フィーリングを感じさせる本田さんのピアノは黒さ満点ながらも日本人独自の感性がしっかりと刻まれており、時折聴こえるご本人のうなり声も臨場感にあふれていて良いですね。
もちろんリズム隊の仕事も文句なし、小奇麗なピアノトリオとは違う激しくもクールな魅力をぜひ全身で浴びていただきたいです!
Mrs. RobinsonHiroki Miyano & Earl Klugh

革新的なギター奏法と言われたさざなみ奏法という技術でフュージョン界やライトジャズの界隈で人気を博した宮野弘紀の代表曲です。
国内外でのフィーチャリングも積極にこなしおり、叙情溢れる楽曲に仕上がっています。


