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ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ

ジャズには多くの名曲が存在しますが、今回はその中でもピアノに着目した名曲をご紹介します。

ソロピアノやピアノトリオ等、少人数編成によってピアニストの個性が発揮されるのがピアノジャズの最大の魅力です。

有名なスタンダード曲だけでなく、ジャズピアニストによるオリジナル曲もチョイスしています。

しっとりしているだけじゃない、躍動感あふれるピアノジャズの魅力を存分に味わっていただけるセレクションです。

ぜひお気に入りを見つけてくださいね!

ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ(16〜20)

BlueRondo À la TurkDave Brubeck

The Dave Brubeck Quartet – Blue Rondo à la Turk
BlueRondo À la TurkDave Brubeck

こちらの『BlueRondo À la Turk』は『テイク・ファイブ』のレコーディングで知られるデイブ・ブルーベックさんが、トルコのストリートミュージシャンが演奏する曲のリズムに触発されて作った曲です。

2 + 2 + 2 + 3というリズムパターンとそれに続く3 + 3 + 3というリズムパターンで作られています。

ジャズというよりは民族音楽やクラシックの要素も感じるような曲は興味深いですね。

デイブ・ブルーベックさんはほかにも変拍子の曲を手掛けているので、聴き比べると楽しめると思います。

Autumn LeavesEddie Higgins

ピアノに限らず、ジャズにおける大定番の人気曲『枯葉』。

リスナーにとってもプレイヤーにとっても耳にすることの多い曲ですが、それだけにシンプルな編成のピアノトリオで聴くと、この曲の懐の深さがダイレクトに伝わってきます。

演奏するプレイヤーによってさまざまに表情を変える名曲です。

C jam BluesRed Garland Trio

ピアニストで、バンドリーダーだったデューク・エリントンさんが作曲したブルース進行を用いた曲、『C jam Blues』。

なんと2つの音しか使われていないテーマを持つ珍しい曲です。

バックのコードが変わっていくことでその2つだけの音が違った表情を見せるところが非常に印象的です。

そんなこの曲を元ボクサーという異色の経歴を持つレッド・ガーランドさんがスインギーに演奏しています。

彼が得意とするブロック・コードのソロを十分に楽しめる1曲です。

Take the A TrainDuke Ellington

ハーレム行きのニューヨークの地下鉄の路線についてビリー・ストレイホーンさんが書いたこちらの『Take the A Train』。

1941年にデューク・エリントンが楽団の演奏するレコードが大ヒットしました。

親しみやすいお決まりのイントロとエンディングも楽しいスタンダード・ナンバーで、ビッグ・バンドだけでなく、歌詞付きの曲としてや、セッションの曲としてもよく使われます。

日本でも映画「スウィングガールズ」で、最初に練習する曲として登場しましたよね。

アリス・イン・ワンダーランドOscar Peterson

サミー・フェイン作曲、ディズニー映画『不思議の国のアリス』のメインテーマ。

オスカーピーターソンは昭和28年に来日していますが、これは1983年58歳の時に来日した演奏です。

優しく軽快なジャズワルツを聴かせていますね。