【2025】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介
ピアノが主役のジャズピアノは、特に日本では昔から根強い人気がありますよね。
往年のジャズピアニストたちの名演によるスタンダードナンバー、または彼ら自身が生み出したオリジナルの名曲は耳にする機会も多く、ジャズというジャンルを意識せずとも自然と親しんでいるものです。
こちらの記事ではそんなジャズピアノに注目して、スタンダードナンバーはもちろんオリジナルの名曲などをまとめて紹介しています。
こういうテーマは定番曲の強さが目立ってしまうものですが、本記事では2000年代以降にデビューしたピアニスト、ピアノトリオの人気曲も取り上げていますから初心者からジャズファンまで楽しめる記事となっていますよ!
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【2025】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介(21〜30)
Autumn LeavesEddie Higgins

ピアノに限らず、ジャズにおける大定番の人気曲『枯葉』。
リスナーにとってもプレイヤーにとっても耳にすることの多い曲ですが、それだけにシンプルな編成のピアノトリオで聴くと、この曲の懐の深さがダイレクトに伝わってきます。
演奏するプレイヤーによってさまざまに表情を変える名曲です。
OrnithologyBud Powell

バド・パウエルさんはビバップの第一人者として知られるジャズピアノ奏者です。
こちらの楽曲、タイトルの「オムニソロジー」とは「鳥類学」を意味する言葉。
その曲名からもわかるとおり、作曲したのは「バード」の愛称で知られるサックス奏者のチャーリー・パーカーです。
3分強と短くまとめられた中に、お手本のようなフレーズが流れるように詰め込まれたアドリブはさすがですね。
MistyErroll Garner

ジャズ・ピアニストのエロル・ガーナーさんが1954年につくった美しいバラードソングがこちら。
彼は飛行機で移動中、霧に包まれた窓の外を見ていてこの曲を思いついたのですが、譜面が書けなかった彼は、忘れてしまわないように急いでホテルのピアノを弾き、それを録音させたといわれています。
そのようないきさつで、もともとは歌詞のない曲でしたが、後に歌詞がつき、ボーカリストにもよく取り上げられるようになりました。
ジャズバラードの中で5本の指に入るような有名な曲です。
Cleopatra’s DreamBud Powell

ジャズピアニスト、バド・パウエルの代表曲『クレオパトラの夢』。
この曲を取り上げるミュージシャンは多いですが、バド・パウエルのテクニック、そして鬼気迫る演奏と合わせて語られることが多く、やはり1958年録音のアルバム『ザ・シーン・チェンジズ』の1曲目を飾るバド自身による演奏が名演と言えるでしょう。
Spartacs Love Theme-NardisBill Evans

映画『スパルタカス』のテーマ曲ですが多くのアーティストに取り上げられています。
ビル・エヴァンスのソロプレイによる演奏です。
リズムのとり方が神がかっているな、と思います。
68年「What’s New」でも演っていますが、これはジェレミー・スタイグの個性的なフルートとの共演作です。
スタイグの熱い演奏に影のように静かな余韻を残すプレイをしているのが印象的です。
アリス・イン・ワンダーランドOscar Peterson

サミー・フェイン作曲、ディズニー映画『不思議の国のアリス』のメインテーマ。
オスカーピーターソンは昭和28年に来日していますが、これは1983年58歳の時に来日した演奏です。
優しく軽快なジャズワルツを聴かせていますね。
Song for My FatherHorace Silver

ジャズメッセンジャーズで活躍していた、ヒットメーカーのホレス・シルバーさんが1965年にリリースした、こちらの『Song for My Father』。
彼のブラジル旅行での経験により、この曲が生まれたと言われています。
ホレスさんの父はポルトガル系だったため、このタイトルがつけられました。
ハード・バップの発展に寄与した彼は父からの血か、アフリカ音楽、ラテン音楽にも興味を示し、それをうまく取り入れた曲やアレンジが生まれました。
彼の歯切れのよいピアノプレイが魅力の1曲です。






