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ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ

ジャズには多くの名曲が存在しますが、今回はその中でもピアノに着目した名曲をご紹介します。

ソロピアノやピアノトリオ等、少人数編成によってピアニストの個性が発揮されるのがピアノジャズの最大の魅力です。

有名なスタンダード曲だけでなく、ジャズピアニストによるオリジナル曲もチョイスしています。

しっとりしているだけじゃない、躍動感あふれるピアノジャズの魅力を存分に味わっていただけるセレクションです。

ぜひお気に入りを見つけてくださいね!

ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ(41〜50)

On Green Dolphin StreetWynton Kelly

もともとは1947年の映画『グリーン・ドルフィン・ストリート』のために作られた楽曲ですが、ジャズスタンダードとしても知られているこの曲。

曲中で切り替わるリズムと独特のコード進行、そしてこの曲を特徴づけるフレーズの繰り返しが耳に残る名曲ですが、ピアノジャズで聴くとまた違ったかわいらしさがありますね。

ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ(51〜60)

CharlestonJames P. Johnson

こちらの曲は、タイトルが示す通りチャールストン・ダンスの伴奏楽曲として書かれたジャズの曲で、1923年にストライドというピアノ演奏法をもたらしたジェイムズ・P・ジョンソンが作曲した、ジャズの中では古い曲です。

ブロードウェイ・シアターのミュージカル・コメディで初演された『Runnin\’ Wild』で大きくとりあげられ有名になりました。

Someday My Prince Will ComeMICHEL PETRUCCIANI

ディズニー映画『白雪姫』の挿入歌として有名な『いつか王子様が』も、ピアノジャズの名曲として取り上げられることが非常に多い一曲です。

美しいメロディを持つバラード曲は、ピアノでの表現ととても相性が良く、多くの名演が存在します。

アドリブソロのアプローチの違いを聴き比べるのも楽しいですよ。

Beautiful LoveBill Evans

Bill Evans – Beautiful Love (Jazz Piano Workshop Berlin 1965)
Beautiful LoveBill Evans

ボーカル曲としても有名なこの曲、もともとは流行歌の側面もあったようです。

愛する人に語りかけるかのような歌詞が印象的ですが、その世界観を音だけで表現してくれるのはやっぱりピアノ。

多くのジャズピアニストが取り上げるのも納得の、美しいメロディをお楽しみください。

Linus And LucyVince Guaraldi Trio

アメリカのジャズ・ピアニストであるVince Guaraldiによって、1964年にリリースされたジャズ・ピアノのコンポジション。

多くのアーティストによってレコーディングされています。

Ayatollahの2008年のトラック「Charlie Is Brown」でサンプリングされています。

Flight 19Andrew Hill

アメリカのジャズピアノ奏者、アンドリュー・ヒルは知名度こそ高くないものの、独創的な作曲技法でジャズの発展に貢献したプレイヤーのひとりです。

中でもこの「Flight 19」は、アメリカ海軍の飛行機がバミューダトライアングルで消失した「フライト19事件」を意味するタイトルの楽曲。

ケニー・ドーハムのトランペットが独特の緊張感をさらに高めています。

Fantasy in DCedar Walton

強いタッチにもかかわらず音色の美しさを崩さないその演奏から、「鈴の音」とも形容されたピアニスト、シダー・ウォルトン。

彼が手がけた楽曲の中でも、この「Fantasy in D」はもともと「雨月物語」から着想を得て「Ugetsu」というタイトルで演奏されていました。

中盤のピアノソロでは、そのタッチの美しさが存分に楽しめます。