ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ
ジャズには多くの名曲が存在しますが、今回はその中でもピアノに着目した名曲をご紹介します。
ソロピアノやピアノトリオ等、少人数編成によってピアニストの個性が発揮されるのがピアノジャズの最大の魅力です。
有名なスタンダード曲だけでなく、ジャズピアニストによるオリジナル曲もチョイスしています。
しっとりしているだけじゃない、躍動感あふれるピアノジャズの魅力を存分に味わっていただけるセレクションです。
ぜひお気に入りを見つけてくださいね!
ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ(41〜45)
CaravanErroll Garner

ジャズビッグバンド、デューク・エリントン楽団のレパートリーとして知られる一曲。
アフロ・キューバンと呼ばれる、キューバ音楽のリズムを導入した楽曲で、ベンチャーズがギターで演奏しているバージョンも有名ですね。
ピアノで弾くと、これまた違ったファンキーな一面を見せてくれます。
God Rest Ye Merry, GentlemenOscar Peterson

こちらの曲は18世紀に出版されたイギリスの古いクリスマスキャロルです。
有名な曲ですので、耳にしたことがある方も多いのではないでしょうか。
タイトルは日本では『世の人忘るな』と訳されています。
その有名な曲を、オスカー・ピーターソンさんがスインギーなジャズにアレンジして演奏しています。
どんなクリスマス曲も自分の曲のように変えてしまうオスカー・ピーターソンさん、とても魅力的ですね。
教会などで演奏されている原曲と聴き比べてみるのもおもしろいです。
SummertimeGene Harris

ジョージ・ガーシュウィンが、オペラ『ポーギーとベス』のために作曲した楽曲です。
現在はジャズスタンダードとして知られており、多くのミュージシャンによって演奏されています。
はかない雰囲気のメロディはピアノとぴったりで、その魅力がさらに増していますね。
Evrything Happens to meThelonious Monk

アルバム『ソロモンク』の一曲です。
NHKのドラマ『植物男子』で劇中曲として毎回登場していたので、なじみのある方も多いでしょう。
この曲のリラックスした暖かさはドラマに通じるものがあり、スタッフの方は音楽をよく聴く方なのだと思います。
時として豪快なイメージを彼のプレイに感じてしまいますが、実はよく練られているのではないでしょうか。
緩さというものは、意図せずして生まれないと思うのです。
スターダストJohn Zadro

ホーギー・カーマイケルの名作であす。
ジャズのスタンダードナンバーで最も知られている曲ではないかと思います。
澄んだ夜空を見上げた時、これまでのいろいろなことが脳裏に浮かんでは消えるでしょう。
星くずに思いを巡らせて。
ジョンZadroの演奏です。