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【2025】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介

ピアノが主役のジャズピアノは、特に日本では昔から根強い人気がありますよね。

往年のジャズピアニストたちの名演によるスタンダードナンバー、または彼ら自身が生み出したオリジナルの名曲は耳にする機会も多く、ジャズというジャンルを意識せずとも自然と親しんでいるものです。

こちらの記事ではそんなジャズピアノに注目して、スタンダードナンバーはもちろんオリジナルの名曲などをまとめて紹介しています。

こういうテーマは定番曲の強さが目立ってしまうものですが、本記事では2000年代以降にデビューしたピアニスト、ピアノトリオの人気曲も取り上げていますから初心者からジャズファンまで楽しめる記事となっていますよ!

【2025】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介(51〜60)

SummertimeGene Harris

Ray Brown Trio – Summertime (2/6)
SummertimeGene Harris

ジョージ・ガーシュウィンが、オペラ『ポーギーとベス』のために作曲した楽曲です。

現在はジャズスタンダードとして知られており、多くのミュージシャンによって演奏されています。

はかない雰囲気のメロディはピアノとぴったりで、その魅力がさらに増していますね。

Speek like a childHerbie Hancock

1968年発表作のタイトルチューンです。

ハービーのピアノとホーンとの絶妙なハーモニーは味わい深いものがあります。

アルバム1曲目、テンポの速いアグレッシブな展開の「Riot」に始まるので、2曲目のこの曲の持つ、抑制の効いた穏やかなピアノのトーンでひと息つく感じです。

ハービーの端正なプレイが誘うこの美しき世界を堪能あれ。

Beautiful LoveBill Evans

Bill Evans – Beautiful Love (Jazz Piano Workshop Berlin 1965)
Beautiful LoveBill Evans

ボーカル曲としても有名なこの曲、もともとは流行歌の側面もあったようです。

愛する人に語りかけるかのような歌詞が印象的ですが、その世界観を音だけで表現してくれるのはやっぱりピアノ。

多くのジャズピアニストが取り上げるのも納得の、美しいメロディをお楽しみください。

ハロー・ドーリーMarina Lebenson

Louis Armstrong- Hello Dolly (Piano Version – Marina Lebenson)
ハロー・ドーリーMarina Lebenson

ジュリー・ハーマン作曲、ブロードウェイミュージカル『ハロー・ドーリー』の主題曲です。

最初はゆっくりと始まり少しずつ軽快なチャールストンへ、テンポとリズムの移り変わりがミュージカルの楽しさを伝えてくれます。

【2025】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介(61〜70)

Ruby My DearMcCoy Tyner

75年作『トライデント』より、セロニアス・モンクの有名なナンバーですが、マッコイ・タイナーは彼らしく流麗なタッチで美しいプレイを聴かせます。

文字通り流れるような演奏なんですね。

90年発表「Things Ain’t What They Used To Be」で聴かせるLush LifeやMy One And Only Loveも魅力的な作品です。

コルトレーンを支えたピアニストですから変貌自在ではあるけれど、メロディアスなナンバーを限りなく美しいプレイで魅了するのが彼の真骨頂のような気がします。

I’m All SmilesGeri Allen

Charlie Haden, Geri Allen, Paul Motian – I’m All Smiles
I'm All SmilesGeri Allen

1980年『Segments』収録曲。

ビル・エヴァンスの名演を思い出しますが、彼女は、はつらつとしたプレイの中に、この曲の持つロマンティックなムードを上手く溶け込ませています。

こんなスウィートなナンバーでも彼女のプレイはキレがあり躍動感がありますね。

他のトラックを聴いても、彼女の演奏に感じるのはイキのよさですね。

アルバムタイトルチューン「Segments」での熱い演奏もぜひチェックしてみてください!

ポール・モチアンのドラムとチャーリー・ヘイデンのベースも良いコンビーネーションです。

スターダストJohn Zadro

ホーギー・カーマイケルの名作であす。

ジャズのスタンダードナンバーで最も知られている曲ではないかと思います。

澄んだ夜空を見上げた時、これまでのいろいろなことが脳裏に浮かんでは消えるでしょう。

星くずに思いを巡らせて。

ジョンZadroの演奏です。