ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ
ジャズには多くの名曲が存在しますが、今回はその中でもピアノに着目した名曲をご紹介します。
ソロピアノやピアノトリオ等、少人数編成によってピアニストの個性が発揮されるのがピアノジャズの最大の魅力です。
有名なスタンダード曲だけでなく、ジャズピアニストによるオリジナル曲もチョイスしています。
しっとりしているだけじゃない、躍動感あふれるピアノジャズの魅力を存分に味わっていただけるセレクションです。
ぜひお気に入りを見つけてくださいね!
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ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ(51〜60)
Little darlin’Cedar Walton

ジョー・パスのギターヴァージョンも良いですが、シダー・ウォルトンのピアノ演奏もなかなか良いですよね。
リラックス感満載なところが聴かせます。
シダー・ウォルトンの演奏は端正で優等生的な印象があります。
シダー・ウォルトンといえばアートブレイキー&ジャズメッセンジャーズにも参加していました。
I’m All SmilesGeri Allen

1980年『Segments』収録曲。
ビル・エヴァンスの名演を思い出しますが、彼女は、はつらつとしたプレイの中に、この曲の持つロマンティックなムードを上手く溶け込ませています。
こんなスウィートなナンバーでも彼女のプレイはキレがあり躍動感がありますね。
他のトラックを聴いても、彼女の演奏に感じるのはイキのよさですね。
アルバムタイトルチューン「Segments」での熱い演奏もぜひチェックしてみてください!
。
ポール・モチアンのドラムとチャーリー・ヘイデンのベースも良いコンビーネーションです。
My WishHank Jones

パナソニックのCMに出演していたことから、ジャズ愛好家でない人にも知られている彼ですが、美しいハーモニーとソロ、優しく、時に力強い繊細なタッチがすばらしいピアニストです。
こちらの曲はジャズスタンダード曲としてあまり有名な曲ではありませんが、ハンク・ジョーンズのピアニストとしての魅力を余すところなく伝えているのではないでしょうか。
Senor BluesHorace Silver Quintet

ホレス・シルバーが得意とする、ファンキーな曲の中の1曲で、12/8のラテン色の強いマイナーブルースです。
五重奏によるオリジナル版は、1956年に録音されました。
エキゾチックなムードが漂うこの曲は、日本人でも好きな方が多いのではないでしょうか。
ハンク・モブレーとドナルド・バードというバップ時代を代表するフロント陣のソロも必聴です。
ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ(61〜70)
When You Wish Upon A StarKenny Drew

ディズニー映画の楽曲として非常に有名な、ピノキオの『When You Wish Upon A Star』。
『星に願いを』のタイトルでも知られる原曲のロマンチックさはそのままに、モダンジャズにアレンジされています。
そっと寄り添うようなドラムとベースに支えられ、軽やかに鍵盤を転がるピアノは星のきらめく様子に思えませんか?
Ruby My DearMcCoy Tyner

75年作『トライデント』より、セロニアス・モンクの有名なナンバーですが、マッコイ・タイナーは彼らしく流麗なタッチで美しいプレイを聴かせます。
文字通り流れるような演奏なんですね。
90年発表「Things Ain’t What They Used To Be」で聴かせるLush LifeやMy One And Only Loveも魅力的な作品です。
コルトレーンを支えたピアニストですから変貌自在ではあるけれど、メロディアスなナンバーを限りなく美しいプレイで魅了するのが彼の真骨頂のような気がします。
Like Someone In LovePaul Bley

1953年録音『Intruducing Paul Bley』収録。
スタンダードナンバーとしておなじみの曲ですが、ポール・ブレイが弾くとテイストが随分違います。
大胆なアレンジです。
この曲ってこんなだったかなあ?と思ってしまいます。
ドラムにアート・ブレイキー、ベースにチャールズ・ミンガスを迎えたトリオ。
ピタリ、息も合っています。