ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ
ジャズには多くの名曲が存在しますが、今回はその中でもピアノに着目した名曲をご紹介します。
ソロピアノやピアノトリオ等、少人数編成によってピアニストの個性が発揮されるのがピアノジャズの最大の魅力です。
有名なスタンダード曲だけでなく、ジャズピアニストによるオリジナル曲もチョイスしています。
しっとりしているだけじゃない、躍動感あふれるピアノジャズの魅力を存分に味わっていただけるセレクションです。
ぜひお気に入りを見つけてくださいね!
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ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ(71〜80)
It’s A Lovely Day TodayElmo Hope

この曲は、ジャズのスタンダードナンバーをたくさん書いたアーヴィング・バーリンの作詞、作曲で、1950年のミュージカル「Call Me Madame」のために作られました。
演奏しているはエルモ・ホープで、ビバップ様式のピアニスト。
ソニー・ロリンズやクリフォード・ブラウン、ジャッキー・マクリーンのサイドマンとしても録音が残っています。
Delaunay’s DilemmaJohn Lewis

「The Modern Jazz Quartet」のリーダー格として知られているジョン・ルイスですが、彼はビバップに影響を受けながらも、その中でも端正かつユニークな音楽性を確立していきました。
あの有名なアルバム「DJANGO」ではこの曲のバンドバージョンを聴けますが、ピアノトリオのバージョンも小粋ですてきです。
Line UpLennie Tristano

1997年にリリースされた傑作と称された、自身の名前を冠したレニー・トリスターノのスタジオアルバム「Tristano」。
このアルバムの1曲目のトラックで、始まりを感じさせる雰囲気がステキですね。
この美しいリズムは即興演奏において素晴らしく高いクオリティで、叙情的でスウィングなハーモニーがとくに聴き応えのあるポイントです!
ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ(81〜90)
Night TrainOscar Peterson Trio

もともとJimmy Forrestによって、1951年にリリースされたトラック。
James Brownなど多くのアーティストによってレコーディングされています。
このカナダのジャズ・ピアニストのOscar Petersonによるバージョンは、1963年にリリースされました。
JeannineDuke Pearson

『Bag’s Groove』収録。
デューク・ピアソン作曲ですが、キャノンボール・アダレイやドナルド・バードの演奏でも有名です。
ピアソン自身はメジャーではありませんが、その作曲能力や編曲のセンスが高く買われていたようです。
洒脱で軽快な演奏は聴いていて心地が良いものです。
ピアソンのプレイは派手さはないけれど、軽妙な味わいがあります。
「Black Coffee」というブルージーなナンバーがあるのですが、ピアソンのピアノはあくまで快活で粋な感じです。
Steepian FaithKenny Kirkland

ケニー・カークランドの名曲。
どこか怪しげな雰囲気も感じさせるこのナンバーはとても都会的な雰囲気。
ピアノとその他のアンサンブル、非常に緩急のついた駆け引きが魅力的ですね!
サックスはもちろん、少し埃っぽい渋い音色のオルガンに、淡いシンセサイザー。
タイトルは「急勾配の信仰」という意味深な内容で、彼自身キリスト教を題材にした作品が多かったなのでなにか深い意味を持っているのかもしれませんね。
Woody’n YouBarry Harris

多くの名曲を残したジャズトランペット奏者、ディジー・ガレスピーによる楽曲のひとつがこの曲です。
こちらのバリー・ハリスによる演奏では、ラテンのリズムと4ビートを行き来するような小気味のよいアレンジが施されており、聴きごたえがあります。
名曲への敬意を示しつつ、ジャズという音楽の自由度の高さを感じさせる演奏ですね。