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【2026】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介

ピアノが主役のジャズピアノは、特に日本では昔から根強い人気がありますよね。

往年のジャズピアニストたちの名演によるスタンダードナンバー、または彼ら自身が生み出したオリジナルの名曲は耳にする機会も多く、ジャズというジャンルを意識せずとも自然と親しんでいるものです。

こちらの記事ではそんなジャズピアノに注目して、スタンダードナンバーはもちろんオリジナルの名曲などをまとめて紹介しています。

こういうテーマは定番曲の強さが目立ってしまうものですが、本記事では2000年代以降にデビューしたピアニスト、ピアノトリオの人気曲も取り上げていますから初心者からジャズファンまで楽しめる記事となっていますよ!

【2026】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介(1〜10)

Round MidnightThelonious Monk

‘Round Midnight – Thelonious Monk (1947)
Round MidnightThelonious Monk

独特の演奏スタイルとキャラクターを持つ、個性的なピアニスト、セロニアス・モンクさん。

彼が作曲したこちらの曲は、彼が作った曲の中では比較的正統派で美しいタイプの曲です。

1986年にはアメリカとフランスの合作による、同タイトルの映画が作られるなど、有名なジャズ・スタンダードとしてたくさんのアーティストに愛され続けています。

モンクさん本人の演奏のほか、トランペット奏者のマイルス・デイビスさんのバージョンもよく知られています。

聴き比べをしても楽しめると思いますよ!

I Cover The WaterfrontArt Tatum

ビリー・ホリディさんが歌ったことでも知られる、こちらの『I Cover The Waterfront』。

二葉百合子さんの名曲『岸壁の母』のような、「戦争から帰ってくる誰かを波止場にたたずんで待つ」といった内容が印象的な作品です。

作詞作曲は有名なジャズ・スタンダードナンバー『Body & Soul』を書いた、ジョニー・グリーンさんとエドワード・ヘイマンさんのコンビによって手がけられました。

独奏を得意とするアート・テイタムさんの美しいピアノ演奏を聴きたい方にオススメの1曲です!

AngeloShai Maestro

まるで一篇の短い物語を聴いているかのような、抒情的なピアノの旋律が心に響く作品です。

クラシック音楽のような気品と、ブルースが持つ人間味あふれる陰影が滑らかに溶け合う響きは、実におしゃれで美しいのですよね。

この楽曲は、イスラエル出身のピアニスト、Shai Maestroさんがリーダーとして歩み始めた2012年2月リリースのデビューアルバム『Shai Maestro』に収録されています。

本作を含むアルバムは、当時フランスの専門メディアから数々の賞を受けるなど高い評価を獲得しました。

静かな夜に物思いにふけりながら、あるいは少し良いお酒を片手にじっくりと耳を傾けたい、そんな気持ちにさせてくれる名曲ではないでしょうか。

美しいメロディのジャズに浸りたい方はぜひ触れてみてほしいですね!

【2026】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介(11〜20)

HopoponoGoGo Penguin

GoGo Penguin – Hopopono (Official Video) [Gondwana Records]
HopoponoGoGo Penguin

ピアノトリオという伝統的な編成でありながら、ジャズの枠組みを軽々と飛び越えるサウンドで現代シーンをリードするのがGoGo Penguinです。

ここで紹介する作品は、彼らの名を世界に知らしめるきっかけとなった名盤『v2.0』に収められた一曲なのですね。

2014年3月に発表されたこのアルバムは、同年に英国の権威あるマーキュリー・プライズにもノミネートされました。

本作の魅力は、アコースティック楽器でありながら、まるでエレクトロニカのような精緻なグルーヴを生み出している点でしょう。

ミニマルなピアノの旋律が繰り返される様は瞑想的ですらあり、そこに力強いベースと技巧的なドラムが絡み合うことで、静寂の中から熱狂が立ち昇るような興奮を覚えます。

クールで知的ながらも人間的な温かみを感じさせる、進化し続けるピアノトリオを聴いてみたい方におすすめの名演ですよ!

LilacTigran Hamasyan

自身のルーツであるアルメニア民謡とジャズ、ロックなどを融合させるティグラン・ハマシアンさん。

複雑なリズムとテクニックが注目されがちですが、彼の叙情的な側面が光る名曲も素晴らしいですね。

そんな彼の魅力が凝縮されているのが、アルバム『Mockroot』に収められた一曲です。

この楽曲は2015年2月に世に出た作品で、彼が4〜5歳だった頃の家の裏庭にあったライラックの木の記憶をテーマにしています。

ワルツの優雅なリズムにのせたピアノの音色は、まるでフランス印象派の音楽を聴いているかのよう。

元々は映画のサウンドトラック用に書かれたというエピソードも、本作の物語性を際立たせていますね。

静かな夜に、自身の遠い記憶をたどるように聴いてみてはいかがですか。

PraiseAaron Parks

ジャズの伝統に根ざしつつ、インディー・ロックや電子音楽の要素も取り入れるスタイルで知られるジャズ・ピアニスト、アーロン・パークスさん。

彼の作品のなかでも、現代ジャズピアノの名曲としてオススメしたいのが、名盤『Invisible Cinema』に収録されたこちらの作品です。

静謐な雰囲気から始まり、徐々にエモーショナルな高まりを見せる展開は、まるで一本の映画を観ているかのような感動があります。

ピアノだけでなく、メロトロンやグロッケンシュピールといった多彩な楽器が重なり合うことで生まれる、幻想的で美しいサウンドスケープも本作の大きな魅力ですね。

この楽曲は2008年8月に公開されたもので、共演者たちとの対話のような緻密な演奏も聴きごたえがあります。

静かな夜にじっくりと音楽の世界に浸りたい方は、ぜひチェックしてみてください。

713James Francies

James Francies – 713 (Official Video)
713James Francies

現代ジャズ・シーンを代表するピアニストとして注目を集める、テキサス州ヒューストン出身のJames Franciesさん。

そのスタイルはジャズの伝統とヒップホップのプロダクション感覚を融合させたもので、世代を超えた音楽ファンを魅了しています。

そんな彼の作品のなかで、故郷への深い愛情を表現したのが、こちらです。

この楽曲は、2021年5月発表のアルバム『Purest Form』に収録。

流麗なピアノが印象的なトリオ演奏に、レコードノイズのような音響処理や独特のビート感を加えた、非常に独創的な作品に仕上げられています。

夜のドライブや、一人でゆっくり過ごす時間のお供にいかがでしょうか。