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【2025】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介

ピアノが主役のジャズピアノは、特に日本では昔から根強い人気がありますよね。

往年のジャズピアニストたちの名演によるスタンダードナンバー、または彼ら自身が生み出したオリジナルの名曲は耳にする機会も多く、ジャズというジャンルを意識せずとも自然と親しんでいるものです。

こちらの記事ではそんなジャズピアノに注目して、スタンダードナンバーはもちろんオリジナルの名曲などをまとめて紹介しています。

こういうテーマは定番曲の強さが目立ってしまうものですが、本記事では2000年代以降にデビューしたピアニスト、ピアノトリオの人気曲も取り上げていますから初心者からジャズファンまで楽しめる記事となっていますよ!

【2025】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介(81〜90)

Flight 19Andrew Hill

アメリカのジャズピアノ奏者、アンドリュー・ヒルは知名度こそ高くないものの、独創的な作曲技法でジャズの発展に貢献したプレイヤーのひとりです。

中でもこの「Flight 19」は、アメリカ海軍の飛行機がバミューダトライアングルで消失した「フライト19事件」を意味するタイトルの楽曲。

ケニー・ドーハムのトランペットが独特の緊張感をさらに高めています。

Fantasy in DCedar Walton

強いタッチにもかかわらず音色の美しさを崩さないその演奏から、「鈴の音」とも形容されたピアニスト、シダー・ウォルトン。

彼が手がけた楽曲の中でも、この「Fantasy in D」はもともと「雨月物語」から着想を得て「Ugetsu」というタイトルで演奏されていました。

中盤のピアノソロでは、そのタッチの美しさが存分に楽しめます。

Little darlin’Cedar Walton

ジョー・パスのギターヴァージョンも良いですが、シダー・ウォルトンのピアノ演奏もなかなか良いですよね。

リラックス感満載なところが聴かせます。

シダー・ウォルトンの演奏は端正で優等生的な印象があります。

シダー・ウォルトンといえばアートブレイキー&ジャズメッセンジャーズにも参加していました。

Hi-FlyJaki Byard

こちらの曲は1950年代にランディ・ウェストンによって書かれました。

彼自身より、アートブレイキーが彼のバンドで演奏したこの曲の方が一般には知られているかもしれません。

彼の身長がとても高かったので、その経験を曲にしたものといわれています。

ちょっと楽しげなリズムを持つテーマが、聴いていて楽しくなるような曲です。

DPWKenny Barron Quintet

実力派サイドマンとして名高いケニーバロンですが、こちらの曲はアップ・テンポのハード・バップチューンで、彼の近所ブルックリンのDitmas Park Westのことを描いた2013年に作った楽曲です。

大ベテランでありながら2018年にブルーノートレーベル初のアルバムをリリースするなど、精力的に活動しています。

The Pot’s OnKenny Drew

The Pot’s On (Rudy Van Gelder Edition/2007 Remaster)
The Pot's OnKenny Drew

1928年生まれのハードバップピアニストのケニー・ドリュー。

この曲は1961年にブルーノートレコードによってリリースされた彼のアルバム「Undercurrent」に収録されています。

デンマークのコペンハーゲンに拠点を移す前に録音されたレーベル最後のアルバムです。

その後はヨーロッパや日本で人気を集めました。

【2025】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介(91〜100)

When You Wish Upon A StarKenny Drew

ディズニー映画の楽曲として非常に有名な、ピノキオの『When You Wish Upon A Star』。

『星に願いを』のタイトルでも知られる原曲のロマンチックさはそのままに、モダンジャズにアレンジされています。

そっと寄り添うようなドラムとベースに支えられ、軽やかに鍵盤を転がるピアノは星のきらめく様子に思えませんか?