ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ
ジャズには多くの名曲が存在しますが、今回はその中でもピアノに着目した名曲をご紹介します。
ソロピアノやピアノトリオ等、少人数編成によってピアニストの個性が発揮されるのがピアノジャズの最大の魅力です。
有名なスタンダード曲だけでなく、ジャズピアニストによるオリジナル曲もチョイスしています。
しっとりしているだけじゃない、躍動感あふれるピアノジャズの魅力を存分に味わっていただけるセレクションです。
ぜひお気に入りを見つけてくださいね!
ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ(46〜50)
ス・ワンダフルEthan Uslan

ジョージ・ガーシュウィン作曲、ブロードウェイミュージカル『ファニー・フェイス』のナンバーです。
その後いくつかの映画の中でも使用されております。
演奏者イーサンが弾くアンティークっぽいピアノは曲との相性が抜群ですね!
On Green Dolphin StreetWynton Kelly

もともとは1947年の映画『グリーン・ドルフィン・ストリート』のために作られた楽曲ですが、ジャズスタンダードとしても知られているこの曲。
曲中で切り替わるリズムと独特のコード進行、そしてこの曲を特徴づけるフレーズの繰り返しが耳に残る名曲ですが、ピアノジャズで聴くとまた違ったかわいらしさがありますね。
CharlestonJames P. Johnson

こちらの曲は、タイトルが示す通りチャールストン・ダンスの伴奏楽曲として書かれたジャズの曲で、1923年にストライドというピアノ演奏法をもたらしたジェイムズ・P・ジョンソンが作曲した、ジャズの中では古い曲です。
ブロードウェイ・シアターのミュージカル・コメディで初演された『Runnin\’ Wild』で大きくとりあげられ有名になりました。
ハロー・ドーリーMarina Lebenson

ジュリー・ハーマン作曲、ブロードウェイミュージカル『ハロー・ドーリー』の主題曲です。
最初はゆっくりと始まり少しずつ軽快なチャールストンへ、テンポとリズムの移り変わりがミュージカルの楽しさを伝えてくれます。
Speek like a childHerbie Hancock

1968年発表作のタイトルチューンです。
ハービーのピアノとホーンとの絶妙なハーモニーは味わい深いものがあります。
アルバム1曲目、テンポの速いアグレッシブな展開の「Riot」に始まるので、2曲目のこの曲の持つ、抑制の効いた穏やかなピアノのトーンでひと息つく感じです。
ハービーの端正なプレイが誘うこの美しき世界を堪能あれ。