【2026】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介
ピアノが主役のジャズピアノは、特に日本では昔から根強い人気がありますよね。
往年のジャズピアニストたちの名演によるスタンダードナンバー、または彼ら自身が生み出したオリジナルの名曲は耳にする機会も多く、ジャズというジャンルを意識せずとも自然と親しんでいるものです。
こちらの記事ではそんなジャズピアノに注目して、スタンダードナンバーはもちろんオリジナルの名曲などをまとめて紹介しています。
こういうテーマは定番曲の強さが目立ってしまうものですが、本記事では2000年代以降にデビューしたピアニスト、ピアノトリオの人気曲も取り上げていますから初心者からジャズファンまで楽しめる記事となっていますよ!
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【2026】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介(81〜90)
The Pot’s OnKenny Drew

1928年生まれのハードバップピアニストのケニー・ドリュー。
この曲は1961年にブルーノートレコードによってリリースされた彼のアルバム「Undercurrent」に収録されています。
デンマークのコペンハーゲンに拠点を移す前に録音されたレーベル最後のアルバムです。
その後はヨーロッパや日本で人気を集めました。
When You Wish Upon A StarKenny Drew

ディズニー映画の楽曲として非常に有名な、ピノキオの『When You Wish Upon A Star』。
『星に願いを』のタイトルでも知られる原曲のロマンチックさはそのままに、モダンジャズにアレンジされています。
そっと寄り添うようなドラムとベースに支えられ、軽やかに鍵盤を転がるピアノは星のきらめく様子に思えませんか?
Line UpLennie Tristano

1997年にリリースされた傑作と称された、自身の名前を冠したレニー・トリスターノのスタジオアルバム「Tristano」。
このアルバムの1曲目のトラックで、始まりを感じさせる雰囲気がステキですね。
この美しいリズムは即興演奏において素晴らしく高いクオリティで、叙情的でスウィングなハーモニーがとくに聴き応えのあるポイントです!
Club Français Blues (Instrumental)MARY LOU WILLIAMS

メアリー・ルー・ウィリアムスの名曲です。
ホンキートンクのような、なんともかわいらしい音色のピアノのメロディが自由自在に行き来するおしゃれなナンバー。
都会的なイメージというよりも、どちらかというと南部よりのいい意味での田舎っぽさを感じさせるムード。
彼の出身地はアトランタ州でどことなくそんなルートを感じさせるピアノジャズ。
Ruby My DearMcCoy Tyner

75年作『トライデント』より、セロニアス・モンクの有名なナンバーですが、マッコイ・タイナーは彼らしく流麗なタッチで美しいプレイを聴かせます。
文字通り流れるような演奏なんですね。
90年発表「Things Ain’t What They Used To Be」で聴かせるLush LifeやMy One And Only Loveも魅力的な作品です。
コルトレーンを支えたピアニストですから変貌自在ではあるけれど、メロディアスなナンバーを限りなく美しいプレイで魅了するのが彼の真骨頂のような気がします。
Night TrainOscar Peterson Trio

もともとJimmy Forrestによって、1951年にリリースされたトラック。
James Brownなど多くのアーティストによってレコーディングされています。
このカナダのジャズ・ピアニストのOscar Petersonによるバージョンは、1963年にリリースされました。
Like Someone In LovePaul Bley

1953年録音『Intruducing Paul Bley』収録。
スタンダードナンバーとしておなじみの曲ですが、ポール・ブレイが弾くとテイストが随分違います。
大胆なアレンジです。
この曲ってこんなだったかなあ?と思ってしまいます。
ドラムにアート・ブレイキー、ベースにチャールズ・ミンガスを迎えたトリオ。
ピタリ、息も合っています。
C jam BluesRed Garland Trio

ピアニストで、バンドリーダーだったデューク・エリントンさんが作曲したブルース進行を用いた曲、『C jam Blues』。
なんと2つの音しか使われていないテーマを持つ珍しい曲です。
バックのコードが変わっていくことでその2つだけの音が違った表情を見せるところが非常に印象的です。
そんなこの曲を元ボクサーという異色の経歴を持つレッド・ガーランドさんがスインギーに演奏しています。
彼が得意とするブロック・コードのソロを十分に楽しめる1曲です。
Lullaby of BirdlandGeorge Shearing

イギリスのジャズ・ピアニストのGeorge Shearingによって、ニューヨークのジャズ・クラブ”Birdland”への賛辞として1952年に制作されたトラック。
The Muppetsの1977年のトラック「Mahna Mahna」は、このトラックからインスパイアされています。
Dat DereBobby Timmons

ジャズピアノ奏者としてだけでなく、優れた作曲家としても知られるボビー・ティモンズ。
アート・ブレイキーに提供した「モーニン」が一番有名でしょうが、この「ダット・デア」も同じくアート・ブレイキーのバンドのレパートリーのひとつです。
王道のフレーズがこれでもかと繰り出される、まさにハードバップを体現する一曲に仕上がっています。
【2026】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介(91〜100)
Take the A TrainDuke Ellington

ハーレム行きのニューヨークの地下鉄の路線についてビリー・ストレイホーンさんが書いたこちらの『Take the A Train』。
1941年にデューク・エリントンが楽団の演奏するレコードが大ヒットしました。
親しみやすいお決まりのイントロとエンディングも楽しいスタンダード・ナンバーで、ビッグ・バンドだけでなく、歌詞付きの曲としてや、セッションの曲としてもよく使われます。
日本でも映画「スウィングガールズ」で、最初に練習する曲として登場しましたよね。
Makin’ WhoopeeEarl Hines

歌詞付きの曲としても、よく演奏されるこちらのスタンダードナンバーをアール・ハインズさんが軽快なテンポでスインギーに演奏した、こちらの『Makin’ Whoopee』。
彼は現代のジャズピアノの礎を作った一人といわれ、バド・パウエルさんやハービー・ハンコックさんにも影響を与えたと言われています。
この曲はシンプルなコード進行をもち、歌詞は結婚とその後を面白おかしい様子を描いています。
もっとゆっくりしたテンポで演奏されることも多い曲です。
Blue in GreenEliane Elias

ブラジル出身のイリアーヌは、80年代ジャズグループ・ステップスアヘッドでピーター・アスキンやマイク・マイニエリと活躍します。
Blue in Greenはマイルス・デイヴィス「Kind of Blue」でのビル・エヴァンスの名演が有名ですね。
イリアーヌの演奏はその世界を柔らかなタッチで広げて見せます。
ハスキーボイスのボーカルナンバーもとても素敵ですよ。
My Favorite ThingsJoey Alexander

ミュージカル『サウンド・オブ・ミュージック』の劇中歌としてあまりに有名なこの曲。
ジャズの世界ではジョン・コルトレーンによるサックスでの名演がありますが、淡々と語りかけるようでありながら、徐々に盛り上がる曲調はピアノでの演奏にも非常にマッチしています。
Looking UpMICHEL PETRUCCIANI

先天性の難病と闘い、1999年に36歳で他界したフランスのピアニスト、ミシェル・ペトルチアーニ。
この『ルッキング・アップ』は彼の代表曲ですが、彼の楽曲からはその闘病のつらさを感じさせない前向きさ、精神的な強さが伝わってきます。
タイトルの通り、青い空を見上げたときのような清々しさを感じる一曲です。
Blue BossaRay Bryant

1992年録音レイ・ブライアント60歳の記念アルバムより。
とても端正で美しいプレイです。
彼の演奏には知性とエレガンスを感じます。
「Autumun Leaves」はタッチも強く、グルービンで男性的な印象を持ちます。
どのナンバーも自由で堂々としていて、聴きやすいのが人気の理由でしょう。
身構えずに聴ける、気楽さが魅力です。
Moon RiverVince Guaraldi

言わずと知れた名作映画、オードリー・ヘプバーン主演『ティファニーで朝食を』。
その劇中で彼女が歌った『ムーン・リバー』は多くの歌手にカバーされましたが、ジャズの世界でも多く演奏されています。
ボーカル曲として演奏されることが多いですが、ピアノによるバラード演奏にも素晴らしいものがあります。
Linus And LucyVince Guaraldi Trio

アメリカのジャズ・ピアニストであるVince Guaraldiによって、1964年にリリースされたジャズ・ピアノのコンポジション。
多くのアーティストによってレコーディングされています。
Ayatollahの2008年のトラック「Charlie Is Brown」でサンプリングされています。
Speak LowWalter Bishop Jr.

1961年録音『Speak Low』のオープニングを飾る曲です。
彼のピアノは暖かくてぬくもりがあります。
ウォルター・ビショップJr.といえば「Speak Low」か「On Dolphin Street」が名演で知られています。
数々のプレイヤーが取り上げるこの曲ですが、私は彼の演奏がイチ押しです。
時に軽快に、時に優雅に極上のプレイが繰り広げられます。
リズム隊とのコンビネーションも抜群ですね。
夜ゆっくりひと息つきたい時のBGMにおすすめします。
Tea Time大西順子

2016年、休養からの復帰作のタイトルチューンです。
大西順子といえば男勝りなプレイが特徴です。
この曲でも大いにそれが発揮され、明るく力強い印象を持ちます。
このアルバムは菊地成孔プロデュースによるものですが、冒険心にあふれたおもしろい作品となっています。



