【2025】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介
ピアノが主役のジャズピアノは、特に日本では昔から根強い人気がありますよね。
往年のジャズピアニストたちの名演によるスタンダードナンバー、または彼ら自身が生み出したオリジナルの名曲は耳にする機会も多く、ジャズというジャンルを意識せずとも自然と親しんでいるものです。
こちらの記事ではそんなジャズピアノに注目して、スタンダードナンバーはもちろんオリジナルの名曲などをまとめて紹介しています。
こういうテーマは定番曲の強さが目立ってしまうものですが、本記事では2000年代以降にデビューしたピアニスト、ピアノトリオの人気曲も取り上げていますから初心者からジャズファンまで楽しめる記事となっていますよ!
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【2025】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介(61〜70)
The CraveJelly Roll Morton

1800年代の生まれで、ジャズとスウィングの創始者ともいわれているジェリー・ロール・モートンさん。
映画『海の上のピアニスト』では、彼をモデルにした人物が登場することでも知られています。
切望、渇望という意味のタイトルを持つこちらの曲は彼の作曲で、彼はこの曲のほかにもたくさんの曲を作曲したピアニストでした。
彼の曲は当時、低俗とされ、20世紀の終わり近くになるまでリリースされませんでしたが、今それを聴くとすばらしい記録だと思えます。
Blue in GreenEliane Elias

ブラジル出身のイリアーヌは、80年代ジャズグループ・ステップスアヘッドでピーター・アスキンやマイク・マイニエリと活躍します。
Blue in Greenはマイルス・デイヴィス「Kind of Blue」でのビル・エヴァンスの名演が有名ですね。
イリアーヌの演奏はその世界を柔らかなタッチで広げて見せます。
ハスキーボイスのボーカルナンバーもとても素敵ですよ。
Speak LowWalter Bishop Jr.

1961年録音『Speak Low』のオープニングを飾る曲です。
彼のピアノは暖かくてぬくもりがあります。
ウォルター・ビショップJr.といえば「Speak Low」か「On Dolphin Street」が名演で知られています。
数々のプレイヤーが取り上げるこの曲ですが、私は彼の演奏がイチ押しです。
時に軽快に、時に優雅に極上のプレイが繰り広げられます。
リズム隊とのコンビネーションも抜群ですね。
夜ゆっくりひと息つきたい時のBGMにおすすめします。
Night and DayArt Tatum & Ben Webster

1948年録音のこの曲ですが、アート・テイタムの超絶テクニックが堪能できる一曲です。
テイタムは幼少時からの視力障害がありましたが、それをものともせずハイクオリティのピアノプレイヤーと成長を遂げました。
ジャズ界には天才と称されるアーティストが時おり登場しますが、彼もその一人です。
ジャズ界のみならずホロビッツなど、クラシック界の重鎮も激賞していたとか。
こういうタイプは異例でしょうね。
ベン・ウェブスターのサックスもおおらかでゆったりとしたプレイで、この2人の「Night and Day」は至高です。
The PhantomDuke Pearson

アメリカのジャズピアノ奏者、デューク・ピアソンによる1969年のアルバム「ザ・ファントム」。
決して有名な人気作とはいえないかもしれませんが、ラテンやファンクを思わせる要素をたくみに取り込んだ作品として知られる隠れた名盤です。
中でもタイトルトラックのこの曲は、民族音楽をも思わせる独特のリズムが癖になる一曲です。
Sharon’s WaltzJoe Zawinul

ウエザーリポートのメンバーとしても有名な彼は、オーストリアのウィーン生まれのジャズ・フュージョン・ピアノ・シンセサイザー奏者で、ポップでファンキーな演奏がクローズアップされがちですが、こちらのワルツはそんな彼の繊細かつ正統派なジャズピアニストとしての一面を見せてくれるようです。
1966年に発売されたアルバム「Money In The Pocket」に収録されています。
C jam BluesRed Garland Trio

ピアニストで、バンドリーダーだったデューク・エリントンさんが作曲したブルース進行を用いた曲、『C jam Blues』。
なんと2つの音しか使われていないテーマを持つ珍しい曲です。
バックのコードが変わっていくことでその2つだけの音が違った表情を見せるところが非常に印象的です。
そんなこの曲を元ボクサーという異色の経歴を持つレッド・ガーランドさんがスインギーに演奏しています。
彼が得意とするブロック・コードのソロを十分に楽しめる1曲です。






