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ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ

ジャズには多くの名曲が存在しますが、今回はその中でもピアノに着目した名曲をご紹介します。

ソロピアノやピアノトリオ等、少人数編成によってピアニストの個性が発揮されるのがピアノジャズの最大の魅力です。

有名なスタンダード曲だけでなく、ジャズピアニストによるオリジナル曲もチョイスしています。

しっとりしているだけじゃない、躍動感あふれるピアノジャズの魅力を存分に味わっていただけるセレクションです。

ぜひお気に入りを見つけてくださいね!

ジャズピアノの名曲。世界の名ピアニストによるオススメのピアノジャズ(21〜25)

Makin’ WhoopeeEarl Hines

歌詞付きの曲としても、よく演奏されるこちらのスタンダードナンバーをアール・ハインズさんが軽快なテンポでスインギーに演奏した、こちらの『Makin’ Whoopee』。

彼は現代のジャズピアノの礎を作った一人といわれ、バド・パウエルさんやハービー・ハンコックさんにも影響を与えたと言われています。

この曲はシンプルなコード進行をもち、歌詞は結婚とその後を面白おかしい様子を描いています。

もっとゆっくりしたテンポで演奏されることも多い曲です。

Cleopatra’s DreamBud Powell

ジャズピアニスト、バド・パウエルの代表曲『クレオパトラの夢』。

この曲を取り上げるミュージシャンは多いですが、バド・パウエルのテクニック、そして鬼気迫る演奏と合わせて語られることが多く、やはり1958年録音のアルバム『ザ・シーン・チェンジズ』の1曲目を飾るバド自身による演奏が名演と言えるでしょう。

Cantaloupe IslandHerbie Hancock

アメリカのピアニストでバンドリーダーのHerbie Hancockによって、1964年にリリースされたジャズのスタンダード・ナンバー。

El Chicanoなどによってカバーされ、Us3の1992年のトラック「Cantaloop(Flip Fantasia)」でサンプリングされています。

In A Sentimental MoodDuke Ellington & John Coltrane

Duke Ellington & John Coltrane – In a sentimental mood
In A Sentimental MoodDuke Ellington & John Coltrane

1962年録音作。

巨匠エリントンのささやくような、はかないピアノが美しいですよね。

若きサックス奏者の演奏に、寄り添うようなピアノの調べは限りなく美しく、この2人のセッションは奇跡のようです。

まさに至高の1曲。

こんな多幸感にあふれた曲ってあるでしょうか。

Blue And SentimentalCount Basie

LCJO “Blue and Sentimental” from the Basie Library
Blue And SentimentalCount Basie

自らが率いるオーケストラを結成し、ビッグバンドジャズのすばらしさを広く世の中に伝えたカウント・ベイシーさん。

彼のピアノプレイは派手で自分自身を主張するタイプではなく、曲の前奏や曲の合いの手、エンディングにシンプルでありながらも小粋なフレーズがちりばめているのが特徴です。

細かいテクニックを多く用いた演奏が聴きどころのピアニストなのではないでしょうか。

『Blue And Sentimental』はカウント・ベイシー・オーケストラの代表的な名バラード・ソングです。