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【2025】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介

ピアノが主役のジャズピアノは、特に日本では昔から根強い人気がありますよね。

往年のジャズピアニストたちの名演によるスタンダードナンバー、または彼ら自身が生み出したオリジナルの名曲は耳にする機会も多く、ジャズというジャンルを意識せずとも自然と親しんでいるものです。

こちらの記事ではそんなジャズピアノに注目して、スタンダードナンバーはもちろんオリジナルの名曲などをまとめて紹介しています。

こういうテーマは定番曲の強さが目立ってしまうものですが、本記事では2000年代以降にデビューしたピアニスト、ピアノトリオの人気曲も取り上げていますから初心者からジャズファンまで楽しめる記事となっていますよ!

【2025】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介(91〜100)

Tea Time大西順子

JUNKO ONISHI TRIO Plays ~Tea Time1~ (大西順子トリオ)
Tea Time大西順子

2016年、休養からの復帰作のタイトルチューンです。

大西順子といえば男勝りなプレイが特徴です。

この曲でも大いにそれが発揮され、明るく力強い印象を持ちます。

このアルバムは菊地成孔プロデュースによるものですが、冒険心にあふれたおもしろい作品となっています。

I Hear A RhapsodyChick Corea

Chick Corea Akoustic Band – I Hear A Rhapsody
I Hear A RhapsodyChick Corea

1984年『Trio Music live in Europe』収録。

スキのない演奏を聴かせますね。

チック・コリアはインテリな、硬質な音楽性を持つミュージシャンだと印象を持つ方は多いはず。

ジャズをあまり聴いていない方には、ライブはとっつきにくい印象を与えるかもしれません。

【2025】ジャズピアノの名曲。定番曲から近年の人気曲まで紹介(101〜110)

Blue And SentimentalCount Basie

LCJO “Blue and Sentimental” from the Basie Library
Blue And SentimentalCount Basie

自らが率いるオーケストラを結成し、ビッグバンドジャズのすばらしさを広く世の中に伝えたカウント・ベイシーさん。

彼のピアノプレイは派手で自分自身を主張するタイプではなく、曲の前奏や曲の合いの手、エンディングにシンプルでありながらも小粋なフレーズがちりばめているのが特徴です。

細かいテクニックを多く用いた演奏が聴きどころのピアニストなのではないでしょうか。

『Blue And Sentimental』はカウント・ベイシー・オーケストラの代表的な名バラード・ソングです。

Tales (8 Whisps)Cecil Taylor

1960年代、従来のジャズの様式を否定し、自由度の高い演奏で人気となったジャンルがフリージャズです。

そのフリージャズを代表するピアニストの一人がセシル・テイラー。

クラシックの素養を持ちながら、パーカッションにも例えられる独特な演奏スタイルを武器に多くの作品を残した彼のテクニックは、この「Tales (8 Whisps)」でもフルに発揮されています。

JeannineDuke Pearson

『Bag’s Groove』収録。

デューク・ピアソン作曲ですが、キャノンボール・アダレイやドナルド・バードの演奏でも有名です。

ピアソン自身はメジャーではありませんが、その作曲能力や編曲のセンスが高く買われていたようです。

洒脱で軽快な演奏は聴いていて心地が良いものです。

ピアソンのプレイは派手さはないけれど、軽妙な味わいがあります。

「Black Coffee」というブルージーなナンバーがあるのですが、ピアソンのピアノはあくまで快活で粋な感じです。

Steepian FaithKenny Kirkland

ケニー・カークランドの名曲。

どこか怪しげな雰囲気も感じさせるこのナンバーはとても都会的な雰囲気。

ピアノとその他のアンサンブル、非常に緩急のついた駆け引きが魅力的ですね!

サックスはもちろん、少し埃っぽい渋い音色のオルガンに、淡いシンセサイザー。

タイトルは「急勾配の信仰」という意味深な内容で、彼自身キリスト教を題材にした作品が多かったなのでなにか深い意味を持っているのかもしれませんね。

恋とは何でしょうGlenn Close

What is This Thing Called Love – Glen Rose Piano Trio
恋とは何でしょうGlenn Close

コール・ポーターがミュージカル『ウェイク・アップ・アンド・ドリーム』のために作曲された。

グレン・ローズ・ピアノ・トリオの演奏。

最初はフレーズに少し間を取りながら進行し、その後軽快なスイングに移っていきます。