みなさんは6月にどういうイメージをお持ちでしょうか。
梅雨ということでじめじめした印象か、それとも「もうすぐ夏!」という感じでしょうか?
あじさいが咲いている風景が思い浮かんだり、ジューンブライダルという言葉もありますよね。
さて今回この記事では6月に聴いて欲しいボカロ曲をご紹介していきます!
音楽ジャンルにこだわらず集めていますので、どなたにとってもぴったりな作品が見つかるはず。
ぜひ最後までご覧になっていってくださいね!
【梅雨】6月に聴きたいボカロ曲まとめ【初夏】(1〜10)
雨予報、君と現世欠落

現世欠落さんが2024年9月に公開した作品で、雨の日に2人きりで過ごしたいという心の機微を描いています。
エレクトロニカの要素を取り入れながら、どこか切ない雰囲気をかもし出すアレンジが秀逸。
軽やかなリズムとポップなシンセサウンド、そして足立レイのクセになる歌声で、唯一無二の世界観を生み出しています。
聴いているうちいつのまにか、この曲の中に入り込んでしまったような感覚になるんですよね。
シナリオは雨と花束をラストシーンに選んだ─。SLAVE V-V-R

涙と希望、愛と別れが交差する感傷的なロックチューン。
SLAVE.V-V-Rさんによる2018年7月の作品です。
心華をメインボーカルに起用し、猫村いろは、結月ゆかりをコーラスで使用しています。
タイトルにもある通り物語の結末に選ばれた「雨」と「花束」というモチーフが印象的で、疾走感がある曲ですが聴いているうち心の中には切なさが積もります。
胸締め付けられる恋愛の余韻に、ぜひひたっていってください。
雨溜まりsaikawa

『雨溜まり』はsaikawaさんの作品で2020年5月に公開。
ミドルテンポのロックナンバーです。
内省的な雰囲気を感じさせる繊細なサウンドに透明感あるボーカルが溶け込み、独特な世界観を作り上げています。
そして記憶の中にいる「君」という存在の大きさを描き出した感傷的な歌詞も魅力的。
窓の外を眺めながらじっくりゆっくりと味わってみてはいかがでしょうか。
雨音ノイズ40mP

別れの切ない情景が描かれています。
40mPさんが2015年に公開した作品で、夏代孝明さんへの提供曲のボカロ版。
さわやかさの中に悲しみがにじむようなサウンドアレンジに、初音ミクの真っすぐな歌声が特徴です。
繊細な感情表現とキャッチーなメロディーの融合が見事で、主人公の別れ際に抱いた気持ちがダイレクトに伝わってきます。
失恋してしまって落ち込んでいる方、この曲を聴いて思いっきり泣いて、気分をリセットしてみては。
雨傘に哭く廉

涙を通り雨に紛らわせる、切なさに満ちた楽曲です。
廉さんによる作品で2024年8月に公開されました。
CeVIO AI星界のボーカルが、アグレッシブなギターリフとリズムセクションに合わせ、報われない思いや胸中に渦巻く不安、そしてその向こうにある晴天への願いを歌い上げます。
これぞロックなサウンドアレンジ、エモーショナルなメロディーラインも魅力。
あじさいの咲く梅雨の季節、心の中にモヤモヤした感情を持て余している時にぴったりです。