【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち
ピアノ発表会で演奏する楽曲は、誰しも悩んでしまうもの。
特に、曲の好みなどがはっきりしてくる小学生くらいのお子さんの発表会曲となると、どんな曲を選べば発表会映えするのか、考えてしまいますよね。
そこで今回は、小学生のお子さんが発表会の舞台で演奏するのにピッタリのピアノ曲をピックアップしてみました。
どれも比較的難易度が低く、演奏しやすいものばかりです。
楽曲の構成や演奏のコツにも触れているので、ぜひこれから迎える発表会の選曲の参考にしてみてください!
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【小学生向け】ピアノ発表会で聴き映えする華やかな名曲たち(101〜120)
手品師William Gillock

子供向けのピアノ作品を数多く作曲したアメリカの作曲家、ウィリアム・ギロックさんの『手品師』は、特にアップテンポで元気な曲を好む子供たちから大人気の作品です!
規則正しく軽やかに鳴り響く左手の伴奏の上に重なるリズミカルな右手のメロディは、まるでお客様に次々と不思議なマジックを繰り出す手品師のコミカルな動きを表しているかのよう!
ワクワク感を音で表現するイメージで弾いてみると、リズムの感覚をつかみやすくなるでしょう。
子どものための音楽 Op.65 第4曲「タランテラ」Sergei Prokofiev

20世紀の大作曲家の1人に数えられる、ロシアの作曲家セルゲイ・プロコフィエフの作品です。
『子どものための音楽 Op.65』は、1917年のロシア革命を機にアメリカとヨーロッパに亡命していたプロコフィエフが1935年に母国に復帰し、パリに残していた妻子を呼び寄せた頃に作曲されています。
『第4曲「タランテラ」』は、イタリアの急速な舞曲「タランテラ」のリズムを用いた、躍動感あふれる楽曲です。
一つひとつの音の粒を際立たせながら、クリアな音で演奏しましょう。
ポロネーズ ハ長調 Op.155-4Theodor Oesten

19世紀のドイツで活躍したピアノ教師兼作曲家、テオドール・エステンによる作品です。
タイトルにもなっている『ポロネーズ』はフランス語で「ポーランド風」を意味しており、クラシック音楽がお好きな方であればフレデリック・ショパンの『英雄ポロネーズ』辺りがすぐに思い浮かぶでしょう。
エステンの『ポロネーズ』は初級の終わりが見えてきた、くらいの技術を身につけた子どもたちにぜひ発表会の課題曲として挑戦してほしい楽曲。
テンポの早いリズミカルなワルツのテンポは難しく感じられるかもしれませんが、左手の伴奏は非常にシンプルで右手のメロディも単旋律で譜面通りに弾くだけなら難しくはないはずです。
まずはゆっくりと、徐々にスピードアップしてぜひかっこよく弾きこなしてみてくださいね。
小人の踊りAnton Diabelli

アントン・ディアベリの名作『小人の踊り』。
今回、紹介している作品のなかではマイナーな部類にあたりますが、実は小学生でも演奏できるほど簡単な楽曲です。
構成としては典型的な古典派といった感じで、伴奏とメロディーに分けられたシンプルなものにまとめられています。
そんなこの楽曲のポイントは、短前打音。
中級以上の楽曲では頻繁に登場するテクニックなので、初心者の方で短前打音を覚えたい方は、この作品から学んでみてはいかがでしょうか?
春Samuel Maykapar

発表会曲やコンクールの課題曲として取り上げられることの多い、ウクライナ出身の作曲家兼ピアニスト、サムイル・マイカパルの『春』。
穏やかな春の訪れを感じさせる、ゆったりとした曲調の作品です。
中間部は少し活発な印象になるため、短い中でも変化をつけやすい作品といえるでしょう。
宮廷音楽のような上品さを損なわないようなめらかにレガートで演奏し、伴奏の音量を極力抑えながら、やさしい音色で演奏できるといいですね。
ガラスのくつWilliam Gillock

音楽教育界のシューベルトと称されるほど、美しいメロディセンスが印象的な作曲家、ウィリアム・ギロックさん。
彼の作風は高度なテクニックを使用せず、豊かな表現で楽曲の魅力を引き出すといったものでした。
そのため、初心者の課題曲としてギロックの作品は頻繁に登場します。
今回はそのなかでもこちらの『ガラスのくつ』を紹介したいと思います。
3拍子になれるにはうってつけの作品なので、本格的なワルツに取り組む前にこの楽曲を取り組んでみるとよいでしょう。