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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(981〜990)

meet the grahamsKendrick Lamar

ヒップホップ界の重鎮、ケンドリック・ラマーさんが放つ衝撃のディストラック。

2024年5月、ドレイクさんとの激化した確執の中で制作されたこの一曲は、ジャズとウェストコーストの融合した重厚なサウンドが特徴です。

アルケミストさんがプロデュースを手掛け、ラマーさん特有の鋭いリリックと緻密な言葉選びが光ります。

ドレイクさんの家族や行動について厳しく批判し、社会問題にも切り込む内容は、ラマーさんのアーティストとしての力量を再確認させるものとなっています。

本作は、UKのヒップホップ/R&Bチャートで5位を記録。

現代ヒップホップの「今」を知りたい方にぜひ聴いてほしい一曲です。

I LOVE THESE HOES, THEY DONT JUDGE MEKevin Abstract

ローファイで高音域のメロディが印象的な楽曲で、ケヴィン・アブストラクトさんの音楽的な幅広さが感じられる一曲です。

自己評価や人間関係の複雑さを繊細に描き出した歌詞は、現代を生きる若者の心情を鮮やかに表現しています。

2024年8月にリリースされたこの曲は、アブストラクトさんの「GLUE」シリーズの一環として制作されました。

Quadecaさんが追加のボーカルで参加しており、二人の相性の良さが際立っています。

自己探求と他者との繋がりを求める気持ちが詰まった本作は、深い内省の時間を過ごしたい方にぴったりです。

F**k Around & Find OutKey Glock

Key Glock – F**k Around & Find Out (Official Video)
F**k Around & Find OutKey Glock

2024年5月にリリースされた曲でメンフィス出身のキー・グロックさんの独自性が際立ちます。

メンフィス特有のサウンドを基調としながら、フルートを取り入れたメロディアスなビートが印象的。

そこに乗せられた攻撃的で挑発的なリリックが、グロックさんの自信と決意を鮮明に表現しています。

グロックさんは17歳でのプレイや200万ドルの獲得など、若くして得た成功を歌詞に盛り込み、自身の経験を赤裸々に語っています。

MVはコロラド州の雪山を舞台に撮影され、豪華な映像美が楽曲の世界観をより一層引き立てています。

ヒップホップファンなら必聴の一曲ですよ。

Don’t Let The Devil (ft. EI-P, thankugoodsir)Killer Mike

Killer Mike – Don’t Let The Devil ft. EI-P, thankugoodsir (Official Music Video)
Don't Let The Devil (ft. EI-P, thankugoodsir)Killer Mike

俳優としても知られるキラー・マイクさん。

彼がリリースしたアルバム『MICHAEL』に収録されているのが『Don’t Let The Devil (ft. EI-P, thankugoodsir)』です。

こちらはエル・ピーさんを招いて手掛けた作品で、2人の掛け合いのようなパートが魅力です。

またコーラスが特徴的なトラック、前半の約1分が無音のMVなど注目ポイント満載ですよ。

まずはMVを見て、それから歌詞をじっくりチェックしてみてはいかがでしょうか?

Hit StickKodak Black

2024年8月にリリースされたこの楽曲は、コダック・ブラックさんの代名詞とも言えるダークでハードなスタイルが際立つ作品です。

トラップビートと劇的な要素を組み合わせた本作は、暴力的な状況や社会問題に対する彼の反応を反映しており、ストリートライフへの鋭い観察眼が感じられます。

タイトルはアメリカンフットボールのタックル技術に由来しており、敵に対する強い攻撃性を象徴しています。

ファンを魅了する新しい試みの一環として位置づけられる本作は、Don ToliverやKanye Westといった著名アーティストとのコラボレーションでも話題を集めているコダックさんの実力を示す一曲となっています。

Non BelieverKodak Black

Kodak Black – Non Believer [Official Audio]
Non BelieverKodak Black

宗教と自己探求をテーマにした曲で、コダック・ブラックさんの新たな一面を垣間見ることができます。

ユダヤ教やイスラム教など、様々な信仰に触れながら真実を追い求める姿が印象的ですね。

クランジーなフローと相まって、彼の内面の葛藤が生々しく伝わってきます。

2024年3月にリリースされる本作は、コダックさんのキャリアの中でも特に成熟した内容となっており、精神的な成長を感じさせます。

人生に迷いを感じている人や、自分自身と向き合いたい人にぴったりの1曲。

ヒップホップファンはもちろん、スピリチュアルな音楽を求める方にもおすすめです。

WalkKodak Black

Kodak Black – Walk [Official Music Video]
WalkKodak Black

ポンパノビーチを代表するラッパー、コダック・ブラックさん。

2014年にドロップした楽曲『No Flockin』が爆発的なヒットを記録し、そこからもそれなりに大きなヒットをチラホラとドロップしていますね。

そんな彼の新曲が、こちらの『Walk』。

2023年はコダック・ブラックさんの年になるのではないかと噂されるほど、最近、ヒットを飛ばしている彼ですが、この曲も公開されてから瞬く間に話題を集めていますね。

トレンドに乗り遅れたくない方は、ぜひチェックしてみてください。