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【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】

欧米のチャートをチェックしている方であれば周知の事実ですが、ヒップホップはもはや最もメジャーな音楽ジャンルとして認知されています。

細かいサブジャンルもありますし、地域性も色濃く出ることも興味深いのですが、興味はあるけど評価が定着している過去の名盤はともかく最新のヒップホップはどこから手を付けていけばいいのか……と悩まれている方もいらっしゃるはず。

そんな方々に向けてこちらの記事では最新のヒップホップのトレンドをご紹介!

米英を中心としたヒップホップの「今」を知りたい方、ぜひチェックしてみてください。

【最新】洋楽ヒップホップのトレンド【2025】(531〜540)

BOAMegan Thee Stallion

Megan Thee Stallion – BOA [Official Video]
BOAMegan Thee Stallion

力強さと自己肯定感を象徴する楽曲として、メーガン・ジー・スタリオンさんの新作が話題を呼んでいます。

蛇をモチーフにした本作は、古い自分を脱ぎ捨て、新たな自分を受け入れるというメッセージが込められているんです。

2024年5月に発表されたこの曲は、彼女の次のキャリアを開く楽曲として注目されていますね。

メーガンさんのハイレベルなフロウとライミングがさく裂する本作は、批判者や元パートナーに対する毅然とした態度を示しつつ、自身の成功と影響力を強調しています。

「Hot Girl Summer Tour」に先立ってリリースされた本作は、ファンにとっては新たな音楽時代の幕開けを告げるものでした。

自信に満ちた女性の姿を体現したい方にぜひおすすめです。

SUMN PRETTYMozzy

Mozzy – SUMN PRETTY (Official Video)
SUMN PRETTYMozzy

2024年9月に発表された本作は、Mozzyさんの音楽的な成長を感じさせる注目の一曲です。

アメリカ出身のラッパーであるMozzyさんは、これまでにアルバム『Beyond Bulletproof』や『Survivor’s Guilt』など、数々の成功を収めた作品をリリースしてきました。

今回の楽曲では、彼の特徴的なフローと力強いビートが見事に融合し、リスナーを引き込む魅力的な作品に仕上がっています。

約2分39秒という短い尺ながら、ストリートの現実や個人的な経験に基づいたリアルなリリックが印象的で、聴く人の心に強いメッセージを届けてくれますよ。

Dancing In The RainYung Gravy

Yung Gravy – Dancing In The Rain (Official Music Video)
Dancing In The RainYung Gravy

ヨーロッパでも高い人気を誇っているヤンググレイビーさん。

彼の手掛けた『Dancing In The Rain』はもう聴きましたか?

こちらは聴いているだけでテンションが上がってくるような、ポップなトラックが魅力の楽曲です。

とにかく楽し気な雰囲気なので、アンダーグラウンド系のイメージから普段ヒップホップを聴かないという方にオススメするのにも最適でしょう。

彼の優しい声も相まって、きっとヒップホップの新しい魅力を発見できるはずです。

Come Back Around (ft. Dreamcastmoe)Boldy James & Real Bad Man

Boldy James & Real Bad Man “Come Back Around” ft. Dreamcastmoe (Official Music Video)
Come Back Around (ft. Dreamcastmoe)Boldy James & Real Bad Man

デトロイトの闇を冷静なリリックで描き出すボルディ・ジェームスさんと、ストリートウェアブランドの顔としても知られるリアル・バッド・マンによる渾身の一曲。

2025年5月リリース予定のアルバム『Conversational Pieces』の先行シングルとして2025年4月に公開された本作は、ワシントンD.C.出身のドリームキャストモーさんをゲストに迎え、ジャズラップの要素を取り入れたシンプルながら深みのあるビートと、デトロイトのストリートライフや家族の葛藤を淡々と語るリリックが見事に調和しています。

アルバムには全13曲が収録され、エル・ピーさんやコンウェイ・ザ・マシンさんといった豪華ゲストも参加。

ソウルフルなメロディと緊張感のあるサウンドが織りなす本作は、夜のドライブや一人の時間に聴きたい一曲です。

ForeverDom Dolla, Kid Cudi

Dom Dolla, Kid Cudi “Forever” (Live @ Madison Square Garden)
ForeverDom Dolla, Kid Cudi

多幸感とノスタルジックな感性が融合した輝かしい楽曲がオーストラリアのDJプロデューサー、ドム・ドーラさんとアメリカのラッパー、キッド・カディさんのタッグから産まれました。

2025年3月のマディソン・スクエア・ガーデンでのドム・ドーラさんのソールドアウト公演で初披露され、爆発的な反響を呼んだ本作は、洗練されたハウスビートと心地よいメロディックなラップが完璧なバランスで溶け合います。

キッド・カディさんの代名詞とも言えるハミングと、ドム・ドーラさんの躍動感溢れるサウンドメイキングが織りなす上質なダンスチューンは、クラブでもフェスでも輝くはずです。

Danger DangerGodfather of Harlem, Swizz Beatz, Pusha T, Jadakiss

Godfather of Harlem, Swizz Beatz, Pusha T, Jadakiss – Danger Danger (Official Music Video)
Danger DangerGodfather of Harlem, Swizz Beatz, Pusha T, Jadakiss

西海岸のプロデューサー兼DJとして知られるスウィズ・ビーツさんが、イーストコーストを代表するプシャ・Tさん、ジェイダキスさんとの強力なコラボレーションを実現させました。

MGM+の人気犯罪ドラマ『Godfather of Harlem』シーズン4のサウンドトラックから放たれた本作は、力強いドラムパターンとシャープなスネアが映像作品の緊迫感を見事に表現しています。

プシャ・Tさんの印象的なフロウに加え、ジェイダキスさんの鋭いラップが重厚なビートと絡み合い、ストリートの息吹を感じさせる1曲となりました。

2025年4月に制作された本作は、過去にそれぞれ異なる組み合わせでヒット曲を生み出してきた3人だからこそ実現できた、緻密なアンサンブルを楽しめます。

ヒップホップの本質を知り尽くした重鎮たちによる、グルーヴ感溢れる作品を求めている方にぜひ聴いていただきたいですね。

WRKJ.I.D

アトランタ出身のラッパー、ジェイ・アイ・ディーさんが2025年4月に公開した意欲作は、力強いメッセージと卓越したリリック、バウンシーなビートが印象的な一曲です。

素晴らしいフロウとともに、日々の努力や自己犠牲、成功への渇望を掘り下げた歌詞は、彼の音楽的成熟を感じさせますね。

本作は彼のニューアルバム『God Does Like Ugly』のリードシングルとなっており、長年のコラボレーターであるChristoとPlussがプロデュースを手掛けています。

アルバム『The Forever Story』での高評価を経て、より深みを増した表現力で魅せる彼の新境地です。

Dreamville Festivalで先行披露された際の反響も記憶に新しく、サザン・ヒップホップファンなら聴き逃せない一曲となっていますよ。