【2025】洋楽メタル好き必見!最新の人気曲、注目曲まとめ
どんな時でもメタルを聴けば元気になれる、そんな皆様に送る最新のメタル事情!
ご存じの通りメタルは多くのサブジャンルを持ち、その境界線は時代が過ぎゆくごとに曖昧となっております。
同時に、いつまでも変わらないメタル魂は世界共通のものですよね。
本稿では、広い意味でのメタルに着目し、大ベテランによる王道中の王道メタルからメタルコア以降のハイブリッドなヘビーロック、地下シーンで注目を集めているバンドまでを幅広く網羅した最新曲がずらりと並ぶラインアップでお届けします!
今後のメタル・シーンを占うという意味でも、ぜひチェックしてみてくださいね。
【2025】洋楽メタル好き必見!最新の人気曲、注目曲まとめ(301〜310)
Supreme RulerKublai Khan TX

メタルコアの原始的な怒りと激しさを凝縮した、53秒のミサイルが発射されました。
Kublai Khan TXによる新曲は、2024年9月20日リリース予定のアルバム『Exhibition Of Prowess』の先行シングルとして8月に公開されました。
テキサス州出身のこのバンドは、シンプルで直接的な攻撃性を全面に押し出し、聴く者の心を鷲掴みにします。
バンドいわく「真のシンプルさと怒りの本質を捉えた」という本作。
パワフルなブレイクダウンと激しいボーカルが特徴の彼らの真骨頂が詰まった一曲で、激しさを求めるメタルコアファンの心を掴むこと間違いなしです。
OscillatorMake Them Suffer

オーストラリア出身のメタルコアバンド、Make Them Sufferによる2024年8月リリースの新曲です。
スクリーン依存がメンタルヘルスに及ぼす影響をテーマにした本作は、シンセサイザーを用いたメロディックな部分と低音の効いたヘビーなギターリフが特徴的。
5枚目となるセルフタイトルアルバムの先行シングルとして発表され、バンドの新たなビジョンを象徴する1曲となっています。
2012年にデビューアルバム『Neverbloom』でARIAチャート56位を記録して以来、着実に実力を磨いてきた彼ら。
ライブではフロアを純度120%のカオスへと誘うことでしょう。
現代社会における精神的な空虚感に共感できる方にオススメです。
Mammoth’s HandThe Black Dahlia Murder

骨で装甲された戦士たちが冷たい雪原を進軍する。
その姿は、まるで1982年の映画『ビーストマスター』から飛び出してきたかのよう。
2024年8月にリリースされたThe Black Dahlia Murderの楽曲は、そんな壮大な物語を描き出します。
珍しくスローテンポで重厚なリズムを持つ本作は、バンド特有のメロディックデスメタルサウンドに新たな魅力を加えています。
9月発売予定のアルバム『Servitude』からの先行シングルとなる本作は、2022年に急逝したフロントマン、トレヴァー・スターナドさんへの追悼の意も込められた意欲作。
ダークファンタジーや重厚なサウンドを好むメタルファンにぜひ聴いてほしい一曲です。
The CleansingAugust Burns Red & Will Ramos

今や2000年代にデビューを果たしたアメリカンメタルコア勢の中でも重鎮中の重鎮としてトップを走り続ける、ペンシルベニア州拠点のオーガスト・バーンズ・レッド。
クリーンパートに頼らないアグレッシブさと卓越したテクニックから繰り出される楽曲はどれも非常に興味深く、クリスチャンという背景から生まれる歌詞も含めて王道にして孤高のメタルコアサウンドで商業的な成果も収め続けているのですね。
そんな彼らの最新作『Death Below』に収録されている8分近い大作『The Cleansing』が、デスコア界のトップランナーであるローナ・ショアの最強と評されるボーカリスト、ウィル・ラモスさんを迎えて再リリース!
非常にドラマチックな楽曲の中で、ラモスさんの驚異的なデスボイスが解き放たれる中盤以降の展開はバンドやラモスさん自身の新たな可能性を感じさせるほどの出来栄えですね。
エクストリームなメタルを愛するすべての人に聴いていただきたいです!
Dark, Silent and CompleteUnprocessed

暗黒の闇そのものを体現したかのようなサウンドが、聴く者の心を強く捉えます。
Unprocessedが2024年10月に発表した本作は、プログレッシブメタルとエレクトロニカが融合した独特の世界観を持ち、テクニカルなギターリフと複雑なリズム構成が特徴的です。
人間の内面的な葛藤や孤独感を反映した歌詞は、ダークで無音の世界において完結してしまった何かを象徴するような雰囲気があり、聴く者に深い感情的な反響を呼び起こすでしょう。
本作は2024年末発売予定のアルバムの先行シングルであり、バンドの音楽的進化を示す重要な一曲となっています。
プログレッシブメタルファンはもちろん、ダークで実験的な音楽を好む方にもおすすめの一曲です。
A.F. DaySerj Tankian

システム・オブ・ア・ダウンのカリスマティックなフロントマンであり、変化自在の歌唱力と表現力を持つ唯一無二の卓越したシンガーとして知られるサージ・タンキアンさん。
バンド本体の未来は不明瞭ながら、サージさんは2024年の秋ごろにソロEP『Foundations』のリリースを発表、先行シングルとして公開されたのがこちらの『A.F. Day』です。
システム・オブ・ア・ダウンのサージさんを思わせるボーカルパフォーマンスやアグレッシブでいて変態ちっくなサウンドに狂喜した往年のファンもきっといらっしゃることでしょう。
それもそのはず、実はシステム・オブ・ア・ダウン時代に存在していた未発表曲だったそうですよ。
もちろん政治的な腐敗や権力の横暴など、社会の理不尽さを徹底的に糾弾しつつ難解な歌詞を書くことでも知られるサージさんですから、リリックの面も要注目ですね。
DON’T NEEDSPEED

2019年に結成された若いバンドながら、現在世界中のハードコアファンからの熱い視線を浴びているオーストラリア出身ハードコア~クロスオーバーの新星による2024年6月リリースの新曲です。
いわゆるNYHCスタイルのタフガイな超重量級サウンドは今回も健在で、ソリッドなリフと緩急自在のヘヴィグルーヴで構成された文句なしの新たなアンセム。
彼らのライブ映像がふんだんに盛り込まれたMVを見ても分かるように、フロアを純度120%のカオスへと誘うものですね。
東南アジア系のメンバーも在籍しているというルーツに根差したメッセージ性の強いリリック、オールドスクールなスタイルを基本としつつも、前作『The First Test』ではハードコアサウンドの中にフルートを導入するなど2020年代のバンドらしいアイデア満載の彼らは今後さらにビッグな存在へと成長することは間違いないですから、ぜひ注目してください!