【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介
クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。
さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。
本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。
オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。
誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(61〜70)
主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

教会カンタータのなかの第6曲。
バッハは聖書に基づく作品も数多く作りました。
ピアノ版などもよく演奏されていますが、オーケストラではやはり深く広がるような響きが味わえます。
喜ばしい希望にあふれたメロディが繰り返されます。
歌劇『ローエングリン』より「エルザの大聖堂への入場」Wilhelm Wagner

荘厳で神聖な雰囲気を持つこの楽曲は、ゆったりとしたテンポで進行し、豊かなオーケストレーションが際立っています。
金管楽器と弦楽器の調和が美しく、聴く人の心に深い感動を与えます。
1850年8月に初演されたこの曲は、オペラの一場面を描写しており、主人公の純粋さや儀式の荘厳さを見事に表現しています。
結婚式や宗教的な儀式のBGMとしても使用され、多くの人々に親しまれています。
クラシック音楽に興味がある方はもちろん、心に響く美しい旋律を求めている方にもおすすめの一曲です。
弦楽セレナードPeter Ilyich Tchaikovsky

スタッフサービスのCM『企業 オー人事オー人事』BGMとして、記憶に新しいですよね。
ほかには東京ディズニーシーやKracieのCMにも使われています。
仕事や勉強で疲れた心と体を、いたわるようなメロディーが特ちょう。
ストリングスが美しく、聴く人の心をやさしく包み込みます。
たとえば人間関係でストレスをためこんでいたら、この曲がそのモヤモヤを洗い流してくれる。
そんな力を持っているのです。
お風呂に入りながら聴くといいですよ。
交響詩「海」 3つの交響的スケッチより 第2楽章「波の戯れ」Claude Debussy

クロード・ドビュッシーが作曲した管弦楽曲、海の一場面を切り取ったような作品です。
弦楽器と木管楽器が織りなす、軽やかに跳ねるようなメロディは、太陽の光を浴びてキラキラと輝く水面や、楽しげに戯れる波の様子を鮮やかに思い起こさせます。
聴いているだけで、まるで涼やかな潮風が頬をなでるような心地よさを感じさせてくれるでしょう。
初版楽譜の表紙には葛飾北斎の浮世絵が用いられ、1905年の初演では賛否両論でしたが、1908年の作曲者自らによる再演で高い評価を得ました。
本作の響きは映画『ジョーズ』など後世の作品にも影響を与えたとされています。
暑い季節に清涼感を求める方や、色彩が豊かな音の世界に浸りたい方におすすめです。
タンホイザー「序曲」Richard Wagner

「タンホイザー序曲」は、全3幕で構成される歌劇「タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦」で演奏されます。
壮大な自然を想像させます。
クラリネット、ファゴット、ホルンから始まる音が魅力的です。
弦楽器や管楽器の音がとてもしっかりと響いていて、この曲の聴きどころともいえます。
トリッチ・トラッチ・ポルカJohann Strauss II

1858年にオーストリアの作曲家ヨハン・シュトラウス2世によって作曲された管弦楽によるポルカ。
題名の「トリッチ・トラッチ」はドイツ語で「女性のおしゃべり」の意味です。
まるで女性がペチャクチャおしゃべりをしていたり、高らかに笑ったりしているような軽快で華やかな曲です!
クラシックになじみがない人にもオススメの1曲です!
「ローエングリーン」より「第3幕への前奏曲」Richard Wagner

ローエングリンはアーサー王伝説に登場する騎士のひとり。
謀略に陥れられそうになっていた王女を、白鳥のひく舟に乗って現れ救った英雄です。
この前奏曲は、その王女との結婚式のシーンから始まる第3幕のはじめに演奏される非常に華やかなプレリュードです。
終盤のオーボエに耳を澄ませてみると、このあとに続く有名な「婚礼の合唱」のメロディが聴こえてきますよ。