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【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介

クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。

さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。

本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。

オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。

誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(61〜70)

交響曲第9番「合唱」Ludwig van Beethoven

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交響曲第9番「合唱」Ludwig van Beethoven

「第9」の愛称でも有名なベートーベンの『交響曲第9番』。

年末にはさまざまなとことで演奏されていますよね。

合唱が付く第4楽章を誰でも一度は聞いたことがあるのではないでしょうか?

合唱のメロディーは日本語の歌である『歓喜の歌』としても親しまれています。

日本語だけでなく世界中のあらゆる言語に翻訳されており、その歌詞で歌われることもあります。

ぜひこの機会に「第9」を最初から最後まで味わってみてください!

交響詩「ローマの噴水」Ottorino Respighi

レスピーギ「ローマの噴水」ニューヨークフィル アラン・ギルバート
交響詩「ローマの噴水」Ottorino Respighi

1913年にローマに移り住んだレスピーギは、ここでインスピレーションを受け「ローマ三部作」を作曲しました。

その第1作である「ローマの噴水」は1916年に作曲されました。

ローマには噴水がとても多く、時代背景を強く感じます。

美しく、気品があり、繊細な「ローマの噴水」ですが、「ローマの祭」「ローマの松」もとてもにぎやかでいい曲です。

弦楽セレナードPeter Ilyich Tchaikovsky

Tschaikowsky: Streicherserenade ∙ hr-Sinfonieorchester ∙ Alain Altinoglu
弦楽セレナードPeter Ilyich Tchaikovsky

スタッフサービスのCM『企業 オー人事オー人事』BGMとして、記憶に新しいですよね。

ほかには東京ディズニーシーやKracieのCMにも使われています。

仕事や勉強で疲れた心と体を、いたわるようなメロディーが特ちょう。

ストリングスが美しく、聴く人の心をやさしく包み込みます。

たとえば人間関係でストレスをためこんでいたら、この曲がそのモヤモヤを洗い流してくれる。

そんな力を持っているのです。

お風呂に入りながら聴くといいですよ。

歌劇『ローエングリン』より「エルザの大聖堂への入場」Wilhelm Wagner

佐渡 裕&シエナ・ウインド・オーケストラ / エルザの大聖堂への入場
歌劇『ローエングリン』より「エルザの大聖堂への入場」Wilhelm Wagner

荘厳で神聖な雰囲気を持つこの楽曲は、ゆったりとしたテンポで進行し、豊かなオーケストレーションが際立っています。

金管楽器と弦楽器の調和が美しく、聴く人の心に深い感動を与えます。

1850年8月に初演されたこの曲は、オペラの一場面を描写しており、主人公の純粋さや儀式の荘厳さを見事に表現しています。

結婚式や宗教的な儀式のBGMとしても使用され、多くの人々に親しまれています。

クラシック音楽に興味がある方はもちろん、心に響く美しい旋律を求めている方にもおすすめの一曲です。

喜歌劇「軽騎兵」序曲Franz von Suppè

Franz von Suppé – Leichte Kavallerie – Franz Welser-Möst
喜歌劇「軽騎兵」序曲Franz von Suppè

オーストリアの作曲家スッペの代表作もともとは全2幕のオペレッタ作品『軽騎兵』において演奏される曲目ですが、本編は失われてしまい、現代ではこの序曲しか残っていません。

有名な冒頭のトランペットのテーマが勇敢にとどろいた後、馬の駆け足のような行進曲があらわれ、戦いの場面を連想させます。

弦楽器による憂いを帯びたメロディを挟んで、ふたたび行進曲が登場し明るいままに幕が閉じます。

軽妙なメロディと生きいきとしたリズムに加えて、ウィーン特有の優美さを兼ね備えている作品です。

タンホイザー「序曲」Richard Wagner

ワーグナー / タンホイザー序曲 ( Wagner / Tannhauser-Overture )
タンホイザー「序曲」Richard Wagner

「タンホイザー序曲」は、全3幕で構成される歌劇「タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦」で演奏されます。

壮大な自然を想像させます。

クラリネット、ファゴット、ホルンから始まる音が魅力的です。

弦楽器や管楽器の音がとてもしっかりと響いていて、この曲の聴きどころともいえます。

幻想交響曲 Op.14Hector Berlioz

チョン・ミョンフン指揮 ベルリオーズ 《幻想交響曲》
幻想交響曲 Op.14Hector Berlioz

この曲はベルリオーズが1830年に作曲した最初の交響曲です。

幻想交響曲の特徴は「固定観念」です。

現代では普通のことですが、当時は斬新な発想だったそうです。

この曲には「ある芸術家の生涯の挿話」という表題がつけられています。

彼自身の失恋体験をもとに作られたと言われています。