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【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介

クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。

さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。

本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。

オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。

誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

もくじ

【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(41〜60)

歌劇「イーゴリ公」より韃靼人の踊りAlexander Borodin

ボロディン オペラ「イーゴリ公」より「韃靼人の踊り」
歌劇「イーゴリ公」より韃靼人の踊りAlexander Borodin

この曲は、ロシアの叙事詩『イーゴリ軍記』に基づきロシアの作曲家ボロディンが書き上げた歌劇『イーゴリ公』の第2幕の曲であり、遊牧民族ポロヴェツ人の捕虜となったイーゴリ公とその息子ヴラジーミルに対し、敵将コンチャック・ハーンが宴席を設けて彼らをもてなす、その宴の華やかな歌と踊りのシーンを描いています。

木管楽器やハープのメロディーが印象的ですよね。

歌劇「ウィリアムテル」序曲Gioachino Rossini

Rossini: “Guillaume Tell” Overture / Abbado · Berliner Philharmoniker
歌劇「ウィリアムテル」序曲Gioachino Rossini

曲名の『ウィリアム・テル』は、中世スイスの英雄の名です。

伝説上の人ですが、スイス人からは人気があります。

エピソードとしては高慢な権力者にひるまず、勇かんに立ち向かった話が有名です。

そのお話ではテルの行動が、占領されていたスイスの独立をもたらしたといわれています。

テルの強さと勇かんさを、おおいに描いた1曲です。

ジャズ組曲第2番Dmitrievich Shostakovich

20世紀のロシアを代表する作曲家ドミートリイ・ショスタコーヴィチが作曲したオーケストラのための組曲。

当時のロシアにおけるジャズの普及、およびバンドの向上を目的として作曲されました。

行進曲やワルツなどの8曲から成る組曲で、コミカルなリズムや明るく派手な印象をうける作品です。

オーケストラというよりもビックバンドのような性格を持つ曲で、勢いのある管楽器の音色が特徴的です。

8曲それぞれが異なった性格を持っており、音楽のさまざまな表情を楽しめる1曲です!

アイネ・クライネ・ナハトムジークWolfgang Amadeus Mozart

Mozart: Eine kleine Nachtmusik – Concertgebouw Kamerorkest – Live Concert – HD
アイネ・クライネ・ナハトムジークWolfgang Amadeus Mozart

幼少期から類まれな音楽の才能を見いだされ、生涯で数多くの名曲を残したことで知られているオーストリアの音楽家、ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトの楽曲。

楽曲の始まりで何の曲か分かるほどのキャッチーさと、目まぐるしく曲調が変化しながら複雑さを感じさせない楽曲構成が、音楽の歴史に名を残す天才ぶりを物語っていますよね。

日本でもテレビ番組、CM、学校の授業など、さまざまな場面で耳にすることが多いクラシックナンバーの一つではないでしょうか。

聴きやすさや飽きさせないアレンジが秀逸な、クラシックが好きな方もそうでない方も知っておいていただきたい不朽の名曲です。

歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲Richard Wagner

CMはCygames『GRANBLUEFANTASY』、McDonalds『ハッピーセット』、セブン-イレブン・ジャパン『セブンゴールド 金のビール』などのBGMとして使われました。

『ニュルンベルクのマイスタージンガー』は音楽のお芝居です。

喜劇の色が強いですが、ワーグナーの天才性がしっかりと表現されています。

喜劇らしく、明るくアップテンポなメロディーが特ちょうです。

はなやかな中にもあるものへの批判がこめられていて、聴き手はいろいろと考えさせられるでしょう。