【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介
クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。
さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。
本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。
オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。
誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(61〜70)
舞踏への招待Carl Maria von Weber

ドイツの作曲家ウェーバーが作曲したピアノ曲。
曲名通り、ある紳士が淑女をダンスへ誘う様子が描かれています。
導入部・序奏部では、舞踏会場で紳士が淑女をダンスへ誘う一連のやりとりが描写されており、左手が紳士からのお誘い、右手が淑女の受け答えを表しています。
最初の誘いは断られてしまうが、紳士はアプローチを重ね、次第に会話が生まれていきます。
打ち解けて二人の距離が縮まったところで、三度目の正直とばかりにダンスへ誘う紳士。
淑女は紳士の誘いを受け入れ、二人は舞踏会の輪の中へと消えて行く、その流れが見事に音楽で表現されています。
交響組曲シェヘラザードNikolai Rimsky-Korsakov

交響曲「シェヘラザード」は1888年に作曲されました。
この曲は、かの有名の千夜一夜物語をもとにしてできた曲です。
冒頭に流れる、威厳のあるメロディは「王サルタン」のテーマです。
そして、それを溶かしいやすように入るバイオリンは、曲のタイトルにもなる「シェヘラザード」のテーマです。
この曲は4楽章からなり、それぞれに物語的な題名がついています。
G線上のアリアJ.S.Bach

音楽の父として知られるヨハン・ゼバスティアン・バッハの楽曲を、アウグスト・ウィルヘルミがピアノ伴奏付きのバイオリン独奏のために編曲したものの通称。
バイオリンのG線のみで演奏できることからこの名前が付けられ、日本では卒業式などでも耳にすることが多い楽曲ですよね。
また、1997年にドイツ出身の音楽グループ・Sweetboxの『Everything’s Gonna Be Alright』においてサンプリングしたことでも、さらに幅広い層のリスナーが知ったのではないでしょうか。
バイオリンのG線だけで演奏されているとは思えない美しく広がりのあるメロディーが心を癒やしてくれる、クラシックの定番です。
主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach

教会カンタータのなかの第6曲。
バッハは聖書に基づく作品も数多く作りました。
ピアノ版などもよく演奏されていますが、オーケストラではやはり深く広がるような響きが味わえます。
喜ばしい希望にあふれたメロディが繰り返されます。
E.T.John Williams

映画音楽の巨匠ジョン・ウィリアムズが手掛けた傑作。
孤独な少年と優しい異星人との友情を描いた感動的な物語の核心を見事に捉えています。
アカデミー賞をはじめ、ゴールデングローブ賞、グラミー賞、BAFTA賞を受賞。
これらすべての賞を同じスコアで複数回獲得したのは、ウィリアムズただ一人。
本作は、友情や冒険、異文化交流の普遍的なテーマを象徴し、映画の魔法のような世界観を音楽で表現。
スピルバーグ監督との長年のコラボレーションが生んだ、映画と音楽の深い結びつきを感じさせる珠玉の1曲です。
トリッチ・トラッチ・ポルカJohann Strauss II

1858年にオーストリアの作曲家ヨハン・シュトラウス2世によって作曲された管弦楽によるポルカ。
題名の「トリッチ・トラッチ」はドイツ語で「女性のおしゃべり」の意味です。
まるで女性がペチャクチャおしゃべりをしていたり、高らかに笑ったりしているような軽快で華やかな曲です!
クラシックになじみがない人にもオススメの1曲です!
「ローエングリーン」より「第3幕への前奏曲」Richard Wagner

ローエングリンはアーサー王伝説に登場する騎士のひとり。
謀略に陥れられそうになっていた王女を、白鳥のひく舟に乗って現れ救った英雄です。
この前奏曲は、その王女との結婚式のシーンから始まる第3幕のはじめに演奏される非常に華やかなプレリュードです。
終盤のオーボエに耳を澄ませてみると、このあとに続く有名な「婚礼の合唱」のメロディが聴こえてきますよ。
イン・ザ・ムードグレン・ミラー・オーケストラ

明るく軽快なスウィングのリズムが心地よく響き渡り、聴く人を幸せな気分にしてくれる名曲です。
グレン・ミラー・オーケストラならではの滑らかで洗練されたサウンドが、心の奥深くまで染み渡ります。
1939年8月にリリースされた本作は、サックスセクションの美しいハーモニーとダンスフロアを意識したアレンジが光ります。
1941年の映画『Sun Valley Serenade』や1954年の『The Glenn Miller Story』にも使用された珠玉の一曲です。
仕事や勉強の合間のリフレッシュタイムや、友人とのホームパーティーなど、心温まるひとときを演出したい時にピッタリの曲として、今なお多くの人々に愛され続けています。
幻想交響曲 Op.14Hector Berlioz

この曲はベルリオーズが1830年に作曲した最初の交響曲です。
幻想交響曲の特徴は「固定観念」です。
現代では普通のことですが、当時は斬新な発想だったそうです。
この曲には「ある芸術家の生涯の挿話」という表題がつけられています。
彼自身の失恋体験をもとに作られたと言われています。
交響曲第3番 変ホ長調作品97「ライン」Robert Schumann

1850年に作曲されました。
番号は3番ですが、4曲ある交響曲の中で最後に書かれたものが「ライン」です。
シューマンは40歳で、デュッセルドルフに引っ越してきました。
そこでライン川沿いの暮らしからインスピレーションを得た作品といわれています。
第1楽章の生き生きとしたメロディは聴いている人を明るい気持ちにさせます。
【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(71〜80)
春の祭典Igor Stravinsky

ロシアの作曲家、イーゴリ・ストラヴィンスキーによって制作されたバレエのための作品です。
いわゆる「近代音楽」と呼ばれる作品群の一つで、その独創性の高さから発表された当時は賛否両論。
公演での初めての演奏で、客たちによる大乱闘が起こったことが広く知られています。
それぐらい、人々の心の琴線に触れるものが、曲の中に込められているのかもしれませんね。
現代において超絶技巧の類に入るこの名曲を、ぜひ一度あなた自身の耳で味わってみてください。
交響曲第4番「イタリア」Felix Mendelssohn

1830年の秋から31年春にかけてイタリアに旅行した間にこの曲の作曲にとりかかったメンデルスゾーン。
彼は「音の風景画家」と称されており、冒頭の音楽はまるで陽の光が降り注いでいる景色が目の前に広がっているような雄大さがあります。
また、15世紀に流行したイタリアの舞曲「サルタレロ」を取り入れ、イタリアのイメージをかき立てるような工夫もされています。
「天国と地獄」序曲Jacques Offenbach

運動会でよく流れる「天国と地獄」として知られているこの曲は、「地獄のオルフェ」とも呼ばれています。
美しいメロディがあったり、陽気なメロディがあったり、悲しいところがあったり、と曲の明暗のつけ方が非常に魅力的です。
この曲の元となっているのは、ギリシャ神話のオルフェオの物語です。
あらすじを読んでみるとまたこの曲の魅力が深まります。
交響曲第1番 エレミアLeonard Bernstein

この曲は、無名時代に作曲コンクールに出され、落選しました。
しかし、1944年に初演が実現されました。
第3楽章から構成されており、彼自身のユダヤ系という血筋を意識した作品です。
重苦しい第1楽章から始まりますが、聴いていると、彼自身の訴えが耳を通して伝わる作品です。
パガニーニの主題による狂詩曲Sergei Vasil’evich Rachmaninov

ロシアを代表する作曲家ラフマニノフの作品で、アメリカ亡命後に作曲された数少ない作品の一つでもあります。
ロシア革命により国を離れることになったラフマニノフの望郷の念が強く出ていると言われています。
「超絶技巧と引き換えに悪魔に魂を売ったとうわさされたニコロ・パガニーニの伝説を筋立てとして利用してはどうか」という提案をうけ、曲名が付けられました。
全24の変奏のうち、第18変奏が特に有名で映画のBGMによく使われます。
穏やかで甘美な変奏から激しく重々しい変奏まであり、さまざまな雰囲気が楽しめる1曲です。
ブランデンブルク協奏曲第3番J.S.Bach

華麗な弦楽器の響きと豊かな抑揚が印象的な、18世紀ドイツを代表する音楽家バッハの代表作です。
3群の弦楽器が奏でる喜びに満ちた旋律は、勉強の気分転換にピッタリ。
緻密な対位法と豊かなハーモニーが心地よく、集中力を高めてくれます。
1721年3月にブランデンブルク辺境伯に献呈された本作は、弦楽器のみによる編成ながら、まるで天上の音楽のような気高さを感じさせます。
長時間の学習や読書のお供として、静かに心を整えたいときにオススメです。
さんぽ久石譲

スタジオジブリの代名詞『となりのトトロ』で流れる井上あずみさんの「さんぽ」がオーケストラと合唱となって演奏されています。
映像は『久石譲 in 武道館 ~宮崎アニメと共に歩んだ25年間~』に収録されているもので、数々のジブリの名曲が久石譲さん本人による編曲と指揮で演奏されています。
オーケストラによる生の質感は素晴らしいですね。
本曲は一度「オーケストラストーリーズ となりのトトロ」でアレンジされ、ナレーションと演奏したバージョンがあるのでこちらもおすすめです。
楽器紹介のように木管セクションや金管セクションだけの演奏や、弦楽器、打楽器など各楽器のセクション、ソロ演奏もありオーケストラが楽しめるアレンジとなっており、オーケストラ入門用の曲としてもおすすめです。
天人の音楽久石譲

『かぐや姫の物語』から「天人の音楽」です。
作曲者はスタジオジブリ作品の音楽でおなじみ久石譲さんです。
久石譲さんはスタジオジブリの中でも代表とする作曲家ですが、意外にも宮崎駿さんが監督作品のみで、それ以外の監督の時は別の作曲家が担当されています。
『かぐや姫の物語』の監督は高畑勲さんで、久石さんが宮崎駿さん以外の時に担当されるレアな作品となっています。
「もののけ姫」以降劇中ではフルオーケストラで演奏されることも多くなりましたが、ジブリや久石さんの知名度が上がるごとにコンサートも多くなり、久石さんはコンサートごとに毎回アレンジされているそうです。
サウンドトラックとコンサート版で聞き比べてみるのも面白いかもしれませんね。
竜の少年久石譲

スタジオジブリの超有名作品『千と千尋の神隠し』から「竜の少年」です。
「竜の少年」の竜とは、ハクのことで、ハクと千尋が出会い、湯屋から離れるシーンで使用されます。
映画のシーンでは新日本フィルハーモニー交響楽団が担当し、ハープとピアノを重ねた神秘的な音色からホルンが吹き流し、木管が4度の音程で重なって和の雰囲気を醸し出しています。
こちらの演奏は劇中よりも長くなったバージョンで、より迫力が増した「竜の少年」になっていますね。
風の通り道久石譲

スタジオジブリの普及の名作『となりのトトロ』より外せない名曲「風の通り道」がオーケストラによる演奏となっています。
本作は『となりのトトロ』の作品の中から作曲者である久石譲さんが再構成し、ナレーション付きで楽しめるようにした「オーケストラ・ストーリーズ となりのトトロ」に収録されています。
原曲では、当時久石譲さんが影響を受けていたミニマリズムで、電子的なサウンドだったのですが、壮大なオーケストラとなって生楽器の良さを引き出しています。
楽譜も発売されているので、生楽器で合奏を楽しみたい学生、社会人オーケストラの団員はチャレンジしてみてはいかかでしょうか。
イントロが終わってヴァイオリンのソロが素晴らしく、日本の原風景が浮かんできます。



