【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介
クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。
さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。
本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。
オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。
誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(81〜90)
イン・ザ・ムードグレン・ミラー・オーケストラ

明るく軽快なスウィングのリズムが心地よく響き渡り、聴く人を幸せな気分にしてくれる名曲です。
グレン・ミラー・オーケストラならではの滑らかで洗練されたサウンドが、心の奥深くまで染み渡ります。
1939年8月にリリースされた本作は、サックスセクションの美しいハーモニーとダンスフロアを意識したアレンジが光ります。
1941年の映画『Sun Valley Serenade』や1954年の『The Glenn Miller Story』にも使用された珠玉の一曲です。
仕事や勉強の合間のリフレッシュタイムや、友人とのホームパーティーなど、心温まるひとときを演出したい時にピッタリの曲として、今なお多くの人々に愛され続けています。
交響曲第3番 変ホ長調作品97「ライン」Robert Schumann

1850年に作曲されました。
番号は3番ですが、4曲ある交響曲の中で最後に書かれたものが「ライン」です。
シューマンは40歳で、デュッセルドルフに引っ越してきました。
そこでライン川沿いの暮らしからインスピレーションを得た作品といわれています。
第1楽章の生き生きとしたメロディは聴いている人を明るい気持ちにさせます。
春の祭典Igor Stravinsky

ロシアの作曲家、イーゴリ・ストラヴィンスキーによって制作されたバレエのための作品です。
いわゆる「近代音楽」と呼ばれる作品群の一つで、その独創性の高さから発表された当時は賛否両論。
公演での初めての演奏で、客たちによる大乱闘が起こったことが広く知られています。
それぐらい、人々の心の琴線に触れるものが、曲の中に込められているのかもしれませんね。
現代において超絶技巧の類に入るこの名曲を、ぜひ一度あなた自身の耳で味わってみてください。
交響曲第4番「イタリア」Felix Mendelssohn

1830年の秋から31年春にかけてイタリアに旅行した間にこの曲の作曲にとりかかったメンデルスゾーン。
彼は「音の風景画家」と称されており、冒頭の音楽はまるで陽の光が降り注いでいる景色が目の前に広がっているような雄大さがあります。
また、15世紀に流行したイタリアの舞曲「サルタレロ」を取り入れ、イタリアのイメージをかき立てるような工夫もされています。
交響曲第1番 エレミアLeonard Bernstein

この曲は、無名時代に作曲コンクールに出され、落選しました。
しかし、1944年に初演が実現されました。
第3楽章から構成されており、彼自身のユダヤ系という血筋を意識した作品です。
重苦しい第1楽章から始まりますが、聴いていると、彼自身の訴えが耳を通して伝わる作品です。
パガニーニの主題による狂詩曲Sergei Vasil’evich Rachmaninov

ロシアを代表する作曲家ラフマニノフの作品で、アメリカ亡命後に作曲された数少ない作品の一つでもあります。
ロシア革命により国を離れることになったラフマニノフの望郷の念が強く出ていると言われています。
「超絶技巧と引き換えに悪魔に魂を売ったとうわさされたニコロ・パガニーニの伝説を筋立てとして利用してはどうか」という提案をうけ、曲名が付けられました。
全24の変奏のうち、第18変奏が特に有名で映画のBGMによく使われます。
穏やかで甘美な変奏から激しく重々しい変奏まであり、さまざまな雰囲気が楽しめる1曲です。
【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(91〜100)
『レクイエム』より「怒りの日」Giuseppe Verdi

レクイエムとは、「死者のためのミサ曲(鎮魂曲)」です。
ヴェルディが敬愛していた、イタリアの文豪アレッサンドロ・マンゾーニを追悼するため作曲されました。
原題は「マンゾーニの命日を記念するためのレクイエム」です。
100人以上によるコーラスの重低音の迫力は凄まじいものがあります。






