【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介
クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。
さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。
本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。
オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。
誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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もくじ
- 【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介
- 組曲「惑星」より木星Gustav Holst
- ボレロMaurice Ravel
- 「我が祖国」より「モルダウ」Bedrich Smetana
- 組曲「カルメン」Georges Bizet
- 喜歌劇「こうもり」序曲Johann Strauss II
- 交響曲第9番「新世界より」Antonín Dvořák
- 行進曲「威風堂々」より第1番Edward Elgar
- ピアノ協奏曲第1番Peter Ilyich Tchaikovsky
- 「ペール・ギュント」より 「朝の気分」Edvard Grieg
- 動物の謝肉祭 第14曲「フィナーレ」Camille Saint-Saëns
- バレエ組曲「くるみ割り人形」Peter Ilyich Tchaikovsky
- 交響曲第6番「田園」Ludwig van Beethoven
- 交響詩「海」 3つの交響的スケッチより 第2楽章「波の戯れ」Claude Debussy
- 歌劇「フィガロの結婚」より序曲Wolfgang Amadeus Mozart
- 交響詩「海」 3つの交響的スケッチ 第3楽章「風と海との対話」Claude Debussy
- 水上の音楽 ホーンパイプGeorg Friedrich Händel
- 交響曲第5番「運命」Ludwig van Beethoven
- 交響詩「海」 3つの交響的スケッチより第1楽章「海上の夜明けから真昼まで」Claude Debussy
- 水上の音楽 第2組曲 – II. アラ・ホーンパイプGeorg Friedrich Händel
- 組曲「展覧会の絵」Modest Mussorgsky=Maurice Ravel
- 動物の謝肉祭 第13曲「白鳥」Camille Saint-Saëns
- 静かな潟Eric Coates
- 交響曲第7番「未完成」Franz Schubert
- 「夏の夜の夢」より「結婚行進曲」Felix Mendelssohn
- ピアノ協奏曲 イ短調 作品16Edvard Grieg
- 牧神の午後への前奏曲Claude Debussy
- 交響曲第3番「英雄」Ludwig van Beethoven
- ワルキューレの騎行Richard Wagner
- 交響曲第7番Ludwig van Beethoven
- 亡き女王のためのパヴァーヌMaurice Ravel
- ラプソディ・イン・ブルーGeorge Gershwin
- 交響曲第5番「革命」第4楽章Dmitri Dmitriyevich Shostakovich
- カノンJohann Pachelbel
- イン・ザ・ムードグレン・ミラー・オーケストラ
- 交響曲第1番Vasily Kalinnikov
- 交響曲第6番「悲愴」Peter Ilyich Tchaikovsky
- 交響曲第9番Antonín Dvořák
- ブランデンブルク協奏曲第3番J.S.Bach
- 交響曲第七番《未完成》ロ短調 1楽章 アレグロ・モデラートFranz Schubert
- 教会のステンドグラスOttorino Respighi
- 花のワルツPyotr Tchaikovsky
- 交響曲第1番Johannes Brahms
- 交響曲第40番Wolfgang Amadeus Mozart
- 水上の音楽ヘンデル
- 交響曲第2番第3楽章Sergei Rachmaninov
- 剣の舞Aram Khachaturian
- 歌劇『ローエングリン』より「エルザの大聖堂への入場」Wilhelm Wagner
- 四季より「春」Antonio Vivaldi
- 魔王(エクトル・ベルリオーズ編曲)Franz Schubert
- 交響詩フィンランディアJean Sibelius
- 組曲「アルルの女」Georges Bizet
- ラデツキー行進曲Johann Strauss I
- アヴェ・ヴェルム・コルプスWolfgang Amadeus Mozart
- 交響曲第七番《未完成》ロ短調 2楽章 アンダンテ・コン・モートFranz Schubert
- 交響曲第5番「革命」Dmitrievich Shostakovich
- 歌劇「イーゴリ公」より韃靼人の踊りAlexander Borodin
- 歌劇「ウィリアムテル」序曲Gioachino Rossini
- ジャズ組曲第2番Dmitrievich Shostakovich
- アイネ・クライネ・ナハトムジークWolfgang Amadeus Mozart
- 歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲Richard Wagner
- ピアノ協奏曲第2番Sergei Vasil’evich Rachmaninov
- 交響詩「死の舞踏」Camille Saint-Saëns
- 交響曲第2番「復活」Gustav Mahler
- ハンガリー舞曲第5番Johannes Brahms
- ヴァイオリン協奏曲Felix Mendelssohn
- 交響詩「レ・プレリュード」Franz Liszt
- バレエ組曲「白鳥の湖」Peter Ilyich Tchaikovsky
- 闘牛士の歌Georges Bizet
- 美しく青きドナウJohann Strauss II
- タンホイザー「序曲」Richard Wagner
- エンターテイナーScott Joplin
- 喜歌劇「軽騎兵」序曲Franz von Suppè
- 交響曲第9番「合唱」Ludwig van Beethoven
- トリッチ・トラッチ・ポルカJohann Strauss II
- 弦楽セレナードPeter Ilyich Tchaikovsky
- G線上のアリアJ.S.Bach
- 主よ、人の望みの喜びよJ.S.Bach
- 交響組曲シェヘラザードNikolai Rimsky-Korsakov
- 幻想交響曲 Op.14Hector Berlioz
- 交響詩「ローマの噴水」Ottorino Respighi
- ホルン協奏曲第1番Wolfgang Amadeus Mozart
- 「ローエングリーン」より「第3幕への前奏曲」Richard Wagner
- 交響曲第5番Gustav Mahler
- 交響曲第3番 変ホ長調作品97「ライン」Robert Schumann
- 舞踏への招待Carl Maria von Weber
- パガニーニの主題による狂詩曲Sergei Vasil’evich Rachmaninov
- 春の祭典Igor Stravinsky
- 「天国と地獄」序曲Jacques Offenbach
- 交響曲第1番 エレミアLeonard Bernstein
- E.T.John Williams
- ユーモレスクAntonín Dvořák
- 交響曲第4番「イタリア」Felix Mendelssohn
- 交響曲 第104番「ロンドン」Franz Joseph Haydn
- 交響曲第39番Wolfgang Amadeus Mozart
- 交響曲ニ短調César Franck
- 『レクイエム』より「怒りの日」Giuseppe Verdi
- ピアノ協奏曲第21番Wolfgang Amadeus Mozart
- 交響曲第41番「ジュピター」Wolfgang Amadeus Mozart
- シンコペイテッド・クロックLeroy Anderson
- レクイエムWolfgang Amadeus Mozart
- …続く
【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(1〜20)
水上の音楽 ホーンパイプNEW!Georg Friedrich Händel

ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルによる、王室の舟遊びを彩るための管弦楽組曲があり、その中の一曲は夏にふさわしい涼やかさと華やかさを兼ね備えています。
本作は、1717年7月のテムズ川での初演時、国王ジョージ1世があまりの素晴らしさに何度もアンコールを命じたという記録が残るほど、当時から人々の心をつかんでいました。
トランペットやホルンといった管楽器が躍動し、聴く者を晴れやかで祝祭的な気分へと誘います。
映画『いまを生きる』のワンシーンを彩ったことでも知られていますね。
蒸し暑い日々に爽快なひとときを求める方や、バロック音楽の持つ荘厳かつ軽快な魅力を気軽に楽しみたい方にはうってつけの一曲かと思います。
交響曲第5番「運命」Ludwig van Beethoven

クラシック音楽の巨匠ベートーヴェンが作曲した、オーケストラの名曲中の名曲。
冒頭の「ダ・ダ・ダ・ダーン」という動機は、世界中で広く知られています。
ベートーヴェンは聴力を失いつつある中で本作を書き上げました。
全4楽章からなり、「あらがうことのできない運命の到来」を象徴する第1楽章から、クライマックスに向かって突き進む第4楽章まで、ドラマティックな変化を通して苦悩から歓喜への旅路を描いています。
1808年12月にウィーンで初演され、その後オーケストラのレパートリーの中心的な作品としての地位を確立。
形式美と構成の完璧さにおいて、他の作品にはない緻密さが感じられる傑作です。
交響詩「海」 3つの交響的スケッチより第1楽章「海上の夜明けから真昼まで」NEW!Claude Debussy

きらめく海の情景が目に浮かぶような、クロード・ドビュッシーの管弦楽作品より、一日の始まりを告げる楽章です。
本作は、夜明けの微かな光から真昼の眩い太陽へと移り変わる海の姿を、オーケストラの多彩な音色でまるで絵画のように描き出しています。
繊細な音の重なりは、聴く人を涼やかで穏やかな気持ちにさせてくれますね。
1905年10月に初めて演奏された際にはさまざまな意見が出ましたが、今日ではドビュッシーの代表作の一つとして多くの人に親しまれています。
夏の日に爽やかな音楽で心をリフレッシュしたい方や、イマジネーションを広げてくれる美しいメロディに浸りたい方には、ぜひ触れてほしい名曲です。
水上の音楽 第2組曲 – II. アラ・ホーンパイプNEW!Georg Friedrich Händel

川面を渡る音楽というと、穏やかな旋律を思い浮かべるかもしれませんが、ゲオルク・フリードリヒ・ヘンデルが手掛けた水上の音楽の一節は、聴く者を祝祭へと誘う華やかさに満ちています。
この楽曲は、1717年7月のテムズ川での演奏が最初で、国王があまりの素晴らしさに何度もアンコールを重ねたという逸話も残っています。
トランペットやホルンが勇壮に響き渡り、聴けばいかに心が浮き立つかと思うような躍動感があふれる曲想は、夏の開放感を一層高めてくれますね!
児童向け映像「Little Einsteins」などでも親しまれており、世代を問わず楽しめるでしょう。
蒸し暑さを忘れさせてくれるような、爽快なひとときを求める方々に、ぜひ耳を傾けていただきたい作品です。
組曲「展覧会の絵」Modest Mussorgsky=Maurice Ravel

副題に「ヴィクトル・ガルトマンの思い出に」とあるこの組曲は、39歳で亡くなった友人の画家、ガルトマンを追悼して開かれた遺作展にインスピレーションを得て作曲されています。
ムソルグスキーが歩いて回る曲「プロムナード」と、絵の印象をもとにした全10曲から成ります。
ムソルグスキーの生前に演奏や出版はされなかったものの、リムスキー=コルサコフが発掘し手を加えたうえで出版。
その後、ピアノ組曲であったこの曲を「管弦楽の魔術師」と呼ばれたラヴェルによりオーケストラ版に編曲されました。