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【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介

クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。

さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。

本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。

オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。

誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(31〜40)

四季より「春」Antonio Vivaldi

ヴィヴァルディ 「四季」より「春」 高音質 FULL
四季より「春」Antonio Vivaldi

少し前まで中学校の音楽の授業や電車の発車メロディとしても使われており、ヴィヴァルディの四季という組曲のなかではダントツで有名な曲です。

春がきて楽しい気持ちや春の小鳥のさえずりなどが表現されていて陽気で印象的です。

陽気なだけではなく春の嵐や雷雨などの情景も描かれ、深く考えさせられる部分も多い曲です。

竜の少年久石譲

Spirited Away – Dragon Boy ( Daizo Edit Extended)
竜の少年久石譲

スタジオジブリの超有名作品『千と千尋の神隠し』から「竜の少年」です。

「竜の少年」の竜とは、ハクのことで、ハクと千尋が出会い、湯屋から離れるシーンで使用されます。

映画のシーンでは新日本フィルハーモニー交響楽団が担当し、ハープとピアノを重ねた神秘的な音色からホルンが吹き流し、木管が4度の音程で重なって和の雰囲気を醸し出しています。

こちらの演奏は劇中よりも長くなったバージョンで、より迫力が増した「竜の少年」になっていますね。

歌劇「ニュルンベルクのマイスタージンガー」より第1幕への前奏曲Richard Wagner

CMはCygames『GRANBLUEFANTASY』、McDonalds『ハッピーセット』、セブン-イレブン・ジャパン『セブンゴールド 金のビール』などのBGMとして使われました。

『ニュルンベルクのマイスタージンガー』は音楽のお芝居です。

喜劇の色が強いですが、ワーグナーの天才性がしっかりと表現されています。

喜劇らしく、明るくアップテンポなメロディーが特ちょうです。

はなやかな中にもあるものへの批判がこめられていて、聴き手はいろいろと考えさせられるでしょう。

交響曲第6番「悲愴」Peter Ilyich Tchaikovsky

チャイコフスキー : 交響曲第6番 「悲愴」 第4楽章
交響曲第6番「悲愴」Peter Ilyich Tchaikovsky

明るい曲がよく知られているチャイコフスキーですが、この曲はタイトルの通り、悲しく重いテーマが流れています。

本人も自信を持って世に送り出した大作で、人生について取り上げているともいわれています。

4楽章の終わり方にも注目。

歌劇「イーゴリ公」より韃靼人の踊りAlexander Borodin

ボロディン オペラ「イーゴリ公」より「韃靼人の踊り」
歌劇「イーゴリ公」より韃靼人の踊りAlexander Borodin

この曲は、ロシアの叙事詩『イーゴリ軍記』に基づきロシアの作曲家ボロディンが書き上げた歌劇『イーゴリ公』の第2幕の曲であり、遊牧民族ポロヴェツ人の捕虜となったイーゴリ公とその息子ヴラジーミルに対し、敵将コンチャック・ハーンが宴席を設けて彼らをもてなす、その宴の華やかな歌と踊りのシーンを描いています。

木管楽器やハープのメロディーが印象的ですよね。

【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(41〜50)

歌劇「ウィリアムテル」序曲Gioachino Rossini

Rossini: “Guillaume Tell” Overture / Abbado · Berliner Philharmoniker
歌劇「ウィリアムテル」序曲Gioachino Rossini

曲名の『ウィリアム・テル』は、中世スイスの英雄の名です。

伝説上の人ですが、スイス人からは人気があります。

エピソードとしては高慢な権力者にひるまず、勇かんに立ち向かった話が有名です。

そのお話ではテルの行動が、占領されていたスイスの独立をもたらしたといわれています。

テルの強さと勇かんさを、おおいに描いた1曲です。

交響詩「レ・プレリュード」Franz Liszt

Franz Liszt 🇭🇺 – Les Préludes, Symphonic Poem No.3, S.97, Flash Gordon Theme
交響詩「レ・プレリュード」Franz Liszt

「ピアノの魔術師」と呼ばれたフランツ・リストがピアニストを引退し、作曲家・指揮者に専念するようになって発表した 3曲目の交響詩。

この交響詩には、「私たちの人生は、『死』へのプレリュードである」とはじまる標題が掲げられています。

曲は切れ目のない演奏が印象的で、「人生の始まり、愛」「嵐」「田園」「戦い」をイメージした4つの部分から構成されています。

管弦楽の豊かな色彩を用いて描かれた人生のドラマをお楽しみください。