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【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介

クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。

さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。

本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。

オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。

誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(61〜70)

花のワルツPyotr Tchaikovsky

P.I.チャイコフスキー/「くるみ割り人形」より 花のワルツ
花のワルツPyotr Tchaikovsky

優雅なワルツのリズムが奏でる心地よいメロディーは、ゆったりとした時間の流れを感じさせます。

3拍子のリズムと、弦楽器や木管楽器による繊細なハーモニーが、集中力を高めながらもストレスを感じさせない絶妙なバランスを生み出しています。

1892年12月にサンクトペテルブルクで初演された本作は、ディズニー映画『ファンタジア』での使用以降、多くのメディアで取り上げられ、心を落ち着かせる曲として広く親しまれています。

勉強や読書、デスクワークなど、静かな環境で集中したい時にオススメです。

チャイコフスキーの巧みな作曲技法が光る本作で、リラックスしながら知的な時間を過ごしてみませんか。

歌劇『ローエングリン』より「エルザの大聖堂への入場」Wilhelm Wagner

佐渡 裕&シエナ・ウインド・オーケストラ / エルザの大聖堂への入場
歌劇『ローエングリン』より「エルザの大聖堂への入場」Wilhelm Wagner

荘厳で神聖な雰囲気を持つこの楽曲は、ゆったりとしたテンポで進行し、豊かなオーケストレーションが際立っています。

金管楽器と弦楽器の調和が美しく、聴く人の心に深い感動を与えます。

1850年8月に初演されたこの曲は、オペラの一場面を描写しており、主人公の純粋さや儀式の荘厳さを見事に表現しています。

結婚式や宗教的な儀式のBGMとしても使用され、多くの人々に親しまれています。

クラシック音楽に興味がある方はもちろん、心に響く美しい旋律を求めている方にもおすすめの一曲です。

交響曲第2番「復活」Gustav Mahler

マーラー - 交響曲 第2番 ハ短調「復活」  マゼール ウィーンフィル
交響曲第2番「復活」Gustav Mahler

この曲は1888年から1894年にかけて作曲されました。

この曲の作曲中、彼にはさまざまな悲劇が訪れます。

それでも、彼は作曲し続けました。

「復活」という表題は最終楽章のものです。

大編成の管楽器や、コーラスが美しいですね。

彼の境遇を想像しながら聴くとまた一段と深みの出る曲だと思います。

幻想交響曲 Op.14Hector Berlioz

チョン・ミョンフン指揮 ベルリオーズ 《幻想交響曲》
幻想交響曲 Op.14Hector Berlioz

この曲はベルリオーズが1830年に作曲した最初の交響曲です。

幻想交響曲の特徴は「固定観念」です。

現代では普通のことですが、当時は斬新な発想だったそうです。

この曲には「ある芸術家の生涯の挿話」という表題がつけられています。

彼自身の失恋体験をもとに作られたと言われています。

歌劇「ウィリアムテル」序曲Gioachino Rossini

Rossini: “Guillaume Tell” Overture / Abbado · Berliner Philharmoniker
歌劇「ウィリアムテル」序曲Gioachino Rossini

曲名の『ウィリアム・テル』は、中世スイスの英雄の名です。

伝説上の人ですが、スイス人からは人気があります。

エピソードとしては高慢な権力者にひるまず、勇かんに立ち向かった話が有名です。

そのお話ではテルの行動が、占領されていたスイスの独立をもたらしたといわれています。

テルの強さと勇かんさを、おおいに描いた1曲です。