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【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介

クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。

さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。

本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。

オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。

誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

もくじ

【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(61〜80)

交響詩「レ・プレリュード」Franz Liszt

Franz Liszt 🇭🇺 – Les Préludes, Symphonic Poem No.3, S.97, Flash Gordon Theme
交響詩「レ・プレリュード」Franz Liszt

「ピアノの魔術師」と呼ばれたフランツ・リストがピアニストを引退し、作曲家・指揮者に専念するようになって発表した 3曲目の交響詩。

この交響詩には、「私たちの人生は、『死』へのプレリュードである」とはじまる標題が掲げられています。

曲は切れ目のない演奏が印象的で、「人生の始まり、愛」「嵐」「田園」「戦い」をイメージした4つの部分から構成されています。

管弦楽の豊かな色彩を用いて描かれた人生のドラマをお楽しみください。

バレエ組曲「白鳥の湖」Peter Ilyich Tchaikovsky

チャイコフスキー - バレエ組曲《白鳥の湖》 Op.20 カラヤン ベルリンフィル 1971
バレエ組曲「白鳥の湖」Peter Ilyich Tchaikovsky

化粧品や食品のCMで多く使われました。

フィギュアスケートでは、川井郁子さんがBGMに選んでいました。

バレエ音楽ではとても有名です。

特に、ロシアの「白鳥の湖」のバレエコンサートは、目をみはるものがあります。

湖に集まる白鳥の優雅さ、飛び立つ美しさをみごとに表現しています。

せつなさと美しさが一つになり、聴くものを別世界へとつれていきます。

闘牛士の歌Georges Bizet

19世紀のフランスで作曲家として活躍したジョルジュ・ビゼーの代表曲『カルメン』で歌われるアリア。

日本でもテレビ番組やCMなどで昔から広く使用されているため、世代を問わず一度は耳にしたことがあるであろうクラシックナンバーですよね。

オペラらしい情景が見えるような旋律や、クラシック音楽ならではのダイナミクスからは、聴き手を圧倒しながらも夢中にさせる魅力を感じるのではないでしょうか。

ポピュラーミュージックでは感じられない大きな抑揚で楽曲のイメージを作り出している、クラシックでなければ表現が難しい音の世界を体験できる楽曲です。

美しく青きドナウJohann Strauss II

The Blue Danube by Johann Strauss II – An der schönen blauen Donau Waltz 2001: A Space Odyssey
美しく青きドナウJohann Strauss II

『ウィーンの森の物語』『皇帝円舞曲』とともにシュトラウス2世の三大ワルツに数えられている中でも、もっとも人気のある曲です。

オーストリアでは非公式ではありますが第二の国歌とも呼ばれています。

競技ダンス、バレエのコンクールなどでも使用することが多く、郵便局や製薬会社のCMでも使われていたこともあり、誰もが一度は聴いたことがある曲だと思います。

国内、国外を問わず、ニュー・イヤー・コンサートで演奏される際には、序奏部を少しだけ演奏した後にいったん打ち切って、指揮者や団員の新年のあいさつが続くのが習慣となっています。

タンホイザー「序曲」Richard Wagner

ワーグナー / タンホイザー序曲 ( Wagner / Tannhauser-Overture )
タンホイザー「序曲」Richard Wagner

「タンホイザー序曲」は、全3幕で構成される歌劇「タンホイザーとヴァルトブルクの歌合戦」で演奏されます。

壮大な自然を想像させます。

クラリネット、ファゴット、ホルンから始まる音が魅力的です。

弦楽器や管楽器の音がとてもしっかりと響いていて、この曲の聴きどころともいえます。