【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介
クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。
さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。
本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。
オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。
誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(91〜100)
春の祭典Igor Stravinsky

ロシアの作曲家、イーゴリ・ストラヴィンスキーによって制作されたバレエのための作品です。
いわゆる「近代音楽」と呼ばれる作品群の一つで、その独創性の高さから発表された当時は賛否両論。
公演での初めての演奏で、客たちによる大乱闘が起こったことが広く知られています。
それぐらい、人々の心の琴線に触れるものが、曲の中に込められているのかもしれませんね。
現代において超絶技巧の類に入るこの名曲を、ぜひ一度あなた自身の耳で味わってみてください。
「天国と地獄」序曲Jacques Offenbach

運動会でよく流れる「天国と地獄」として知られているこの曲は、「地獄のオルフェ」とも呼ばれています。
美しいメロディがあったり、陽気なメロディがあったり、悲しいところがあったり、と曲の明暗のつけ方が非常に魅力的です。
この曲の元となっているのは、ギリシャ神話のオルフェオの物語です。
あらすじを読んでみるとまたこの曲の魅力が深まります。
パガニーニの主題による狂詩曲Sergei Vasil’evich Rachmaninov

ロシアを代表する作曲家ラフマニノフの作品で、アメリカ亡命後に作曲された数少ない作品の一つでもあります。
ロシア革命により国を離れることになったラフマニノフの望郷の念が強く出ていると言われています。
「超絶技巧と引き換えに悪魔に魂を売ったとうわさされたニコロ・パガニーニの伝説を筋立てとして利用してはどうか」という提案をうけ、曲名が付けられました。
全24の変奏のうち、第18変奏が特に有名で映画のBGMによく使われます。
穏やかで甘美な変奏から激しく重々しい変奏まであり、さまざまな雰囲気が楽しめる1曲です。
交響曲第39番Wolfgang Amadeus Mozart

オーボエが使われていない交響曲。
モーツァルトの楽曲ではめずらしいこととされています。
最初は心を包むようによりそってきて。
すこーし疑い深い感じになってはなれていきます。
またその疑いが晴れて、近づいてくる。
後は雨のように音色が頭に降りかかっています。
こんなつかみどころがない人っていますよね。
そんな人のイメージが浮かぶのです。
交響曲第4番「イタリア」Felix Mendelssohn

1830年の秋から31年春にかけてイタリアに旅行した間にこの曲の作曲にとりかかったメンデルスゾーン。
彼は「音の風景画家」と称されており、冒頭の音楽はまるで陽の光が降り注いでいる景色が目の前に広がっているような雄大さがあります。
また、15世紀に流行したイタリアの舞曲「サルタレロ」を取り入れ、イタリアのイメージをかき立てるような工夫もされています。
交響曲第41番「ジュピター」Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトの最期の交響曲です。
『ジュピター』と名付けられていますが、あくまで通称であって正式な曲名ではありません。
ジュピターはローマ神話のトップ神です。
この曲は、まさに彼のほこり高く壮大なイメージを表しています。
神話の神様は、基本的に突拍子もなく超感情的です。
つまるところ人間にそっくりなんですね。
ダイナミックな交響曲ではありますが、聴き込んでいくと、ジュピターの頑固おやじさも伝わってきます。
交響曲ニ短調César Franck

フランクはフランスで活躍した作曲家ですが、実はベルギー生まれです。
この曲は第3楽章からなっています。
第1楽章は冒頭から、暗めな感じです。
暗く、重い感じから入りますが、はいあがってくるような印象を与える曲です。