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【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介

クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。

さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。

本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。

オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。

誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。

もくじ

【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(21〜40)

交響曲第6番「悲愴」Peter Ilyich Tchaikovsky

チャイコフスキー : 交響曲第6番 「悲愴」 第4楽章
交響曲第6番「悲愴」Peter Ilyich Tchaikovsky

明るい曲がよく知られているチャイコフスキーですが、この曲はタイトルの通り、悲しく重いテーマが流れています。

本人も自信を持って世に送り出した大作で、人生について取り上げているともいわれています。

4楽章の終わり方にも注目。

交響曲第9番Antonín Dvořák

Antonín Dvořák – Symphony No. 9 (Mariss Jansons, Bavarian Radio Symphony Orchestra) [60fps]
交響曲第9番Antonín Dvořák

ドヴォルザークを代表する曲で、彼の最後の交響曲でもある『新世界より』。

この「新世界」とはアメリカのことを指しており、アメリカへ移住してきたドヴォルザークが、故郷へ向けて書いた曲です。

鉄道の音をイメージして書かれている第1楽章の冒頭や、「遠き山に日は落ちて」の歌詞でも有名な美しく懐古的な第2楽章の旋律など、聴きどころ満載な1曲です。

日本国内においては、ベートーヴェンの『運命』、シューベルトの『未完成』とともに「3大交響曲」と呼ばれることもあります。

ブランデンブルク協奏曲第3番J.S.Bach

J.S.バッハ:ブランデンブルク協奏曲 第3番 BWV 1048 / J.S.Bach: Brandenburg Concerto No. 3 in G major BWV 1048
ブランデンブルク協奏曲第3番J.S.Bach

華麗な弦楽器の響きと豊かな抑揚が印象的な、18世紀ドイツを代表する音楽家バッハの代表作です。

3群の弦楽器が奏でる喜びに満ちた旋律は、勉強の気分転換にピッタリ。

緻密な対位法と豊かなハーモニーが心地よく、集中力を高めてくれます。

1721年3月にブランデンブルク辺境伯に献呈された本作は、弦楽器のみによる編成ながら、まるで天上の音楽のような気高さを感じさせます。

長時間の学習や読書のお供として、静かに心を整えたいときにオススメです。

交響曲第七番《未完成》ロ短調 1楽章 アレグロ・モデラートFranz Schubert

神秘的な低弦の序奏から始まり、オーボエとクラリネットが奏でる哀愁が漂う主題が心に染み入るフランツ・シューベルトによる傑作です。

1822年、グラーツ楽友協会からの名誉ディプロマへの返礼として作曲が開始された本作は、その深い情感と独特の構成で多くの聴衆を魅了し続けています。

ロ短調という珍しい調性を用い、管弦楽の絶妙な響きが織りなす美しい旋律は、聴く者の心に深い感動を与えます。

1933年の映画『未完成交響楽』では物語の中心的な役割を果たし、日本の特撮ドラマ『ウルトラマン80』でも使用されるなど、その魅力はさまざまな形で受け継がれています。

静かな瞑想から壮大なクライマックスまで、豊かな感情表現を味わいたい音楽ファンにお勧めの一曲です。

教会のステンドグラスOttorino Respighi

Respighi ‘Church Windows’ – Vasily Petrenko conducts
教会のステンドグラスOttorino Respighi

1925年にレスピーギが作曲した、全四楽章からなる管弦楽曲。

自身が1919年に作曲したピアノ曲「グレゴリオ聖歌による三つの前奏曲」をそれぞれ第一一〜三楽章としてオーケストラ編曲し、最後に第四楽章を書き加えたものである。