【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介
クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。
さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。
本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。
オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。
誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(41〜50)
美しく青きドナウJohann Strauss II

『ウィーンの森の物語』『皇帝円舞曲』とともにシュトラウス2世の三大ワルツに数えられている中でも、もっとも人気のある曲です。
オーストリアでは非公式ではありますが第二の国歌とも呼ばれています。
競技ダンス、バレエのコンクールなどでも使用することが多く、郵便局や製薬会社のCMでも使われていたこともあり、誰もが一度は聴いたことがある曲だと思います。
国内、国外を問わず、ニュー・イヤー・コンサートで演奏される際には、序奏部を少しだけ演奏した後にいったん打ち切って、指揮者や団員の新年のあいさつが続くのが習慣となっています。
【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(51〜60)
交響曲第1番Johannes Brahms

ブラームスが1876年に完成させた交響曲。
ブラームスは、ベートーベンの9つの交響曲を意識するあまりなかなか交響曲を完成させられず、着想から完成までに21年という歳月を要しました。
しかし、「ベートーベンの交響曲第10番」と呼ばれるほど高い評価を受けた作品です。
「暗から明へ」という聴衆に分かりやすい構成で、今では最もよく演奏されるブラームスの交響曲となっています。
四季より「春」Antonio Vivaldi

少し前まで中学校の音楽の授業や電車の発車メロディとしても使われており、ヴィヴァルディの四季という組曲のなかではダントツで有名な曲です。
春がきて楽しい気持ちや春の小鳥のさえずりなどが表現されていて陽気で印象的です。
陽気なだけではなく春の嵐や雷雨などの情景も描かれ、深く考えさせられる部分も多い曲です。
交響詩「レ・プレリュード」Franz Liszt

「ピアノの魔術師」と呼ばれたフランツ・リストがピアニストを引退し、作曲家・指揮者に専念するようになって発表した 3曲目の交響詩。
この交響詩には、「私たちの人生は、『死』へのプレリュードである」とはじまる標題が掲げられています。
曲は切れ目のない演奏が印象的で、「人生の始まり、愛」「嵐」「田園」「戦い」をイメージした4つの部分から構成されています。
管弦楽の豊かな色彩を用いて描かれた人生のドラマをお楽しみください。
交響曲第2番「復活」Gustav Mahler

この曲は1888年から1894年にかけて作曲されました。
この曲の作曲中、彼にはさまざまな悲劇が訪れます。
それでも、彼は作曲し続けました。
「復活」という表題は最終楽章のものです。
大編成の管楽器や、コーラスが美しいですね。
彼の境遇を想像しながら聴くとまた一段と深みの出る曲だと思います。
バレエ組曲「白鳥の湖」Peter Ilyich Tchaikovsky

化粧品や食品のCMで多く使われました。
フィギュアスケートでは、川井郁子さんがBGMに選んでいました。
バレエ音楽ではとても有名です。
特に、ロシアの「白鳥の湖」のバレエコンサートは、目をみはるものがあります。
湖に集まる白鳥の優雅さ、飛び立つ美しさをみごとに表現しています。
せつなさと美しさが一つになり、聴くものを別世界へとつれていきます。
静かな潟Eric Coates

ゆったりとした夏の夕暮れに耳を傾けたい、そんなワルツ=セレナーデはいかがでしょうか。
エリック・コーツが1930年に作曲したこの作品は、スセックス地方の穏やかな海辺の景色、夕焼けに染まる街並みから着想を得たと伝えられています。
ヴァイオリンの甘美な旋律が、まるで夕凪の海を渡るそよ風のように心地よく響くことでしょう。
1940年には歌詞も付けられ、多くの人々に愛されるスタンダードナンバーとなりました。
BBCラジオの人気長寿番組のテーマ曲としても長年親しまれており、どこか懐かしさを感じるかもしれません。
日常の喧騒を忘れ、穏やかな気分に浸りたい時にぴったりの一曲ですね!
本作を聴きながら、ゆったりとした時間を過ごしてみましょう。