【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介
クラシックのなかでも、最も豪華で表現の幅が広いオーケストラ。
さまざまな楽器で、個々が持っている感性とともに一つの音楽を奏でることは、そこにしか生まれない魅力があります。
本記事では、そんなオーケストラの名曲、人気曲をピックアップしました。
オーケストラといっても、交響曲から協奏曲、歌劇まで、ジャンルはさまざま。
誰もが聴いたことのある曲から、クラシック愛好家のなかで精通している曲までご紹介しているので、ぜひチェックしてみてください。
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【オーケストラ】名曲、人気曲をご紹介(21〜30)
ラプソディ・イン・ブルーGeorge Gershwin

ジャズとクラシックを融合した「シンフォニック・ジャズ」として高く評価されており、ガーシュウィンの名を一躍世界に広めることとなりました。
ボストンへ向かう汽車のなかで、鉄道のリズムからこのラプソディの着想が突然ひらめいたというこの曲は、まさに蒸気機関車が今にも発車しそうな様子や、徐々に加速し進んでいく様子がイメージされますよね。
オーケストラの軽快なジャズ風のリズム、管楽器のさまざまな奏法による多彩な音色、そしてピアノの即興に近いカデンツァなど、聴きどころ満載な曲です!
交響曲第3番「英雄」Ludwig van Beethoven

『英雄』の名でよく知られているベートーヴェンの『交響曲第3番』は、1804年に完成された交響曲です。
フランス革命後の世界情勢の中、ベートーヴェンのナポレオンへの共感から、彼をたたえる曲として作曲されました。
交響曲が貴族のサロンなどで特権階級に向かって演奏される曲から、街中のコンサート会場で大衆に向かって演奏される曲になった革命的な作品であり、器楽音楽による表現の可能性を大きく広げた画期的大作です。
ピアノ協奏曲 イ短調 作品16Edvard Grieg

ノルウェーが生んだ名作曲家、エドヴァルド・グリーグ。
1868年、25歳のときに書いた唯一のピアノ協奏曲は、北欧の自然を思わせる壮大な響きが特徴です。
チャイコフスキーの『ピアノ協奏曲第1番』と同様、こちらの冒頭の部分もさまざまな場面で頻繁に使われています。
冒頭のピアノの華麗な音の滝は、まるでフィヨルドの絶景を目の当たりにするよう。
叙情的な第2楽章では、静かな森の中にいるかのような幻想的な雰囲気が漂います。
フィナーレは民謡風の明るい旋律で、ノルウェーの舞曲が感じられますね。
同じロマン派のシューマンの影響を受けつつも、グリーグ独自の北欧らしさが光る傑作です。
カノンJohann Pachelbel

バロック時代に活躍したドイツの作曲家であるパッヘルベルの作品で最も有名で最も愛されている作品。
カノンとは『かえるの合唱』のように、主声部の奏でたフレーズを第二声部、第三声部がなどが模倣しながら進んでいく音楽を指します。
さまざまなな楽器によって紡がれていく繰り返し出てくる旋律に耳を傾けながら聴いてみてください。
この曲のコード進行は「大逆循環」と呼ばれる4小節単位でコードが循環するという特徴があり、人の心をつかむ美しい曲を作りやすい進行と言われています。
交響曲第1番Vasily Kalinnikov

カリンニコフは、貧しい家庭に育ったために数々の苦難に見舞われ、最晩年には結核を発症し35歳の誕生日を目前にこの世をさりました。
その短い生涯からあまり知られていない作曲家ですが、この曲には確かな魅力があります。
主題がさまざまに展開していく第1楽章、静寂な雰囲気のなかで穏やかで美しく、情緒的な旋律が奏でられる第2楽章、リズミカルで快活な民族舞踊的旋律が特徴的な第3楽章、これまでの楽章に登場したさまざまな主題が登場し自由で多様な展開を見せる第4楽章と、聴きどころ満載の1曲です。
剣の舞Aram Khachaturian

ゲームなどでもよくBGMとして使われているこの曲は、東洋の民族音楽の影響を受けて作られました。
わずか2分ほどの曲ながら、圧倒されるようなリズム感と緊迫感で強烈な印象を残しています。
もとはバレエの最後の曲として書かれたものです。
交響曲第9番Antonín Dvořák

ドヴォルザークを代表する曲で、彼の最後の交響曲でもある『新世界より』。
この「新世界」とはアメリカのことを指しており、アメリカへ移住してきたドヴォルザークが、故郷へ向けて書いた曲です。
鉄道の音をイメージして書かれている第1楽章の冒頭や、「遠き山に日は落ちて」の歌詞でも有名な美しく懐古的な第2楽章の旋律など、聴きどころ満載な1曲です。
日本国内においては、ベートーヴェンの『運命』、シューベルトの『未完成』とともに「3大交響曲」と呼ばれることもあります。
交響曲第40番Wolfgang Amadeus Mozart

モーツァルトの「三大交響曲」の中の1曲。
彼が作曲した交響曲はほとんどが長調の曲であり、短調はこの曲を含めて2曲しかありません。
この曲を作曲した1788年頃、モーツァルトはさまざまな傑作を残しており音楽的には充実している時期でしたが、父レオポルトや長女テレジアが亡くなるなど私生活では不幸が続いた時期でもあり、そのような不幸が短調の曲を生み出したのかもしれません。
モーツァルトらしい軽やかさと強い情動と悲劇性を併せもつこの曲は、多くの人々の心をつかんで離さない魅力を持っています。
交響詩フィンランディアJean Sibelius

ロシアに弾圧されていた時代、フィンランドの人たちを力づけるために作られたこの曲は勇気と力強さに満ちていて、壮大な曲です。
希望や自由を訴えるこの曲は美しさも兼ね備えていて、シベリウスの曲の中では最も有名な作品でしょう。
組曲「アルルの女」Georges Bizet

この曲はドーテの同名の短編小説に合わせて1872年にビゼーが作曲した組曲です。
アイスや栄養ドリンクのCMでも使用されていました。
この組曲自体は全部で27曲ありますが、オーケストラではこの中から数曲を選んで演奏するのが習慣となっています。
無駄な部分のないシンプルな音楽が聴けるので、ほのぼのとした描写が伝わってきて癒やしの要素があるといえます。



