【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲
ある程度ピアノを長く続けてきた段階で出演する発表会。
これまで何回か参加してきた経験から、「昨年聴いたあの曲が弾きたい!」「今までゆったりとした曲が多かったけれどアップテンポの曲に挑戦してみたい!」など、自分のなかで発表会曲に対する理想が生まれてくる頃かもしれませんね。
本記事では、そんな中初級レベルをクリアし、中級レベルに差し掛かった方々にピッタリの、発表会で聴き映えするピアノ曲をご紹介します。
ご自分の理想と照らし合せながら、次の発表会曲選びにお役立ていただければ幸いです。
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【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲(71〜75)
18の性格的な練習曲 Op.109 第13番「大雷雨」Johann Burgmüller

『18の性格的な練習曲 Op.109』の1曲として知られる本作。
ヨハン・ブルクミュラーが描く嵐の情景が聴き手の心を捉えます。
ニ短調で書かれたこの曲は、大荒れの様子から始まり、次第に強まる風と雨、14小節目で光る稲妻など、自然のドラマを音で表現。
拍頭の16分休符や雷鳴を表すオクターヴのトレモロなど、技術的な要素も満載です。
1874年にパリで亡くなったブルクミュラーの遺した名曲を、ぜひ発表会の舞台で。
聴く人の心に強烈な印象を残すこと間違いなしですよ。
トッカータAram Khachaturian

アラム・ハチャトゥリアンは、『剣の舞』や『ガイーヌ』でおなじみのアルメニア出身の作曲家です。
1932年、モスクワ音楽院在学中に書かれた本作は、アルメニア民謡のリズムや現代音楽の技法を盛り込んだ躍動的な楽曲。
パワフルでありながら繊細さも兼ね備えたダイナミックな楽曲は、チャレンジ心を刺激し、ピアノへの意欲をかき立ててくれるはずです。
力強い指の動きと柔軟な手首を駆使して、独自の音楽表現を追求してみてはいかがでしょうか。
即興曲 第1番 変イ長調 Op.29Frederic Chopin

ポーランド出身の天才作曲家、フレデリック・ショパンが1837年に作曲した即興曲の第1作。
流麗な3連符の旋律が特徴的で、聴く人の心を癒やす美しさにあふれています。
技術的には難しい面もありますが、演奏効果は抜群!
発表会では、安定したテクニックと豊かな表現力が求められます。
ゆったりとした中間部から華やかなコーダへの移行も聴かせどころです。
ピアノを長く続けてきた方にピッタリの1曲。
ぜひ挑戦してみてください!
組曲「仮面舞踏会」第1曲「ワルツ」Aram Khachaturian

『剣の舞』や『仮面舞踏会』でおなじみのアラム・ハチャトゥリアンの代表作の一つです。
1941年に劇音楽として作曲され、1944年に5曲からなる組曲に編曲されました。
華やかで優雅な3拍子のリズムが特徴的で、民族音楽の要素も随所に感じられます。
フィギュアスケートの浅田真央さんのプログラム曲としても使用され、話題を呼びましたね。
ドラマチックな展開と美しい旋律が魅力的で、聴衆を魅了する発表会向けの曲です。
豊かな表現力を発揮できる構成なので、ぜひチャレンジしてみてくださいね!
2つのアラベスク 第1番Claude Debussy

CMなどでも度々使用されているクロード・ドビュッシーの名曲『アラベスク第1番』。
きらびやかで美しい旋律は、発表会でも大いに聴き映えします。
この楽曲のポイントは3連符と8分音符のバランス。
ここのコツさえつかんでしまえば、中級者の方でも問題なく演奏できると思います。
譜読みが大変に感じる方は、最初は和音をバラして練習すると良いでしょう。
アルペジオの練習にはもってこいの楽曲なので、苦手意識を持っている方は弾いてみる価値があると思います。