【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲
ある程度ピアノを長く続けてきた段階で出演する発表会。
これまで何回か参加してきた経験から、「昨年聴いたあの曲が弾きたい!」「今までゆったりとした曲が多かったけれどアップテンポの曲に挑戦してみたい!」など、自分のなかで発表会曲に対する理想が生まれてくる頃かもしれませんね。
本記事では、そんな中初級レベルをクリアし、中級レベルに差し掛かった方々にピッタリの、発表会で聴き映えするピアノ曲をご紹介します。
ご自分の理想と照らし合せながら、次の発表会曲選びにお役立ていただければ幸いです。
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【中級者向け】挑戦!ピアノ発表会で聴き映えするおすすめの名曲(81〜85)
愛の夢 第3番Franz Liszt

難曲が多いことで知られている作曲家、フランツ・リスト。
とてつもない数の楽曲を生み出してきたリストですが、なかには中学生でも演奏できる難易度の低い作品も作っています。
その一つが、こちらの『愛の夢 第3番』。
難易度としては上級のなかでも下位、もしくは中級のなかでも上位といったところでしょうか。
メロディーに対し音数が多いため、演奏する側にとっては忙しい曲といえますが、上級者でなければ取り組めないというほどの難易度ではありません。
演奏効果も高いので、ぜひ挑戦してみてください。
即興曲Op.90-3Franz Schubert

優美な旋律が特徴的な、フランツ・シューベルトの『即興曲Op.90-3』。
穏やかな流れの中で、抑揚をつけて情感豊かに演奏できるため、発表会の舞台でも聴き映えすること間違いなしの1曲です。
心地よいテンポの中で常に動き続ける左手の伴奏を正確にコントロールしながら、フレーズのつなぎやダイナミクスを意識して弾ければ、ワンランク上の演奏に!
中級からさらにステップアップしていきたいにとって必要な要素が詰まっている曲ですので、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
ワルツ 第2番(セカンドワルツ)Dmitri Shostakovich

ソビエト連邦の著名な作曲家ドミトリイ・ショスタコーヴィチが手掛けた管弦楽曲。
1938年11月28日にモスクワで初演された本作は、ハ短調と変ホ長調を基調とする4分の3拍子のワルツです。
アルトサックスが奏でる主旋律に、金管楽器や弦楽器が絶妙なハーモニーを奏でる編成が特徴的。
軽快でありながら、どこか不安定な雰囲気を醸し出す魅力的な楽曲となっています。
映画『アイズ ワイド シャット』での使用でも知られる本作は、多くのピアニストによってピアノ独奏でも演奏されています。
発表会で聴き映えする曲をお探しの方にピッタリの1曲ですよ。
ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」第1楽章Ludwig van Beethoven

最も偉大な作曲家の1人、ルートヴィヒ・ヴァン・ベートーヴェン。
初級者から上級者まで、幅広く親しまれているベートーヴェンですが、なかでもこちらの『ピアノソナタ第8番 ハ短調 Op.13「悲愴」第1楽章』は中級者から最も親しまれている作品の一つといえるでしょう。
第1楽章は『悲愴』のなかでも屈指の難易度をほこることで知られていますが、中級上位におさまる難易度ですので、中学生でも取り組めると思います。
スタッカートが多く登場しますが、気を取られて短く演奏しすぎないようにしましょう。
ベルガマスク組曲 第3曲 月の光Claude Debussy

上級者向けの作品は、必ずしも上級者だけが取り組むわけではありません。
中級者の方が上級者向けの作品を取り組むことはよくあることですよね。
そんなこれから上級者になろうとしている中級者の方にオススメしたい作品が、こちらの『月の光』。
非常に難しい作品というわけではありませんが、全体に音が静かな作品ということもあるので、繊細なタッチが求められます。
ピアニッシモを苦手としている人はぜひ取り組んでみてはいかがでしょうか?
おわりに
ピアノ発表会にピッタリの名曲の中から、ピアノ経験をある程度重ねてきた中級者にオススメの作品をご紹介しました!
指の細かい動きや、強弱、表現などの楽譜に書いてあることを再現するのはもちろん、曲の背景を学んだり名ピアニストの演奏を聴いたりして曲への理解を深めることも、曲を仕上げるのに大いにプラスにはたらきます。
お気に入りの1曲を選び、音を並べるだけの状態からワンランクアップした演奏を目指してコツコツ練習し、発表会で華やかな演奏を披露しましょう!