民謡の人気曲ランキング
日本の四季を彩る童謡・唱歌には、私たちの心に深く響く魅力が詰まっています。
高野辰之さんや滝廉太郎さんをはじめとする名手たちが紡ぎ出した『もみじ』『お正月』『たきび』などの名曲には、子供たちの純粋な喜びや自然の息吹が溢れています。
日本の文化や情緒を大切に受け継いできたこれらの楽曲の数々を、皆様からお寄せいただいた思い出とともにご紹介します。
民謡の人気曲ランキング(81〜100)
夕焼け小焼け作詞:中村雨紅/作曲:草川信81位

秋になると夕焼けがとくにきれいに見られますよね!
地域にもよりますが11月の日の入りはだいたい17時前後で、小さいお子さんと夕方の散歩をしているときにちょうど夕焼けが見られることも多いと思います。
そんなとき、お子さんと一緒にこの歌を歌ってみてはどうでしょうか?
お父さんやお母さんももちろん知っているでしょうし、定番の童謡なので、お子さんもどこかで習って知っている曲だと思います。
何気ないシーンかもしれませんが、お子さんの心にはいつまでも秋の思い出として残るワンシーンになるはずです。
雪のペンキ屋さん作詞:則武昭彦/作曲:安藤孝82位

雪が降り世界を白く染めてゆく、そのことを白いペンキで塗ったかのようだと比喩で伝えています。
雪が降ってくることを伝える擬態語、繰り返し出てくる白というキーワード、何といっても優しいメロディーは覚えて口ずさみたくなりますよ。
ぜひ大人の方にも聴いてもらいたい雪の1曲です。
簡単な振りつけをつけて踊ってもいいですね。
普通に歌っても楽しい曲なのですが、「雪のペンキ屋さんってどういうことなんだろうね?」と想像をふくらませるのもオススメですよ。
春風作詞:加藤義清/作曲:フォスター83位

日本の伝統と西洋の音楽が見事に融合した作品。
春の穏やかな風景を描いた歌詞と、心地よいメロディーが、聴く人の心に優しく寄り添います。
1926年に「検定唱歌集」に掲載されて以来、長く愛され続けている本作。
柳の枝や凧、庭に吹く風など、春の訪れを感じさせる情景が目に浮かぶようです。
新学期や入園・入学シーズンにぴったりの1曲。
子供たちと一緒に歌えば、春の喜びをより深く感じられるでしょう。
大人の方にも、懐かしい思い出とともに楽しんでいただけるはずです。
夏の思い出作詞:江間章子/作曲:中田喜直84位

懐かしい夏の風景を描いた、日本を代表する名曲。
中田喜直さんの優しいメロディと江間章子さんの詩的な歌詞が、聴く人の心に静かな余韻を残します。
霧に包まれた尾瀬の情景や、水芭蕉の花、夕暮れどきのしゃくなげ色の空など、美しい自然の描写が印象的です。
1949年にNHKのラジオ番組で初めて放送されて以来、多くの人々に愛され続けています。
穏やかな時間の流れを感じたいときや、昔を懐かしむ気分のときに聴くのもオススメです。
とんでったバナナ作詞:片岡 輝/作曲:桜井 順85位

こちらの曲は、童謡なのにラテンのリズムという印象的な曲で、1962年にNHKの音楽番組『うたのえほん』で紹介されました。
パーカッションの響きが、南国を思わせますよね。
よくバナナの皮をふんで滑るというシーンが見られますが、バナナは滑りやすい果物で、それを生かしていろいろな場所に登場するという楽しい歌詞内容です。
シーンが展開する感じが絵本を読んでいるようですね。
曲の最後のかけ声も楽しくて覚えやすいです。