民謡の人気曲ランキング
日本の四季を彩る童謡・唱歌には、私たちの心に深く響く魅力が詰まっています。
高野辰之さんや滝廉太郎さんをはじめとする名手たちが紡ぎ出した『もみじ』『お正月』『たきび』などの名曲には、子供たちの純粋な喜びや自然の息吹が溢れています。
日本の文化や情緒を大切に受け継いできたこれらの楽曲の数々を、皆様からお寄せいただいた思い出とともにご紹介します。
民謡の人気曲ランキング(81〜100)
おおさむこさむ作詞:石原和三郎/作曲:田村虎蔵86位

冬の寒さに耐えきれなくなった子供が、山で泣く姿を歌う『おおさむこさむ』。
音楽教育家の田村虎蔵さんが作曲し、数多くの童謡を手がけた石原和三郎さんが作詞を担当した歌です。
白い雪が降り積もる景色をイメージさせる歌詞と、寒さを表現したようなメロディーが特徴。
寒い季節にぴったりなこの曲は、子供たちの手遊びや雪遊びの場面にもぴったりです。
子供から大人まで幅広い世代から親しまれる、冬の場面を表現した歌です。
くじらのとけい作詞:関和男/作曲:渋谷毅87位

子供たちがワクワクしてしまうファンタジックな楽曲です。
柔らかくて温かみのある美しいメロディと、物語性豊かな詩が見事に調和しています。
1983年にNHK『みんなのうた』で放送され、その後も再放送や関連アルバムにも収録される人気の高い作品です。
本作は、時間の大切さを教えてくれる楽曲として、学校の音楽教材にも取り入れられています。
雨が続く梅雨の時期や、6月10日の「時の記念日」に合わせて聴けば、きっと優しい気持ちになれるでしょう。
また、振り付けをつけながら歌うことで、子供たちの想像力がさらにふくらむはずです。
ぽかぽかてくてく作詞:阪田寛夫/作曲:小森昭宏88位

春の晴れやかな雰囲気を感じさせてくれる、童謡『ぽかぽかてくてく』。
この歌は『サッちゃん』や『おなかのへるうた』などをてがけた阪田寛夫さんによる作詞で、元気な子供たちをイメージするような明るい歌詞がすてきなんです。
また、作曲は『おべんとうばこのうた』や『げんこつやまのたぬきさん』などの作品で知られる小森昭宏さんが担当しており、マーチング調のどこか懐かしくも感じられる明るいメロディーが心にしみますね。
とらじょさま清野明子89位

歌詞を見れば一目瞭然ですが、この歌も「ナニャドヤラ」が元となっています。
陽気な曲調で、いかにも盆踊りらしい歌と言えるでしょう。
歌詞の中に女性の名前が出てきますが、実在の人物であり、美人で評判だったそうです。
ことりのうた90位

小鳥の鳴き声が聞こえたら、春の訪れを感じますよね。
そんな春の風物詩ともいえる小鳥の鳴き声をかわいくキャッチーに歌ったのがこちらの楽曲です。
小鳥の歌声をマネした歌詞がとってもステキですね。
小鳥のように元気よく、いつか羽ばたく日を夢見る園児さんに歌ってほしい1曲です。