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【モーリス・ラヴェル】名曲、代表曲をご紹介

印象派音楽の重要な人物の一人、モーリス・ラヴェル。

彼の作品は細部まで緻密に作られており、土台に古典的な形式をしっかり取り入れていますが、印象派らしい表現も混じり合っていることから、彼にしかない唯一無二の音楽を感じられます。

他の作曲家のオーケストラ編曲も行っており、その卓越されたオーケストレーションから「オーケストレーションの天才」「管弦楽の魔術師」とも呼ばれていました。

本記事では、そんなラヴェルの名曲、代表曲をご紹介します。

クラシックに馴染みのない方でも、どこかで一度は聞いたことがあるであろう曲も存在するので、ラヴェルの素晴らしい名曲の数々をお楽しみください!

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【モーリス・ラヴェル】名曲、代表曲をご紹介(21〜30)

ハイドンの名によるメヌエットMaurice Ravel

1909年作のピアノ独奏曲。

同年はハイドン没後100年にあたったため、パリのある音楽雑誌がラヴェルやドビュッシーなどに、ハイドンにちなんだピアノ曲の作曲を依頼、HAYDNを音名に置き換えた「シラレレソ」をモチーフにすることが条件でした。

本来、音名にはYもNも存在しないのですが、読み替え表(一種の暗号表)によってYはDと同じくレ、NはGと同じくソとされており、モチーフの音列が決まりました。

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    ソナチネ M.40 第2楽章 メヌエットMaurice Ravel

    ラヴェル/ソナチネ 第2楽章 メヌエット/pf.佐野隆哉
    ソナチネ M.40 第2楽章 メヌエットMaurice Ravel

    とある雑誌主催の作曲コンクールのために書き上げられた『ソナチネ M.40』。

    のちにこの作品は、モーリス・ラヴェルが気に入っていたポーランド人の兄弟にささげられています。

    ソナチネ形式に従って作曲された第1楽章に続く第2楽章は、淡い雰囲気のメロディによって切なさ、寂しさ、嬉しさなどさまざまな感情を抱かせられる、美しい1曲。

    さらりと、しかし素っ気なくならず、楽譜の細かな表現に気を配りながら演奏するのがポイントです。

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      【モーリス・ラヴェル】名曲、代表曲をご紹介(31〜40)

      夜のガスパール, M. 55: II. 絞首台Maurice Ravel

      モーリス・ラヴェルが1908年に作曲したピアノ組曲『Gaspard de la nuit』の一曲で、ルイ・ベルトランの詩が描く荒涼とした情景を音で表現しています。

      この楽曲の大きな特徴は、遠くで鳴り響く鐘の音を表す同じ音が、冒頭から最後まで150回以上も執拗に反復される点です。

      この単調な響きに不気味な和音が重なり、聴く人を死の静寂が支配する瞑想的な世界へと誘います。

      演奏する側は、この厳格なテンポと響きのバランスを保たないと、作品の持つ壮絶な陰鬱さを損ないかねない曲です。

      本作はコンクールでも頻繁に取り上げられます。

      悲しみの底にある静かな美しさに触れたい時に弾いてみてはいかがでしょうか。

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        クープランの墓 第3曲 フォルラーヌMaurice Ravel

        ラヴェル: クープランの墓 3. フォルラーヌ pf.土師さおり:SaoriHaji
        クープランの墓 第3曲 フォルラーヌMaurice Ravel

        モーリス・ラヴェルが第一次世界大戦で戦死した知人を追悼する曲として作曲した『クープランの墓』の第3曲。

        全6曲それぞれ異なる人を思って作られており、この第3曲はバスク画家だった中尉にささげられています。

        「フォルラーヌ」とは、北イタリアを起源とする古典的舞曲のことで、「やや快活なテンポで」と指定されていますが、優雅な雰囲気ただよう楽曲となっています。

        舞曲らしい動きを感じる付点リズムや装飾音符をクリアに演奏し、快活な演奏に仕上げましょう。

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          シャブリエ風にMaurice Ravel

          シャブリエ風に(ラヴェル)Ravel – À la manière de… Emmanuel Chabrier – pianomaedaful
          シャブリエ風にMaurice Ravel

          モーリス・ラヴェルが「~風に」と名付けた作品は、『ボロディン風に』そしてこの『シャブリエ風に』の2曲。

          いずれも友人のアルフレード・カゼッラの依頼を受けて作曲されています。

          エマニュエル・シャブリエは『スペイン狂詩曲』の作曲者として知られるフランスの作曲家。

          『シャブリエ風に』からは『スペイン狂詩曲』のような快活さは感じられませんが、シャブリエらしい明るい雰囲気を味わえます。

          ペダルを効果的に使いながらも、音の粒がキラキラと際立つように演奏してみてくださいね!

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            ボロディン風にMaurice Ravel

            ボロディン風に(ラヴェル)Ravel – À la manière de… Borodine – pianomaedaful
            ボロディン風にMaurice Ravel

            リヒャルト・ワーグナーやクロード・ドビュッシーのパロディ作品を手掛けた作曲家そしてモーリス・ラヴェルの友人でもあったアルフレード・カゼッラの依頼を受けて作曲された、爽やかなワルツ形式の楽曲。

            『ボロディン風に』とあるように、ロシア5人組の一人であるアレクサンドル・ボロディンの作品を模倣した曲です。

            明快なメロディで耳なじみのよい作品ですが、快活なテンポを保ったまま跳躍を含む左手を弾くためには、正確に音をつかむ練習が必要です。

            ゆっくりのテンポで焦らず練習を積み重ねましょう。

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              夜のガスパール 第3曲「スカルボ」Maurice Ravel

              太田糸音/ラヴェル:夜のガスパール~第3曲:スカルボ
              夜のガスパール 第3曲「スカルボ」Maurice Ravel

              ラヴェルの作品のなかでも、屈指の難易度をほこると言われている作品『夜のガスパール 第3曲「スカルボ」』。

              前衛的な表現を作り上げたラヴェルですが、本作でもその個性はいかんなく発揮されており、速いパッセージや難しいオクターブが連発するなかで、細かい表現を達成しなければなりません。

              単純な難易度だけなら他の高難易度の曲に劣ることもあるものの、弾くのに精いっぱいの状態であれば、細かい表現を演出していくのは相当難しいといわざるをえません。

              表現力に自信のある方は、ぜひ取り組んでみてください。

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