【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽
「魔王」「アヴェ・マリア」をはじめ600を超える歌曲を遺したことから、「歌曲の王」と称されるオーストリアの作曲家、フランツ・シューベルト。
シューベルトは、代表作とされる多くの歌曲はもちろん、ピアノ独奏曲や交響曲、室内楽曲などを幅広く手掛けたことでも知られています。
本記事では、そんなシューベルトの作品のなかでも特に人気の高い楽曲や、コアなクラシックファンらが好む隠れた名曲を厳選!
生涯にわたって作曲活動を続けた音楽家の魂がこもった、珠玉の作品をご紹介します。
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【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(81〜90)
白鳥の歌 D957/965aFranz Schubert

シューベルトの死後に出版社や友人達が遺作の歌曲14曲をまとめた歌曲集です。
つまり、シューベルト自身が歌曲集として編んだわけではなく、14曲にまとまりがあるわけではありません。
第7曲目までがレルシュタープの詩、第8〜13曲目がハイネの詩、第14曲目がザイドルの詩に作曲されています。
特に第4曲目のセレナーデが有名で、色々な楽器用に編曲もされ、よく演奏されています。
歌唱はヘルマン・プライ、ピアノはジェラルド・ムーアです。
糸をつむぐグレートヒェン D118Franz Schubert

1814年、シューベルト17歳の時に作曲された歌曲です。
ゲーテの『ファウスト第一部』に曲を付けたものです。
シューベルトにとって初めてのゲーテ歌曲であるとともに、この曲をもってドイツ語で書かれた歌曲、ドイツ・リート誕生の瞬間とみなす解説もあります。
この詩には他にも、ワーグナー、シュポーア、ヴェルディなど、多くの作曲家が曲を付けています。
陰謀者 D787-序曲Franz Schubert

1823年作曲のオペラです。
最初のタイトル「陰謀者」では検閲にとおらず、「家庭戦争(謀反人)」との題に変更されました。
原作は、紀元前411年に書かれた、喜劇作家アリストパネースの「リューシストラテー(女の平和)」をもとに、フランツ・カステリが書いた喜劇をオペラ化したもので、戦争に反対する女性たちの、セックス・ストによる反戦運動が題材となっています。
反戦とありますが、とても明るい喜劇です。
4つの即興曲作品90Franz Schubert

ベートーベンが作曲技法の形式の整備をおこなった後に、ロマン派の時代が訪れます。
ロマン派初期の作曲家・シューベルトをロマン派の幕開けだという人もいます。
形式以上に、個人の感情を重んじた曲として、即興曲をあげることができます。
シューベルトメドレーFranz Schubert

その自由な転調や表題音楽の要素を取り入れた音楽性から歌曲の王と呼ばれるフランツ・シューベルトが残した名曲たちをまとめたメドレーです。
その伸びやかで自由な音楽が魅力的で、今でも世界的に愛されている作曲家です。
即興曲Op.90-3Franz Schubert

優美な旋律が特徴的な、フランツ・シューベルトの『即興曲Op.90-3』。
穏やかな流れの中で、抑揚をつけて情感豊かに演奏できるため、発表会の舞台でも聴き映えすること間違いなしの1曲です。
心地よいテンポの中で常に動き続ける左手の伴奏を正確にコントロールしながら、フレーズのつなぎやダイナミクスを意識して弾ければ、ワンランク上の演奏に!
中級からさらにステップアップしていきたいにとって必要な要素が詰まっている曲ですので、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(91〜100)
30の易しいメヌエットとトリオ 第8番Franz Schubert

『30の易しいメヌエットとトリオ』という題名なのですが、実は10曲が紛失しているため実際には『20の易しいメヌエットとトリオ』となってしまっている舞曲集で、シューベルトが10代の頃に作曲した作品です。
本稿で取り上げている第8番はトリオを挟んだメヌエットで曲の長さは2分に満たない程度、高度な技術がなくとも十分弾きこなせるはず。
スタッカートは歯切れがよく、スラーをなめらかに弾くことや意識して、表情を変えるトリオ部分とのコントラストなどを意識すれば表情もつけやすいのではないでしょうか。






