【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽
「魔王」「アヴェ・マリア」をはじめ600を超える歌曲を遺したことから、「歌曲の王」と称されるオーストリアの作曲家、フランツ・シューベルト。
シューベルトは、代表作とされる多くの歌曲はもちろん、ピアノ独奏曲や交響曲、室内楽曲などを幅広く手掛けたことでも知られています。
本記事では、そんなシューベルトの作品のなかでも特に人気の高い楽曲や、コアなクラシックファンらが好む隠れた名曲を厳選!
生涯にわたって作曲活動を続けた音楽家の魂がこもった、珠玉の作品をご紹介します。
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【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(71〜80)
4つの即興曲 Op.90 D899 第3番 変ト長調Franz Schubert

シューベルトが最晩年に作曲したピアノ独奏曲『4つの即興曲 Op.90』。
そのなかの第3番は、とても穏やかな美しい曲です。
亡くなる1年前に書かれたからか、その旋律からは、ふと死を悟ったかのような哀愁も感じられます。
たえまなく続く右手のアルペジオの上に美しいメロディが重なり、穏やかに進んでいく様子は、さらさらと流れる小川のよう。
ウィーンをこよなく愛していたシューベルト。
本曲を聴いていると、どことなくウィーンの森や街を流れるドナウ川が思い浮かぶような気がしませんか?
さすらい人の夜の歌 Ⅱ D768Franz Schubert

600以上の歌曲を遺した歌曲の王、フランツ・シューッベルト。
本作は、ゲーテの詩に基づいた静ひつな歌曲で、山の頂や木々、小鳥たちの静けさを描写し、人生の平安や死後の静寂を象徴する作品とされています。
シューベルトの繊細な音楽によって、詩の持つ内面的な平和を見事に表現されていますよね。
1822年に作曲され、1827年に出版されたこの曲は、その美しさとシンプルさから多くの人々に愛され続けています。
クラシック音楽に興味のある方はもちろん、心を落ち着かせたい方にもオススメの1曲です。
アヴェ・マリアFranz Schubert

清らかで美しい旋律ゆえに余りに有名な歌曲ですが、タイトルが「アヴェ・マリア」として一人歩きしているのは誤解に基づくものなのです。
実際は「エレンの歌 第3番」という曲名なのです。
元の歌詞は、ウォルター・スコットの詩「湖上の貴婦人」で、その貴婦人であるエレンが聖母マリアに助けを求めて祈る言葉なのです。
万霊節の連祷 D343Franz Schubert

1816年、シューベルト19歳の頃に作曲、ヤコービの詩に曲を付けたものです。
「万霊節」とはキリスト教の祭事で、死者の魂が帰ってくるとされる、日本のお盆に通じる行事です。
死者に対する、慈しみが込められた詩に、美しい音楽がつけられています。
死と乙女 D531Franz Schubert

1817年シューベルトが20歳の頃に作曲され、1821年に出版された歌曲です。
マティアス・クラウディウスの同名の詩に曲を付けたものです。
死を恐れ、死神を拒絶する少女と死神との対話が描写されています。
「弦楽四重奏曲第14番」の第2楽章にこの楽曲の主題が引用されています。
4つの即興曲 Op.90 D899 第1番 ハ短調Franz Schubert

オーストリア、ウィーン生まれの作曲家フランツ・シューベルトが1827年に完成させた本作は、深い感情表現と緻密な構成が特徴的。
荘厳でありながら内省的な雰囲気を持ち、重厚な和音の響きと旋律の美しさが際立っています。
シューベルト特有の叙情性が色濃く表れた本作は、古典派とロマン派をつなぐ重要な作品として、今でも多くのピアニストに愛されています。
クラシック音楽に興味のある方はもちろん、心に響く美しいメロディを求める音楽ファンにもオススメの1曲ですよ。
ミサ曲 第6番 変ホ長調 D950 第6曲「アニュスデイ」Franz Schubert

シューベルトは19世紀初頭のウィーンで活躍した作曲家フランツ・シューベルトが、亡くなる年に完成させた『ミサ曲第6番』。
その一部である『アニュスデイ』は、暗い調性から次第に明るさを増す展開が、死に向き合う作曲家の心情を映し出しているかのような雰囲気をたたえています。
神の慈悲を求める祈りの言葉に、シューベルト独自の美しい旋律が重なり、深い精神性と音楽的な美しさが際立た本作は、クラシック音楽に親しみのある方はもちろん、心に響く音楽をお探しの方にもオススメの1曲です。
交響曲 第2番 変ロ長調Franz Schubert

1814年から1815年、シューベルトが17歳から18歳の頃に作曲されました。
不安定さもあるものの、十代でこの楽曲を完成させてしまうという、シューベルトの神童ぶりと、若さならではの煌めきや、未来への希望を感じられる作品です。
交響曲 第3番 ニ長調 D200Franz Schubert

1815年作曲の、ニ長調の交響曲です。
全4楽章構成で、いずれの楽章も長調で書かれています。
まだ初期の交響曲なので、ハイドンを思わせるところも少なくありませんが、それでもシューベルトの個性も表れ始めており、第2楽章のアレグレットでは、14世紀のドイツ民謡である「マリアの子守歌」が主題にされていると言われています。
夕映えの中で D799Franz Schubert

オーストリアが誇る音楽家フランツ・シューベルトが残した、珠玉の歌曲作品の一つです。
夕映えを通じて神の創造の美しさを讃える、静謐な雰囲気の楽曲。
変イ長調の優美なメロディーと、ピアノの分散和音による伴奏が、聴く人の心に深い感動を与えます。
1824年または1825年に作曲されたこの曲は、詩人カール・ラッペの言葉に命を吹き込み、夕暮れの光景を通して人生の儚さや内面的な平安を探求しています。
自然の美しさに心を動かされる方や、静かな時間の中で人生を見つめ直したい方におすすめの一曲です。
【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(81〜90)
白鳥の歌 D957/965aFranz Schubert

シューベルトの死後に出版社や友人達が遺作の歌曲14曲をまとめた歌曲集です。
つまり、シューベルト自身が歌曲集として編んだわけではなく、14曲にまとまりがあるわけではありません。
第7曲目までがレルシュタープの詩、第8〜13曲目がハイネの詩、第14曲目がザイドルの詩に作曲されています。
特に第4曲目のセレナーデが有名で、色々な楽器用に編曲もされ、よく演奏されています。
歌唱はヘルマン・プライ、ピアノはジェラルド・ムーアです。
糸をつむぐグレートヒェン D118Franz Schubert

1814年、シューベルト17歳の時に作曲された歌曲です。
ゲーテの『ファウスト第一部』に曲を付けたものです。
シューベルトにとって初めてのゲーテ歌曲であるとともに、この曲をもってドイツ語で書かれた歌曲、ドイツ・リート誕生の瞬間とみなす解説もあります。
この詩には他にも、ワーグナー、シュポーア、ヴェルディなど、多くの作曲家が曲を付けています。
陰謀者 D787-序曲Franz Schubert

1823年作曲のオペラです。
最初のタイトル「陰謀者」では検閲にとおらず、「家庭戦争(謀反人)」との題に変更されました。
原作は、紀元前411年に書かれた、喜劇作家アリストパネースの「リューシストラテー(女の平和)」をもとに、フランツ・カステリが書いた喜劇をオペラ化したもので、戦争に反対する女性たちの、セックス・ストによる反戦運動が題材となっています。
反戦とありますが、とても明るい喜劇です。
即興曲Op.90-3Franz Schubert

優美な旋律が特徴的な、フランツ・シューベルトの『即興曲Op.90-3』。
穏やかな流れの中で、抑揚をつけて情感を豊かに演奏できるため、発表会の舞台でも聴き映えすること間違いなしの1曲です。
心地よいテンポの中で常に動き続ける左手の伴奏を正確にコントロールしながら、フレーズのつなぎやダイナミクスを意識して弾ければ、ワンランク上の演奏に!
中級からさらにステップアップしていきたいにとって必要な要素が詰まっている曲ですので、この機会にチャレンジしてみてはいかがでしょうか?
鱒(リスト編曲)Franz Schubert

フランツ・シューベルトの歌曲が、フランツ・リストによってピアノ独奏用に編曲された作品です。
清らかな川で泳ぐ鱒と、それを狙う釣り人の物語を通じて、人生の教訓を伝えています。
リストは原曲の美しさを損なうことなく、ピアノならではの華麗な技巧を加えました。
川の流れや鱒の動きを連想させるアルペジオや装飾音が効果的に使われており、視覚的な情景が音楽で表現されています。
自然の美しさや人間社会の教訓に興味がある方、ピアノの技巧的な演奏を楽しみたい方におすすめの1曲です。



