【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽
「魔王」「アヴェ・マリア」をはじめ600を超える歌曲を遺したことから、「歌曲の王」と称されるオーストリアの作曲家、フランツ・シューベルト。
シューベルトは、代表作とされる多くの歌曲はもちろん、ピアノ独奏曲や交響曲、室内楽曲などを幅広く手掛けたことでも知られています。
本記事では、そんなシューベルトの作品のなかでも特に人気の高い楽曲や、コアなクラシックファンらが好む隠れた名曲を厳選!
生涯にわたって作曲活動を続けた音楽家の魂がこもった、珠玉の作品をご紹介します。
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【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(91〜100)
《高雅なワルツ》op.77Franz Schubert

ロマン派を代表する作曲家フランツ・シューベルトのピアノ舞曲をご紹介します。
1827年に作曲された『高雅なワルツ集』は、12曲のレントラーから成る優雅な作品です。
友人との集いで生まれたこの曲は、ウィーンの社交界の雰囲気を感じさせます。
演奏時間は約12分と短めで、親しみやすい旋律が特徴。
ピアノを始めたばかりの方にもおすすめです。
各曲は自由に組み合わせられるので、好みの曲だけを弾くことも可能です。
シューベルトの魅力がたっぷりの本作で、ウィーンの華やかな舞踏会気分を味わってみてはいかがでしょうか。
「アルバムの綴り」 D.844 ト長調Franz Schubert

シューベルトは気の置けない友人たちの前でピアノを演奏して、その中からさまざまな舞曲などが生まれたという話は今回の記事でも何度か説明していますが、そういった集まりは「シューベルティアーデ」と呼ばれていたそうです。
こちらの『「アルバムの綴り」D.844 ト長調』は「シューベルティアーデ」時期の最後の方、シューベルトの作品が世間に認められた頃の1825年頃に作曲された作品。
1分半にも満たない短い曲なのですが、静謐な雰囲気で軽やかなアルペジオも登場しませんし、地味に感じるかもしれません。
しかし、こういう曲の雰囲気を引き出せればピアニストの表現力も向上すると言えましょう。
『12のワルツ、17のレントラーと9つのエコセーズ D145 Op.18』より「ワルツ 第6番」Franz Schubert

フランツ・シューベルトの作品の中でも、ピアノ初級者が挑戦しやすい作品とされている『12のワルツ、17のレントラーと9つのエコセーズ D145 Op.18より ワルツ第6番』。
終始ゆったりとしたワルツのリズムのまま、短調と長調が交互に変化しつつ、再び穏やかな長調に落ち着きます。
左手の伴奏が跳躍しているため、ペダルを上手に使ってなめらかに仕上げることが大切です!
「ペダル使いにまだ慣れてない」という方は、左手とペダルで練習してから、右手のメロディーを加えてみてくださいね!
『白鳥の歌』第4曲「セレナーデ」Franz Schubert

「歌曲の王」とも称されるシューベルトは、現在も愛され続けている『野ばら』や『魔王』といった歴史的な名作を多く世に送り出したことでも知られています。
シューベルトの歌曲をピアノ独奏用に編曲した楽譜も多く、発表会などで実際に披露したことがあるという方も多いでしょう。
本稿ではシューベルトの遺作を亡くなった後でまとめた歌曲集『白鳥の歌』の中から、特に有名な『セレナーデ』を紹介します。
あまりにも切なく美しいメロディが頭に入っているだけでも取っ掛かりやすいですし、左手はベース部分を堅実にこなしつつ基本的な4分の3拍子のリズムをしっかりと身に付けることがポイントです。
初級の上、中級者に手が届きそうといったレベルの方であれば十分こなせる内容ですから、ぜひ揺れ動く感情を全身で表現してほしいですね。
アルペジョーネとピアノのためのソナタ イ短調 D821Franz Schubert

フランツ・シューベルトが1824年にウィーンで作曲した室内楽曲『アルペジョーネとピアノのためのソナタ イ短調 D821』。
アルペジョーネは、1823年から1824年の間に発明された6弦の弦楽器で、シューベルトが亡くなる頃には楽器自体が廃れていたため、本作品は今日に至るまでチェロやビオラ、ギターなどで演奏され親しまれてきました。
アルペジョーネは弓を使って演奏する楽器だったため、ギターでの演奏はシューベルトが意図したものとは異なるかもしれません。
しかし、この曲が持つもの悲しい雰囲気は、ギターの素朴な音色と相性抜群です。
アレグレット ハ短調 D 915Franz Schubert

ロマン派の旗手として知られるフランツ・シューベルトの小品をご紹介します。
友人の旅立ちに際して書かれたこの曲は、別れの情感と深い感動に溢れています。
三部形式で構成され、ハ短調の主部と変イ長調の中間部が織りなす繊細な調和が印象的です。
ベートーヴェンの影響を感じさせる旋律や、シューマンやブラームスを予感させる響きも魅力的ですね。
1827年4月に作曲されたこの曲は、ベートーヴェンへの追悼の想いも込められているかもしれません。
ピアノを始めたばかりの方でも、右手と左手が同じように動くことが多く、ずれて動くところはゆっくり練習すれば弾けるようになりますよ。
シューベルトの世界に触れてみたい方におすすめの一曲です。
アンダンテ ハ長調 D29Franz Schubert

『アンダンテ ハ長調 D29』は1812年、シューベルトがまだ15歳前後という若さで作曲された作品です。
わざわざ楽譜に「1812年9月9日」と書かれていたそうで、いつの日に書かれたのかが作者本人の手で明確に示されているという初期のシューベルトの作品では珍しい楽曲でもあるのですね。
ピアノの基本的な技術が身についていればそれほど問題なく弾きこなせるはずですが、臨時記号がやや多く初心者の方にはやや戸惑う面もあるかもしれません。
主題となるメロディが繰り返されていることもあって、一度覚えてしまえばスムーズに弾けますから繰り返し練習してみましょう。






