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【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽

「魔王」「アヴェ・マリア」をはじめ600を超える歌曲を遺したことから、「歌曲の王」と称されるオーストリアの作曲家、フランツ・シューベルト。

シューベルトは、代表作とされる多くの歌曲はもちろん、ピアノ独奏曲や交響曲、室内楽曲などを幅広く手掛けたことでも知られています。

本記事では、そんなシューベルトの作品のなかでも特に人気の高い楽曲や、コアなクラシックファンらが好む隠れた名曲を厳選!

生涯にわたって作曲活動を続けた音楽家の魂がこもった、珠玉の作品をご紹介します。

【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(41〜50)

4つの即興曲 Op.90-3Franz Schubert

澄み渡る音色と繊細な表現が心を打つシューベルトの名作。

1827年に作曲された『4つの即興曲 Op.90』の第3番は、シューベルトの円熟期の作品として知られています。

長い旋律が途切れることなく流れ、祈りのような静寂さを感じられます。

ピアノ1台で奏でられる音色の中に、シューベルトの豊かな感性と深い情感が込められています。

心洗われるような美しい旋律は、日々の喧騒から離れ、穏やかな時間を過ごしたい方におすすめ。

秋の夜長に、ゆったりと耳を傾けてみてはいかがでしょうか。

【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(51〜60)

「白鳥の歌」より第4曲「セレナーデ」Franz Schubert

うつうつとした気分、壁にぶつかった時に聴きたい曲。

仕事や学業、家庭など、生活上いろいろな問題に出会います。

解決の手を打たなければいけませんが、何より気持ちがきゅうしてしまいますね。

忙しい中でひと息つくひまもなく、いつの間にかエネルギーを消耗していたことに気付きます。

そんな時、この曲のせつなく悲しい旋律が手を止めて休むきっかけになります。

考えるのは必要です。

でもひとまずはこの曲の世界に身をゆだねて落ち着きませんか。

アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821Franz Schubert

Franz Schubert : Sonata for arpeggione & fortepiano – 1. Allegro moderato
アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821Franz Schubert

フランツ・シューベルト作曲の『アルペジョーネ・ソナタ イ短調 D821』です。

1824年にウィーンのギター製造者ヨハン・ゲオルク・シュタウファーによって発明された、チェロを小ぶりにしたような6弦の弦楽器「アルペジョーネ」のために作られた曲です。

しかし、出版された1871年にはアルペジョーネが廃れていたため、チェロやヴィオラ、コントラバスで演奏されるようになりました。

ソナチネ イ短調Franz Schubert

Schubert Sonata in A Minor D385 – Patricia Kopatchinskaja & Fazıl Say
ソナチネ イ短調Franz Schubert

歌曲で名が知られているシューベルトですが、バイオリンの曲にも数々手がけています。

ソナチネとは、ソナタ形式から成り立っているもののソナタに比べ音構成が簡潔に作られている曲のことなのです。

簡潔とは言えど、掛け合いに大変凝っているのでソナタ以上のクオリティを感じます。

即興曲 Op.90-4Franz Schubert

即興曲 変イ長調 作品90−4(シューベルト)Schubert – Impromptu in A flat major, Op. 90 No. 4 – pianomaedful
即興曲 Op.90-4Franz Schubert

優雅な旋律と情感豊かなハーモニーが魅力の、フランツ・シューベルトの即興曲。

1827年に作曲されたこの作品は、シューベルトの円熟期を象徴する名曲として知られています。

アルペジオから始まり、中間部では調性が変化していくなど、聴き手を幻想的な音楽の旅へと誘います。

はかなくも力強い旋律が、演奏者の表現力をさらに引き上げてくれるでしょう。

ピアノの技術を磨きたい方にもオススメの1曲です。

弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D 810「死と乙女」第4楽章Franz Schubert

String Quartet No. 14 in D Minor, D. 810 “Death and the Maiden”: IV. Presto
弦楽四重奏曲 第14番 ニ短調 D 810「死と乙女」第4楽章Franz Schubert

シューベルトがこの作品を書き始めたと言われている1824年の前年は、体調不良に苦しみ、その影響からか4楽章全てが短調で書かれ、悲しげなムードが顕著に現れている1曲です。

この曲が正式に発表されたのは、シューベルトがなくなってから2年半後のことでした。

切迫したタランテラ風のフィナーレは、ドラマティックなメロディが随所に盛り込まれており、とても迫力のある曲調が印象的です。

第2楽章に自身が作曲した有名歌曲『死と乙女』の旋律を引用していることから、この曲も「死と乙女」という名で親しまれています。

ピアノ・ソナタ 第21番 変ロ長調 D960 3楽章 アレグロ・ヴィヴぁー©げデリカテッツァFranz Schubert

珠玉の旋律が心を解き放つ名作。

1828年9月に完成した本作は、第3楽章で軽やかな中にも繊細さを併せ持つ楽曲構造が魅力的です。

8小節の主題が巧みに展開され、転調を重ねながら、明るい変ロ長調から同主調の変ロ短調へと移り変わる情感が豊かな響きが印象的です。

独特の拍節感と和声進行によって生み出される陰影のある旋律は、聴く者の心に深い感動を与えます。

フランツ・シューベルトが創意工夫を凝らした転調技法やリズム処理の妙技が随所に光る本作は、クラシック音楽の深い味わいを求める方や、ピアノ音楽の構造的な美しさに魅了される方におすすめの一曲です。