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【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽

「魔王」「アヴェ・マリア」をはじめ600を超える歌曲を遺したことから、「歌曲の王」と称されるオーストリアの作曲家、フランツ・シューベルト。

シューベルトは、代表作とされる多くの歌曲はもちろん、ピアノ独奏曲や交響曲、室内楽曲などを幅広く手掛けたことでも知られています。

本記事では、そんなシューベルトの作品のなかでも特に人気の高い楽曲や、コアなクラシックファンらが好む隠れた名曲を厳選!

生涯にわたって作曲活動を続けた音楽家の魂がこもった、珠玉の作品をご紹介します。

もくじ

【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(101〜120)

野ばらFranz Schubert

野ばら / Franz Peter Schubert : ピアノ(ソロ) / 初級
野ばらFranz Schubert

『野ばら』は、ドイツの詩人ヨハン・ヴォルフガング・フォン・ゲーテの詩に、フランツ・シューベルトが曲をつけて歌曲にした作品。

日本でもよく知られており、学校のチャイムや電車の発車メロディーに使用されています。

「わらべは見たり」で始まる日本語の歌詞で歌ったことのある方も、多いのではないでしょうか?

もとの歌曲がとてもシンプルなメロディーのため、ピアノでも演奏しやすい作品です。

野に咲く野ばらのかわいらしさをイメージしながら、やさしく弾いていきましょう。

Franz Schubert

Schubert: “Die Forelle” (Fischer-Dieskau, Moore)
鱒Franz Schubert

フィッシャー・ディースカウ、ジェラルド・ムーアによる名歌曲集に収録されています。

交響曲からピアノ曲にわたり幅広く作曲しましたが、特にドイツ・リートでは突出し、その質と量の高さから「ドイツ歌曲の王」と呼ばれています。

4つの即興曲 D.935, op.142Franz Schubert

Aimi Kobayashi plays Schubert: 4 Impromptus, Op. 142, D. 935: No. 4 in F Minor
4つの即興曲 D.935, op.142Franz Schubert

『ピアノ協奏曲 イ短調 作品54』は、シューマン作曲です。

激しいなかにもおだやかさがある曲です。

シューマンらしい、気品ある旋律に心を奪われてしまいそうな、素晴らしい協奏曲です。

チャイコフスキーや、有名なピアノ協奏曲とはまたひと味違う作品になっています。

聴き比べてみるのも楽しいと思いますよ。

ぜひ聴いてみてくださいね。

シューベルトの子守唄Franz Schubert

シューベルトの子守唄は、シューベルトが15歳の時に亡くなった母へ思いを込めて作られた、母への愛と感謝が伝わってくる有名な曲です。

母から子への愛、そして子から母へ感謝とともに贈られた双方向の愛の歌ですね。

即興曲 変ホ長調 Op.90-2Franz Schubert

即興曲 変ホ長調 作品90−2(シューベルト)Schubert – Impromptu in E flat major Op. 90 No. 2
即興曲 変ホ長調 Op.90-2Franz Schubert

シューベルトが晩年に残した『4つの即興曲 Op.90』。

第2曲目のOp.90-2は、この中でも特にピアノ発表会やコンクールで取り上げられる機会の多い作品です。

波のように上下する三連符の右手は、まるでツェルニーのような練習曲のよう!

正確な指のコントロールや腕の脱力など、基礎的な技術が求められます。

音楽的にも美しい作品ですが、ピアノを弾いていくうえで身に付けておくべき要素が詰まっている曲なので、これからステップアップして上級の難曲にも挑戦していきたいという方は、その過程でぜひチャレンジしてみてくださいね!

SerenadeFranz Schubert

Shubert Serenade (arr. Liszt) – Beka Lagadze
SerenadeFranz Schubert

『セレナーデ』として知られているこちらの名曲は、オーストリアが生んだ天才作曲家、フランツ・シューベルトによる有名な作品です。

3人の詩人による14の歌曲から構成される、シューベルトの遺作をまとめた『白鳥の歌』の第4曲目にあたる楽曲であり、シューベルトの作品の中でも特に有名なものの1つですよね。

恋人への切実な思いが描かれる歌詞は実に情熱的かつロマンチックで、その歌詞に見合った美しい旋律は一度くらいは耳にしたことがあるのではないでしょうか。

ハンガリー出身の著名な作曲家、フランツ・リストがこの楽曲をピアノ独奏用に編曲したバージョンもあり、こちらも現代にいたるまで親しまれています。

社交ダンス向けのオムニバスCDなどにもよく選ばれる楽曲ですし、クラシック音楽特有の優美な旋律と合わせて踊りたい、という方もぜひ挑戦してみてはいかがでしょうか。