RAG MusicClassic
素敵なクラシック
search

【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽

「魔王」「アヴェ・マリア」をはじめ600を超える歌曲を遺したことから、「歌曲の王」と称されるオーストリアの作曲家、フランツ・シューベルト。

シューベルトは、代表作とされる多くの歌曲はもちろん、ピアノ独奏曲や交響曲、室内楽曲などを幅広く手掛けたことでも知られています。

本記事では、そんなシューベルトの作品のなかでも特に人気の高い楽曲や、コアなクラシックファンらが好む隠れた名曲を厳選!

生涯にわたって作曲活動を続けた音楽家の魂がこもった、珠玉の作品をご紹介します。

【フランツ・シューベルトの名曲】歌曲王が遺した珠玉のクラシック作品。おすすめのクラシック音楽(61〜70)

弦楽四重奏曲 第13番 Op.29 D804「ロザムンデ」Franz Schubert

シューベルト:弦楽四重奏曲第13番 イ短調 《ロザムンデ》 D804 第2楽章
弦楽四重奏曲 第13番 Op.29 D804「ロザムンデ」Franz Schubert

1824年に作曲された作品です。

当時のシューベルトは体調を崩し、人生に悲観的になっており、この楽曲も当時のシューベルトの心情が感じられるような全体的に暗い情感が漂います。

シューベルトが存命中に出版された唯一の弦楽四重奏曲です。

「ロザムンデ」という通称は、シューベルトが作曲した同名の劇音楽の主題を、この楽曲に引用したことに由来しています。

『34の感傷的なワルツ D 779 Op.50』より13番Franz Schubert

弾きやすく親しみやすい34曲のワルツで構成された『34の感傷的なワルツ D 779 Op.50』。

13番は、明るさと華やかさ、穏やかさを兼ね備えた、弾いていて心地よさをおぼえる作品です。

3拍子の型にしっかりはめるのではなく、音の起伏に合わせてテンポを揺らして表現を工夫することで、ワンランク上の演奏に仕上がります。

美しいメロディーラインがしっかり響くよう、左右のバランスをしっかりとりながら、ペダルを効果的に使って演奏しましょう。

鱒(リスト編曲)Franz Schubert

ます(シューベルト歌曲トランスクリプション S.564)(リスト)
鱒(リスト編曲)Franz Schubert

フランツ・シューベルトの歌曲が、フランツ・リストによってピアノ独奏用に編曲された作品です。

清らかな川で泳ぐ鱒と、それを狙う釣り人の物語を通じて、人生の教訓を伝えています。

リストは原曲の美しさを損なうことなく、ピアノならではの華麗な技巧を加えました。

川の流れや鱒の動きを連想させるアルペジオや装飾音が効果的に使われており、視覚的な情景が音楽で表現されています。

自然の美しさや人間社会の教訓に興味がある方、ピアノの技巧的な演奏を楽しみたい方におすすめの1曲です。

万霊節の連祷 D343Franz Schubert

Hulda Lashanska_ Schubert : ” LITANEI ” 連祷 D.343
万霊節の連祷 D343Franz Schubert

1816年、シューベルト19歳の頃に作曲、ヤコービの詩に曲を付けたものです。

「万霊節」とはキリスト教の祭事で、死者の魂が帰ってくるとされる、日本のお盆に通じる行事です。

死者に対する、慈しみが込められた詩に、美しい音楽がつけられています。

死と乙女 D531Franz Schubert

Schubert: Der Tod und das Mädchen 死と乙女(シューベルト)
死と乙女 D531Franz Schubert

1817年シューベルトが20歳の頃に作曲され、1821年に出版された歌曲です。

マティアス・クラウディウスの同名の詩に曲を付けたものです。

死を恐れ、死神を拒絶する少女と死神との対話が描写されています。

「弦楽四重奏曲第14番」の第2楽章にこの楽曲の主題が引用されています。

水の上で歌う Op.72 D774Franz Schubert

『水の上で歌う』Auf dem Wasser zu singen D774 Franz Schubert
水の上で歌う Op.72 D774Franz Schubert

1823年、シューベルト26歳のときに作曲された歌曲です。

詩人でもある、貴族のシュトルベルク伯爵の詩に曲を付けたものです。

夕暮れの舟遊びに、運命に弄ばれる人間の人生や、移ろいゆく人生の幸せに潜む憂いを重ねた詞に、美しいメロディーが流れるように乗っていきます。

4つの即興曲 Op.142 D935 第1番 ヘ短調Franz Schubert

シューベルト/即興曲集 第1番 ヘ短調,D935,Op.142/演奏:今井顕
4つの即興曲 Op.142 D935 第1番 ヘ短調Franz Schubert

シューベルトが最晩年に作曲したピアノ独奏曲『4つの即興曲 Op.142』。

第1番は、展開部を欠いたソナタ形式となっています。

短調、かついきなり下降音型で始まる冒頭は、この曲の不安さや暗さを感じさせます。

しかし中間部は長調への転調とともに雰囲気がガラリと変わり、暗闇から一筋の光が降り注ぐかのような幻想的な雰囲気に。

その後再び冒頭の不安を感じさせる主題が戻り、最後は悲しみのなかに沈んでいきますが、全体的に穏やかで美しい作品となっています。