夏に聴きたいバラード|切なさに寄り添う珠玉のサマーソング
プールや海に行ったり、バーベキューをしたり、音楽フェスに行ったり……夏には楽しいことがたくさんありますよね。
そうした開放的で楽しい季節だからこそ、ふと寂しくなったり、切なさを感じたりすることもあるのではないでしょうか?
この記事では、夏の切ない気持ちに寄り添ってくれる、しっとりとしたバラードソングを紹介します。
夏の終わりの寂しさを込めた曲や、恋愛や失恋をテーマにした楽曲など、センチメンタルな気持ちがふとやってきたとき、あなたを包み込んでくれる温かい曲ばかりです。
ぜひ聴いてみてくださいね!
夏に聴きたいバラード|切なさに寄り添う珠玉のサマーソング(51〜60)
熱帯夜SHISHAMO

2015年にリリースされたSHISHAMOの『熱帯夜』は、夏の夜に会いたいあの人への気持ちを歌ったバラードソングです。
好きな人を困らせたくないけど、どうしても会いたい時ってありますよね。
とくに夜はなんとなく寂しくなったりして、つい電話してしまったり……。
この曲も好きな人を思い出して「会いたいけど、困らせるかな」と迷う気持ちがリアルに描かれています。
楽曲としてとてもシンプルなので、夜に聴く曲としてピッタリ!
電話する勇気が出ない時に聴けば思いきってコールできるかも?
夜明けと蛍ナブナ

アコギの伴奏が印象的なこの曲は、現在はヨルシカとして活躍しているn-bunaさんがボカロPとしてリリースした楽曲。
内省的で負の感情を吐露するかのごとくつづられた歌詞は、比喩的な表現も多いので聴く人それぞれによって異なった自分だけの解釈で捉えられそうですよね。
それでもなお楽曲のあちらこちらから切なさやはかなさがあふれ出しており、それらの一つひとつが夏という眩しい季節と対照的にいっそう浮き彫りになっています。
風に薫る夏の記憶AAA

夏に始まった恋をテーマにしたAAAらしいダンサブルなビートが印象的なミドルバラードです。
浴衣や夏祭り、海と砂浜など、夏らしい風景が歌詞の中にたくさん登場してきて、ご自身の夏の思い出とリンクしてしまうという方もいらっしゃるかもしれませんね。
そうした夏らしいシーンを描きながら、大切な人への真っすぐな気持ちがつづられています。
しかし、歌詞の最後には、今はもう別れてしまったことを思わせるような描写もあって、どこか切なさを感じさせます。
TSUNAMIサザンオールスターズ

切なくそして美しい愛を描いた、サザンオールスターズの名曲『TSUNAMI』。
爽やかで熱いサマーソングの多いサザンですが、この曲はしっとりと優しいバラードナンバーに仕上がっています。
バラエティ番組『ウンナンのホントコ!』での番組企画『未来日記III』のテーマソングや、ドラマ『元カレ』の挿入歌に起用されるなど、多くの場面でこの曲が使われてきました。
失恋ソングのようにも思えたり、過去の恋愛を振り返っているようにも思われたりと、聴く人によってさまざまなとらえ方ができるこの曲。
夏は恋の季節ともよく言われていますが、あなたの夏の恋愛と重ね合わせて歌詞の解釈をいろいろとめぐらせてみるのもいいかもしれませんね!
どんどん壮大になっていくメロディに、聴けば聴くほど心をつかまれる名曲です。
時間よ止まれ矢沢永吉

矢沢永吉さんのファンであれば夏ソングとしてこの曲は外せないのでは?
『時間よ止まれ』は1978年にリリースされた5枚目のシングルでリリース当時は資生堂のCMソングに起用、2017年にもサントリーBOSSのCMソングとして耳にしたこともある方も多いはず。
男っぽさを感じる楽曲が人気の矢沢永吉さん、この曲は夏の切ない、ちょっとセンチメンタルな男心が歌われています。
矢沢永吉さんと同年代の男性の方はもちろん、若い方が聴いてもグッときてしまうのではないでしょうか。