この記事では、「あ」から始まるタイトルのボカロ曲をたくさん紹介していきますね!
「あ」から始まる言葉といえば、「愛」「青」「赤」のほか、打ち消しを表す接頭語が付いた「アン〇〇」という言葉もありますね。
ボカロが好きな方であれば、これらの言葉を見ただけで「あ、あの曲!!」と「あ」から始まるタイトルをいくつも思いついたかもしれません。
今回は有名な曲から隠れた名曲まで幅広く選びましたので、ぜひ新たな曲との出会いも楽しみながら、じっくりと記事をご覧ください。
「あ」から始まるタイトルのボカロ曲まとめ(1〜10)
愛属性NEW!ピノキオP

恋愛感情の多面性をエレクトロポップに乗せて描き出した、ピノキオピーさんらしい作品です。
好意が無敵になるほど強い、かと思えば、わずかなズレが毒に変わってしまう。
純愛なのか、狂愛なのか、その境界線はどこにあるのか。
まるでゲームのパラメーターのように揺らぐ愛の属性を、キャッチーなメロディーと電子音で包み込んだ楽曲です。
恋愛のもつ不安定さを冷静に見つめ直したいときにぴったり。
あくむのひかり香椎モイミ

美しさと重さが共存している作品です。
『キャットラビング』のヒットでも知られているボカロP、香椎モイミさんの楽曲で、2025年9月に公開されました。
本作は痛みや依存をテーマに、自分の存在意義を問いながら他者との関係に苦しむ主人公の姿を描いています。
その救いを求めるさけびを表現した初音ミクの歌声が、感情的で切ないんですよね。
ぜひじっくりと物語にひたってみてください。
秋に落ちる。ウノカ

秋という季節の、少しずつ空気が冷たくなっていくあの感じを音で表現すると、こうなるのでしょう。
ボカロP、ウノカさんによる楽曲で、2020年11月に公開されました。
秋の寂しさを映し出すようなバラード調のメロディーや、初音ミクのはかなげな歌声、そのどれもが心に染みます。
過ぎゆく季節への切ない思いが胸にぎゅっと締め付けられるんですよね。
人恋しくなる秋の夜長、あなたの心にそっと寄り添ってくれる1曲ではないでしょうか。
あいしていたのにMARETU

荘厳なオルガンの音が鳴り響いたかと思えば、心の奥底から湧き上がってきたような不穏な音が重なりだし……MARETUさんによる2023年7月の作品は、誰もが足を踏み入れたくない深い感情の世界へと導きます。
愛する人への裏切られた怒りと悲しみが、初音ミクのつぶやきのような歌声とともに胸をえぐってくるんです。
サウンド面ではオルガン、不協和音、さまざまな音を織り交ぜながら緊張感をかき立てます。
失恋の痛みに苦しむ人、心の奥にある闇と向き合ってみたい人に、響くはずです。
アンビバレンスダンスいずん≒

現実と幻想が入り混じる、不思議な世界観に引き込まれる作品です。
ボカロP、いずん≒さんによる楽曲で2025年8月に公開。
この楽曲は、教室にいる少年の憂鬱と、彼を誘う少女の狂気が交錯するストーリー仕立てになっています。
相反する感情が渦巻く歌詞にスウィングジャズ調のでスリリングなサウンドがぴたりと合致。
聴き進めていくうちいつのまにかその世界から抜け出せなくなっちゃうんですよね。
退屈な日常から抜け出したいときにぜひ。
秋の詩Vintage

過ぎゆく季節の穏やかさと寂しさを音で描いてます。
音楽・映像制作を手がけるクリエイターユニットVintageによる楽曲で、2021年に公開されました。
木瀬のんさんが手がけたさわやかなサウンドと、AIきりたんの澄んだ歌声が心に染み渡ります。
「この記憶を大切にしながら生きていくんだ」そんな主人公の思いが伝わってくる歌詞は、郷愁をあおられる仕上がり。
赤く染まる景色を眺めながら、物思いにふけるひとときに聴いてみてはいかがでしょう。
アキサメ雨の介

しとしとと降る秋の雨が、センチメンタルな気持ちを運んでくるようです。
ボカロP、雨の介さんによる楽曲で、2020年9月に公開されました。
初音ミクの繊細な歌声がロック調のクールなサウンドに乗って届きます。
そして歌詞からは、秋雨の日に過ぎ去った日々を懐かしむ、切なくも温かい感情が伝わってきます。
洒落たなコード感が物悲しさと爽やかさを見事に両立させているんです。
季節の変わり目に寂しさを感じたときに、ぜひ。






